しめじの石づきはどこまで?食べられる?切り方や活用方法を紹介!
しめじの石づきはどこまでで、食べられるかを知っていますか?今回は、しめじの石づきの見分け方や、切り方・取り方を動画で紹介します。そのほかにも石づきを食べてしまった場合や石づきの活用方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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しめじの石づきはどこまで?食べれられる?
きのこの一種であるしめじは、根本についた石づきを取り除いて調理するのが一般的です。しかし、そもそもしめじの石づきとはどの部分までを指し、おがくずなどが付いていても食べられるのでしょうか。しめじの石づきに当たる部分と食べられるかどうかについて解説します。
しめじの軸の先端の硬い部分が石づき
しめじの石づきとは、軸の先端の硬い部分からきのこが地面や木に接していた根本までのことを指します。しめじの石づきは基本食べないで残しますが、根本の石づきに付着したおがくずなどを除けば食べることが可能です。しめじの石づきは、歯ごたえのある食感に加えてきのこの旨みがあって美味しいと言われています。
また、しめじの軸の下部には縮れた部分があり、この部分を切り捨ててしまう人もいます。この軸についた部分はしめじの未熟な部分であるため、石づきと同様に食べても問題はありません。この軸が縮れた部分を食べると、成熟したしめじとは違った柔らかい食感が楽しめます。
しめじの石づきの切り方・取り方は?
しめじの石づきを取る際には、以下のような手順で行います。
【やり方】
1.石づきがついたままのしめじを大きめに切り分ける
2.石づきを切り落とす
3.手でほぐし小房に分けて完了
しめじは株の中央部分にかけて石づきが高くなっているため、株のままのしめじに包丁を入れて石づきを取ると、食べられる軸の部分まで切り落としてしまいます。
そのため、しめじの傘を切らないように注意しながらしめじを切り分けた後に、石づきと軸の境目に沿うようにして包丁を入れて切ってください。このような方法で切ると軸の部分を多く残すことができ、しめじを無駄にすることがありません。
株が大きいしめじの場合は、しめじを半分に切ってから石づきの切り口が三角形になるように切る方法がおすすめです。こうすることで大きな株のしめじでも短時間で下処理ができるうえに、軸を無駄にせず石づきを取り除くことができます。最後にしめじを小房に分ける工程では、傘の部分を割かないように丁寧に作業しましょう。
しめじの石づきを食べちゃった場合は?危険?
しめじの石づきがきれいに取り除けず、誤って食べてしまうケースもあります。しめじの石づきを食べると、体に危険性はあるのでしょうか。
しめじの石づきを食べても特に害はない
しめじの石づきは硬くておいしくないと言われていますが、食べてしまっても体に危険性はありません。しめじの石づきにはおがくずが付着していることがありますが、これは木の屑であるため少量を口にする程度であれば問題ないでしょう。ただし、しめじの石づきにカビが生えている場合は食べないようにしてください。
しめじの石づきから傘の部分についた白い綿状のものはカビと誤解されることがありますが、これは気中菌糸と呼ばれるもので食べても害はありません。気中菌糸とは、きのこが収穫された後にきのこ本体を栄養源に繁殖した菌糸で、可食部と成分などに変わりはないため食べることができます。
この気中菌糸は石づきだけでなく、傘の部分に生えることもあります。一方でしめじの石づきに緑色や黒色の粉状のものがついていたら、カビである可能性が高いので食べないように気を付けましょう。
しめじの石づきごと活用する方法はある?
しめじの石づきを取った後は捨ててしまう人がほとんどですが、しめじの石づきにも旨みが凝縮されているため、捨ててしまうのはもったいないです。ここからは、しめじの石づきの活用方法を紹介します。
活用法①しめじの石づきステーキ
しめじの石づきをフライパンで焼いてバター醤油で味付けしたステーキのレシピです。しめじの石づきを焼くと、ホタテのような食感が楽しめます。しめじの石づきを焼く際には、焦げ付かないように弱火で加熱してください。