グレープフルーツの保存方法・期間は?冷凍・冷蔵・常温で日持ちのコツを解説!
【望月農園監修】グレープフルーツの正しい保存方法を知っていますか?今回は、グレープフルーツを〈冷蔵・冷凍〉で保存する方法や保存期間のほか、解凍方法も紹介します。グレープフルーツの腐った時の見分け方や、保存食レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
グレープフルーツを冷凍保存する方法を紹介します。
1.グレープフルーツを小房に分ける
2.薄皮の上部分を切り落とし、薄皮をむく
3.金属製のトレーにラップを敷き、グレープフルーツの果肉を並べる
4.果肉の上からはさむようにラップで密閉し、トレーごと冷凍庫で保存する
5.完全に凍ったら、密閉できる保存袋に入れ替えて冷凍保存する
グレープフルーツは薄皮ごと冷凍保存すると食感が悪くなるので、冷凍する前に薄皮をむき果肉だけ取り出すようにしましょう。グレープフルーツをジューシーなまま冷凍するためには、金属製のトレーを使って急速冷凍するのがおすすめです。
この方法でグレープフルーツを冷凍保存した場合、保存期間の目安はおよそ一か月ですが、風味は徐々に落ちていくのでなるべく早く食べきるようにしてください。
冷凍グレープフルーツの解凍方法
冷凍したグレープフルーツは冷蔵庫に移し替えて自然解凍させるとよいでしょう。冷凍したグレープフルーツを完全に解凍すると水分が出て食感が悪くなるので、半解凍でシャーベットのように食べるのがおすすめです。
半解凍したグレープフルーツは、ミキサーでジュースやスムージーにすると暑い季節にぴったりのドリンクになります。また、ヨーグルトやサラダのトッピングや、砂糖とともに加熱してジャムを作るのも良いでしょう。
グレープフルーツが腐るとどうなる?見分け方は?
グレープフルーツが腐ったときに見られる特徴は以下の通りです。
・白カビや緑カビが生えている
・ぶよぶよに柔らかくなる
・皮が溶け出してドロドロしている
・皮がしわしわになり乾燥している
・酸っぱい臭いがする
皮が柔らかくなったり、しわしわに乾燥したグレープフルーツは腐っている可能性があります。皮にカビが生えている時は中まで毒素が回っていることもあるので、果肉部分がきれいでも食べないようにしましょう。
グレープフルーツ特有の香りとは違うすっぱい臭いなどの、異臭がするのも腐ったときのサインです。腐ったグレープフルーツを食べると腹痛や嘔吐の原因となるため、少しでも違和感を感じた時は処分することをおすすめします。
望月崇久
望月農園
カビが生えた場合は特に注意で、カビが生えたグレープフルーツに接している果実は腐りやすくなります。少し離したり、個別に袋に入れたりして保存すると良いです。
グレープフルーツは保存食にするのもおすすめ
グレープフルーツを美味しく長持ちさせたい時には、保存食にするのもおすすめです。ここではおすすめのレシピを紹介するので、グレープフルーツを長く楽しみたいときの参考にしてください。
①グレープフルーツのはちみつ漬け
薄皮をむいたグレープフルーツを密閉容器に入れ、はちみつをかけるだけの簡単な保存食のレシピです。はちみつの濃厚な甘みも加わり、まるでお菓子のような美味しい保存食が作れます。冷蔵庫で数日寝かすと、より美味しく食べられます。
②グレープフルーツのシロップ漬け
薄皮をむいたグレープフルーツを、自家製のシロップにつけて保存するレシピです。果肉を食べ終わった後はクレープフルーツの風味がついたシロップも、ドリンクやヨーグルトの甘味付けにぜひ活用してください。
グレープフルーツを正しく保存して日持ちさせよう
グレープフルーツは身近な果物のひとつですが、カビや乾燥に弱く正しい方法で保存しないすぐに傷んでしまいます。今回紹介した冷蔵や冷凍での保存方法を参考にして、少しでも長く日持ちさせましょう。すぐに食べきれない場合はおすすめのレシピを活用して、グレープフルーツの保存食を楽しんでください。
望月崇久
望月農園
スーパーに出回っているグレープフルーツは海外産のものが多く、国産のものはとても希少です。望月農園ではその希少な国産グレープフルーツを栽培しておりますので、是非ご興味ありましたらご利用ください。