アメリカのピザの特徴・事情は?イタリアとの違いや定番の種類を紹介!
アメリカのピザ事情を知っていますか?今回は、アメリカピザの歴史や〈値段・サイズ〉など特徴をイタリアピザと比較して紹介します。ニューヨークやシカゴなど、地域によって特徴の異なるアメリカピザの定番の種類も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
②バリュエーション
アメリカピザのバリエーションはオリジナリティに富んでおり、さまざまな具材が一つのピザにたくさん乗っているのが特徴です。例えばシカゴでは、肉の乗ったボリュームたっぷりのピザが定番で食べ応えがあり、カリフォルニアではトッピングの自由度が非常に高いものとなっています。
日本でアメリカピザと言われてイメージするのはカリフォルニアスタイルのピザが近いでしょう。イタリアではバリエーションは豊富ですが、一つのピザに何種類もの具材は乗せず2種類程度とシンプルです。
③生地・ソース
アメリカピザの生地やソースの種類は豊富で、地域によってさまざまな違いがあります。例えばイタリアのピザに近くクリスピー生地のものはニューヨーク、生地が最も薄いのはサンディエゴです。また、シカゴのピザのトッピングは多いもので10cmほどの厚さがあり、生地も大きく深い器のような独特の形になっています。
どの地域であってもチーズやトマトソースがたっぷり乗せられており、日本人では食べるのが大変なこともあります。一方でイタリアのピザは日常的食べることが前提であるため、ソースはシンプルであることが多く生地は薄いもののもっちりとしているのが特徴です。
ソースはトマトソース、バジルをソース状にしたジェノベーゼなどがありますが、アメリカに比べると少量であることがほとんどです。
アメリカピザの定番の種類は?
アメリカピザの定番のピザを紹介します。イタリアよりもジャンクフードに近い形で食べられているアメリカピザは、ボリューム満点でサイズも大きく迫力があります。ピザ自体は日本でも自宅で作れるので、自分で作ってみるのも良いでしょう。
①ぺパロニピザ
アメリカピザの定番と言えば、ぺパロニがたっぷり乗ったぺパロニピザです。辛くもなく、薄いぺパロニは食べやすいため性別や年齢に関係なくみんなが味わえるピザということから、他の豪華なピザよりも多く選ばれています。
②ニューヨークスタイル
ニューヨークでよく食べられているシンプルなピザで、モッツァレラチーズかプロセスチーズとトマトソースのみの簡素なものですが、油っぽいのが特徴です。ニューヨークでは人々の生活スタイルが多様なため、明け方まで開いているピザ屋もあります。ニューヨークはアメリカピザの発祥の地ともいわれています。
③ディープディッシュピザ
シカゴで大人気のピザは、ディープディッシュピザと呼ばれる非常に厚みのあるピザです。他のピザは具材を乗せていくだけなのに対し、ディープディッシュピザは具材をひたすら重ねていくことで作られています。そのため焼き上がりに30分ほどかかりますが、ピザのトッピングが存分に味わえます。日本でもシカゴピザを楽しめるお店があるので探してみてください。
④カリフォルニアスタイル
カリフォルニアスタイルのピザはニューヨークやイタリアのクリスピーなピザに、さまざまな具材が乗った現在人気が集まっているピザです。お客が自由にトッピングを決められる店もあり、中にはパイナップルやアボカドのような果物やヴィーガン用のピザも販売されています。生野菜が乗ることもあるので、ヘルシーなピザを味わいたい時にもおすすめのピザです。
アメリカピザを食べてみよう
アメリカを経て日本に伝わったピザですが、日本に伝わる過程で日本人に合うようにアレンジやサイズの変更をしていることはピザではなくても多くあります。アメリカに行くと日本にはないピザのサイズもあるので、機会があれば注文して食べてみても良いでしょう。