鯛の保存法は冷凍が一番?冷蔵でも日持ちする?そのまま保存するのはNG?
鯛の日持ちする保存方法を知っていますか?冷凍が一番なのでしょうか?今回は、鯛の〈冷凍・冷蔵〉での保存方法や日持ち期間のほか、冷凍した場合の解凍のコツ・調理法のおすすめも紹介します。鯛の賞味期限切れの特徴や活用レシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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鯛の正しい保存方法は?冷凍が一番?
鯛といえばお祝いの席で食べる高価なイメージがありますが、スーパーでは特に切り身は比較的安価に手に入るため購入する機会も多い食材です。しかし、切り身や刺身を買ったその日に調理しなかったり、鯛一匹は大きすぎて食べきるのに困ってしまうこともあるのではないでしょうか。ここでは鯛の正しい保存方法について紹介します。
鯛の冷凍での保存方法・期間は?
鯛を食べきれず冷凍する場合、冷凍焼けにより鯛の味が落ちてしまったり、生臭さ、食感がパサパサになってしまうこともあります。ここでは、美味しさを保ったまま冷凍保存する際のポイントや、期間を紹介するので参考にしてみてください。
鯛の冷凍での保存方法・手順
冷凍した鯛の保存方法は以下の通りです。
1.血抜きをしたらウロコや内臓をとり、残った血やぬめりを水洗いしたら3枚におろす
2.おろした鯛から水分をキッチンペーパーでしっかり拭く
3.1枚ずつラップで包み、冷凍庫に保存する
釣ってきた鯛であれば、まず一番に血抜きの作業をすること、そして鯛を丸ごと1匹冷凍することも可能ですが、おすすめなのは食べやすいようにおろしてから保存することです。またラップで小分けした切り身の下にバットを引くことで、急速冷凍ができ鮮度低下を極力抑えることができます。
鯛の冷凍での保存期間
冷凍した鯛を美味しく食べるには2週間〜1ヶ月を目安にしましょう。1ヶ月を過ぎると冷凍庫の開閉時による温度変化や、またほかの食材の匂いが付きやすいなどにより劣化することがあるため注意が必要です。
鯛は下味冷凍もおすすめ
鯛を冷凍する際、醤油や味噌、みりんなどの調味料で下味をつけて保存することもおすすめです。そのまま冷凍するよりも、品質の劣化を抑えたり、冷凍焼けしたりすることを防げます。また、保存期間も冷凍庫で2〜3週間日持ちし、食べる際には味がしみて美味しく感じるでしょう。
冷凍した鯛の調理法・解凍方法は?
鯛の解凍時にはドリップとよばれる解凍液がでてしまい、これは旨みや栄養成分も一緒に流れ出てしまうためできるだけドリップを出さないことが重要です。ここでは、旨みをできるだけ逃さない解凍方法、また、冷凍した鯛の調理方法も紹介するので参考にしてください。
冷凍した鯛の解凍のコツ
冷凍した鯛の解凍方法は、電子レンジ解凍、流水・氷水解凍・自然解凍などがありますが、おすすめなのが氷水解凍です。魚が凍り始める温度は0℃~-3℃の間なのですが、氷水の温度は約1℃ほどなので凍り始める温度ととても近い温度で解凍できるので、ドリップの量が少なくすみます。また、時間もあまりかからないでしょう。