花ズッキーニとは?旬の季節や食べ方は?料理レシピのおすすめを紹介!
【さっちゃん農園監修】花ズッキーニを知っていますか?普通のズッキーニとは違うのでしょうか?今回は、<旬・値段・収穫時期>など特徴や、<フリット・肉詰め・パスタ、天ぷら>など花ズッキーニの食べ方・レシピのおすすめを紹介します。花ズッキーニの保存方法や雄花・雌花の違いも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
花ズッキーニとは?どんな味わい?
花ズッキーニと聞いてもどのような食材なのかイメージできない人が多いかもしれません。スーパーなどでも出会う機会が少ないため味の想像も難しいでしょう。ここでは花ズッキーニとは何なのか、どんな味わいなのか説明します。
花ズッキーニはズッキーニの花
写真は上が普通のズッキーニ、下が花ズッキーニで、花ズッキーニとは写真からも分かる通りズッキーニが大きくなる前に花がついたまま収穫したものを指します。食用として食べられる花であるため、エディブルフラワーに分類される野菜です。
ズッキーニの収穫時期が開花してから4~5日後なのに対して、花ズッキーニは花が咲いたその日に収穫しないと花がしぼんでしまうため早朝に収穫しなければなりません。
花ズッキーニは雄花と雌花によって若干食感が違う
花ズッキーニには花弁部分のみの雄花と、幼果と呼ばれる未成熟のズッキーニがついた雌花の2種類があります。味は大きな差はありませんが食感に若干違いがあり、雄花に比べて雌花の方がより軽い食感を感じられます。一方で雄花は傷みにくいため、揚げ料理に向いている食材です。
Twitterの口コミ
王道はモッツァレラチーズとアンチョビやリコッタチーズを詰めてフリットにします😊
実は高級品の花ズッキーニ😅
雄花よりも雌花の方がお高めですw 同じ仲間のカボチャの花もありますがこちらの方が花びらも厚みがあり、食べ応えがあって個人的には好きです…が、あまり出回ってません😭
花ズッキーニはフレンチなどで食べられる
あまり日本では見かけない花ズッキーニですが、イタリアでは定番のエディブルフラワーとして多くの人に親しまれています。特に、フレンチで使用される機会が多く、花弁の中にリコッタチーズやパルミジャーノ・レッジャーノを詰めたリピエノという料理が定番となっています。なお、イタリアでは雄花の方が好んで食べられる傾向にあるようです。
花ズッキーニの旬の季節や値段・価格は?
イタリアでは身近な食材で雄花が好んで食される花ズッキーニですが、旬や値段・価格はどうなっているのでしょうか。ここでは、花ズッキーニの旬の季節や平均的な値段・価格について解説します。
花ズッキーニの旬は5月下旬~8月
花ズッキーニの旬は5月下旬から8月頃で、その時期を過ぎるとズッキーニは寒さで成長がとまるため入手することは難しくなります。特に、6月に出回る若めの花ズッキーニは幼果が柔らかいのが特徴です。旬も短い珍しい野菜なので、見かけた際はぜひ手に取ってみてください。
花ズッキーニは1パック約700円ほど
花ズッキーニは鮮度を保つことが難しい食材のため、2~3個ほど入った1パックで700円前後と高めの価格で出回っていることが多いです。通販でも販売しているところはありますが、送料を含めるとそれ以上の値段がかかるため、店頭で見かけた時に購入したほうが経済的です。