新玉ねぎの保存方法・期間は?冷凍・冷蔵で日持ちのコツや保存食レシピも紹介!
【野菜ソムリエ監修】新玉ねぎの正しい保存方法を知っていますか?今回は、新玉ねぎを〈丸ごと・半分カット・スライス〉別に〈冷凍・冷蔵・常温〉で日持ちする保存方法を保存期間とともに紹介します。新玉ねぎの保存食レシピや賞味期限切れで腐るとどうなるのかも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
①半分カットした場合は冷蔵保存がおすすめ
新玉ねぎは皮を剥いて切ると断面から水分が出て腐りやすくなるため、切ったものはなるべく早めに使い切るのが理想です。半分に切った新玉ねぎを数日のうちに使い切る場合は、冷蔵庫の野菜室に入れて保存してください。
使いかけの新玉ねぎを冷蔵で保存する際には、切った断面が空気に触れないようにしっかりとラップで包み、断面を上に向けて野菜室で保存します。このように保存すると、2日から3日程度まで日持ちさせることができます。
②スライスは冷凍保存が一番日持ちする
スライスした新玉ねぎは水に浸して冷蔵室で保存することもできますが、冷凍室で保存するとより日持ちさせることができます。スライスした新玉ねぎを冷凍する場合は、スライスした新玉ねぎを使い切れる分だけ分けてラップに包み、密閉保存袋に入れて冷凍室に入れてください。冷凍した新玉ねぎの賞味期限は、およそ1カ月程度です。
冷凍した新玉ねぎは解凍すると歯ごたえが悪くなるため、サラダなどには使わずに凍ったまま加熱調理するのがおすすめです。新玉ねぎを冷凍することで繊維が破壊されて火が通りやすくなるため、短時間で飴色玉ねぎを作れるメリットもあります。
新玉ねぎの賞味期限が切れて腐るとどうなる?
腐った新玉ねぎの特徴は、以下の通りです。
・皮にぬめりがある
・臭い匂いがする
・表面にカビが生える
・切った断面の色が茶色や黒色に変わる
・芽の部分が柔らかくなる
新玉ねぎが腐っているかどうかを見分けるには、見た目や臭い、触った感触などで判断することができます。新玉ねぎが腐ると、水気が増し発芽する部分が柔らかくなってぬめりが出たり、強烈な腐敗臭がしたりすることがあります。
また、新玉ねぎの表面に黒色や白色のカビが生えたり、玉ねぎが茶色や黒色に変色したりしている場合も傷んでいるサインです。このような状態になった新玉ねぎを誤って口にすると、食中毒を起こす恐れがあるため気を付けてください。
ふじかわなおこ
野菜ソムリエ
全体的に腐敗が進んでいる場合は食べられませんが、ごく一部分が柔らかくなっているといった場合はそこを大きめに取り除けば食べることが可能です。調理前にしっかり観察して他に傷んでいる部分がないかどうか目と鼻でチェックするようにしましょう。
新玉ねぎの保存食レシピ
新玉ねぎはなるべく早く使い切るのが理想ですが、たくさん購入して消費しきれない場合は保存食として調理するのがおすすめです。ここからは、新玉ねぎを使ったおすすめの保存食レシピを3品紹介します。
①新玉ねぎのドレッシング
摩り下ろした新玉ねぎに調味料を加えて作ったドレッシングのレシピです。新玉ねぎのみずみずしさと甘味を味わうことができ、新玉ねぎを生食するのが苦手な方も食べやすいでしょう。
②新玉ねぎのピクルス
新玉ねぎを甘酢に漬けて作るピクルスのレシピです。日持ちしない新玉ねぎも、ピクルス液に漬けこめば保存期間を延ばすことができます。ハーブやカレー粉などを入れてアレンジして作るのもおすすめです。