グレープフルーツの保存方法・期間は?冷凍・冷蔵・常温で日持ちのコツを解説!
【望月農園監修】グレープフルーツの正しい保存方法を知っていますか?今回は、グレープフルーツを〈冷蔵・冷凍〉で保存する方法や保存期間のほか、解凍方法も紹介します。グレープフルーツの腐った時の見分け方や、保存食レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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グレープフルーツの正しい保存方法は?
爽やかな香りや酸味が美味しいグレープフルーツは、スーパーでも手に入りやすく身近な料理に活用される果物です。ここでは、グレープフルーツの保存方法について説明するので参考にしてください。
丸ごと保存する場合は常温でも問題ない
グレープフルーツはミカンやオレンジなどと比べ柑橘類の中でも皮が厚く水分が抜けにくいので、丸ごと保存する場合は冷蔵庫に保管せず常温保存でも問題ありません。
特に海外から輸入されるグレープフルーツは、長期の船便でも常温保存できるよう防腐処理が施されて傷みにくくなっています。直射日光を避けて涼しい場所で保管すれば、一週間は美味しく食べられます。
望月崇久
望月農園
国産のグレープフルーツは輸送時間もないので、鮮度が高い状態のものが多いです。風通しの良い日陰で保存すれば、長く保存することができます。
グレープフルーツを冷蔵保存する方法・期間は?
グレープフルーツは常温で保存できる果物ですが、ここでは冷蔵保存での保存方法や日持ちする期間について紹介します。丸ごと保存する場合やカットした際に、それぞれに適した保存方法を見てみましょう。
①グレープフルーツを丸ごと保存する場合
グレープフルーツを丸ごと冷蔵保存する手順を紹介します。
1.ポリ袋に入れて口を閉じる
2.野菜室で保存する
グレープフルーツを皮をむかず丸ごと冷蔵保存するときは、乾燥しないようにポリ袋に入れましょう。グレープフルーツを丸ごと冷蔵保存した場合、美味しく食べられる期間の目安はおよそ2~3週間です。温度が低い冷蔵庫で保存すると甘みが落ちてしまうことがあるので、ほどよい低温の野菜室が向いています。
②カットしたグレープフルーツを保存する場合
次に、カットしたグレープフルーツを冷蔵保存するときの方法を紹介します。
【皮をつけたままカットした場合】
1.グレープフルーツの切り口に密着するようにラップで包む
2.その上からもう一度ラップで全体を包むか、ポリ袋に入れて冷蔵保存する
【薄皮をむき房に分けた場合】
1.グレープフルーツを密閉できる保存容器に入れる
2.容器の蓋をしっかりと閉め、冷蔵保存する
グレープフルーツはカットした状態でも冷蔵保存が可能ですが、皮をつけて丸ごと保存する場合と比較すると、日持ちする期間は2~3日と大幅に短くなります。カットしたグレープフルーツをみずみずしく冷蔵保存するポイントは、切り口を乾燥させないことです。また、カットしたグレープフルーツは傷みやすいので、野菜室ではなく冷蔵庫で保存しましょう。
グレープフルーツを冷凍保存する方法・期間は?
グレープフルーツは常温や冷蔵保存のほか、冷凍での保存も可能です。ここでは、冷凍保存の方法やポイントについて解説していきます。
グレープフルーツの皮の剥き方・切り方
グレープフルーツの剥き方と切り方の手順は以下の通りです。
1.グレープフルーツの上下の皮を切り落とす
2.薄皮ごと、厚めに皮を剝く
3.薄皮と実の間に包丁を入れ、房に切り分ける
グレープフルーツの皮を剥くときは、先にヘタとお尻の部分を落としてから薄皮ごと剥くようにしましょう。皮を剥いた後は、薄皮と果実の間に包丁を入れて切るのがきれいに仕上がるポイントです。この切り方はカルチェと呼ばれ、デザート作りの際にもおすすめの方法です。
またグレープフルーツなどの柑橘類は、軽く茹でることで皮が剥きやすくなります。この方法にすれば包丁がなくても手で簡単に皮が剥けるので、ぜひ試してみてください。