アメリカのピザの特徴・事情は?イタリアとの違いや定番の種類を紹介!
アメリカのピザ事情を知っていますか?今回は、アメリカピザの歴史や〈値段・サイズ〉など特徴をイタリアピザと比較して紹介します。ニューヨークやシカゴなど、地域によって特徴の異なるアメリカピザの定番の種類も紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
ピザ(ピッツァ)とは?どこ発祥の料理?
ピザの発祥について見てみましょう。ピザの発祥地は比較的有名ですが、歴史はどれくらい古いものなのでしょうか。また、現地ではどのように食べられているかも最初に簡単に説明します。
ピザはイタリア発祥の料理
ピザはイタリア発祥の料理で歴史は非常に古く、紀元前3000年ごろにはすでに原型が存在していたと言われています。現在のようなピザになったのは16世紀にアメリカ大陸からトマトが伝えられてからで、それまではフォカッチャのようなパンにニンニクなどを混ぜて焼いていました。
イタリアのピザはパン屋などでも販売されていますが、ピザ専門店のピッツェリアと呼ばれるお店も豊富にあり、1人前のサイズを気軽に食べられるお店となっています。後ほど日本やアメリカのピザとの違いについても詳しく取り上げますが、日常的に食べるお袋の味となっており日本人がイメージするピザとはかなり異なるようです。
アメリカピザの特徴は?
イタリアから遠く離れたアメリカのピザの歴史について見てみましょう。日本人がイメージするピザはアメリカから伝わったもので、イタリアとは違った歴史やスタイルがあります。日本との価格の違いもあるようですが、アメリカのピザはいくらなのでしょうか。
アメリカにけるピザの歴史・事情
アメリカピザは、19世紀にイタリア人によって広められたと言われています。そこから地域によって独自の進化を遂げていきました。広大なアメリカでは肉や魚、野菜など獲れるものや飼育できるものも違うため、トッピングやソースにそれぞれに違いがあるようです。
アメリカピザの種類はさまざまで、ニューヨークスタイル、カリフォルニアスタイル、シカゴスタイルなどに分けられています。後述で種類の違いについて紹介していきます。
アメリカピザの一番の特徴は「サイズ・大きさ」と「安い値段」
アメリカ | 日本 | |
サイズ(M) | 25cm | 25cm |
値段(1枚) | 500円前後 | 3000円前後 |
アメリカピザはとにかくでかいと言われており、大きなものや2枚セットのものを購入して大人数で切り分けて少しずつ食べたり一人で何日もかけて食べるなどの食べ方がされることが多いようです。日本のMサイズと大きさは同じであるものの、チップ制なのでピザの価格は安くMサイズは2枚セット1000円が基本です。
一方日本では人件費や材料費などの関係からMサイズでも3000円前後となり、日本のピザは世界で最も高額のピザと言われています。ちなみにアメリカピザのLサイズはおおよそ36cmで12ドルとなっており、日本のMサイズのピザが2枚買える計算となります。
アメリカピザとイタリアンピザの違い
アメリカピザとイタリアピザは次のような違いが挙げられます。
・食べ方
・生地
・食べるシーン
・トッピングの数
・チーズの種類
次の見出しで詳しく違いを比較していきますが、アメリカピザとイタリアピザはかなりの違いがあることがわかります。食べるシーンはアメリカでは大人数で集まりデリバリーして食べるのに対し、イタリアでは日常的な食事のような感覚です。
特に注目したいのはチーズの違いで、アメリカピザはプロセスチーズのピザ用チーズが使われるのに対し、イタリアピザはナチュラルチーズが使用されています。そのため冷めるとチーズが伸びず味が落ちるので、ピザを食べるときには熱々のものを5分以内で食べるというのが美味しいうちに食べるコツのようです。
アメリカピザとイタリアピザの違いは?
アメリカピザとイタリアピザの違いを詳しく説明します。ピザはアメリカに伝わってからかなりの時間が経過しており、イタリアとは違うアメリカの生活習慣に合わせて変化しています。食べ方の違いやソースの違いなどがあるので比較してみましょう。
①食べ方
アメリカピザの食べ方は、日本と同じように大きなものを切り分けて食べます。シェアしやすいので大人数やパーティーの食事としても向いており、さまざまな味を少しずつ楽しめるのもメリットです。イタリアでは切り分けられていない小さなピザを1人で1枚食べるスタイルで、食べ方もピザカッターで切り分けることはなく、ナイフやフォークで切って食べます。
イタリアピザの食べ方は、アメリカピザのように真ん中から放射線状に切って三角形を作ります。尖った方からトッピングの部分を巻き込んで巻いていき、さらにそれを一口大に切って口に運ぶ方法です。