インドのパン「チャパティ」と「ナン」の違いは?材料・作り方など比較して紹介!
ナンとチャパティの違いをを知っていますか?どう違うのでしょうか?今回は、ナンとチャパティの違いを〈作り方・食べ方・材料〉など比較して紹介します。<プーリー・トルティーヤ・ロティ>など似ている料理も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
ナンとチャパティは似ていますが、そのほかにも以下のような似ている料理があります。
・トルティーヤ
・ロティ
・プーリー
・パラタ
上の画像のトルティーヤはメキシコでは伝統的な薄焼きパンで、小麦粉から作られたものをフラワートルティーヤといい、トウモロコシで作られたトルティーヤをコーントルティーヤと呼びます。
食べ方の違いによって呼び名が異なり、豚肉やチーズアボカドなど様々な具材をのせて2つに折ったものをターコ、小麦粉のトウモロコシで具を巻いたものをブリートと呼んでいます。
上の画像のロティはインドやパキスタンで一般的に食べられるパンで、別名ローティ、ローティーとも呼ばれます。材料としては全粒粉を使い、チャパティと同様に発酵をせずタンドールは使わずに作るのが特徴で、菓子や軽食としてカレーにつるほかバナナや練乳と一緒に食べます。
上の画像のプーリーは、カレーと合わせて主食として朝食に食べられているインドの伝統的な揚げパンです。材料には全粒粉を使って薄くのばした生地を油で揚げて作り、揚げたては風船のように大きく膨らみます。
上の画像のパラーターはインドのパンで、別名パラタ又はパロータとも言われます。材料には全粒粉とギーを使い、チャパティの生地をのばしてギーを塗り、折り畳むことを繰り返して薄くのばして焼いたパンです。ジャガイモなどの具をはさんで、お弁当としても食べます。
ナンとチャパティは似て非なるものだった!
日本ではカレーと合わせて食べるイメージが強いことなどから、ナンとチャパティを似たパンと認識していますが、インドでの認識や作り方は似て非なるものでした。違いを踏まえたうえで、2つを食べ比べてみるのも良いでしょう。