さつまいもが甘くなる追熟方法とは?熟成期間・条件や食べ頃の見分け方を紹介!

さつまいもを追熟させると甘くなると知っていますか?どうしてでしょうか?今回は、さつまいもを追熟すると甘くなる理由や追熟・熟成する保存方法にくわえ、食べ頃の見分け方も紹介します。完熟さつまいもの美味しい食べ方・レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。

目次

  1. さつまいもを追熟すると甘くなる?なぜ?
  2. 甘くなるのは熟成するとでんぷんが糖化するため
  3. 追熟する前後の糖度を比較
  4. さつまいもを追熟する期間・環境など条件は?
  5. 追熟する期間はさつまいもの状態による
  6. 追熟する環境は温度約13℃・湿度85%
  7. 追熟させるさつまいもの選び方
  8. 購入したさつまいもを追熟する保存方法は?
  9. 収穫したてのさつまいもを追熟する保存方法は?
  10. さつまいもが熟成して食べ頃の見分け方は?
  11. ①皮のピンク色(紫色)が深まる
  12. ②切り口から黒い蜜が出ている
  13. 追熟したさつまいもの美味しい食べ方は?
  14. ゆっくり低温で加熱する
  15. 完熟さつまいもの活用レシピ
  16. ①大学いも
  17. ②さつまいものバター焼き
  18. ③甘露煮
  19. さつまいもを追熟させて美味しく食べよう!

さつまいもを追熟すると甘くなる?なぜ?

さつまいもは芋類の中でも甘い味で人気ですが、追熟させるとより甘くなることで知られています。追熟とは、購入した野菜や果物を自宅で熟成させることです。ここでは、さつまいもが追熟すると甘くなる理由を説明します。

甘くなるのは熟成するとでんぷんが糖化するため

さつまいもは温度や湿度に配慮しながら保存することで、自宅でも追熟できます。なぜ追熟したさつまいもが甘くなるかというと、時間の経過とともに含まれているでんぷんが糖化するからです。でんぷんは糖化することで甘味が強くなる特性があり、追熟したさつまいもは熟成前より糖度が高くなります。それが、さつまいもを追熟させると甘くなる理由です。

追熟する前後の糖度を比較

糖度
追熟する前 8度〜30度
追熟した後 16度〜60度

さつまいもは1~2ヶ月の追熟によって、糖度が2倍程度になることがわかっています。4ヶ月熟成させると糖度が2.7倍にもなるとのデータもあるものの、自宅で温度や湿度を管理し続けるのは難しいので、そこまで待たずに食べきることをおすすめします。

さつまいもを追熟する期間・環境など条件は?

さつまいもはスーパーで販売されているものであっても、自宅で追熟させることができます。しかしさつまいもが熟成しやすいよう、保存する環境を整えることが前提です。ここでは、さつまいもを追熟する期間や、そのために必要な環境について説明します。

追熟する期間はさつまいもの状態による

さつまいもを追熟させる期間は、どのような状態に置かれていたかで変わります。熟成が進んでいない未熟なさつまいもの場合、スーパーで販売されていたものは2週間程度、家庭菜園などで芋堀りしたものであれば1~2ヶ月ほどの期間が目安です。しかしスーパーで店頭に並ぶのは熟成がある程度進んださつまいもが大半なので、追熟する期間に差が生まれます。

追熟する環境は温度約13℃・湿度85%

さつまいもを自宅で追熟させるためには部屋の温度を約13℃、湿度を85%に保ったままにする必要があり、以下のような場所が保存場所として適しています。

・温度と湿度を保てる部屋
・台所などの床下収納


さつまいもの追熟は冷蔵庫に入れるのではなく、常温保存が基本です。実はさつまいもは10℃以下の状態で保存すると、低温障害で腐り始めてしまうため、冷蔵庫では保存しない方がよいとされています。そして、さつまいもは保存している場所の温度や湿度が高くても低くても、熟成が進まないので注意が必要です。

追熟させるさつまいもの選び方

さついもを追熟させたいと考えているなら、さつまいも自体の選び方も大切です。まず、さつまいもの皮が傷ついているものは避けましょう。そして、さつまいもの皮全体にツヤとハリがあり色鮮やかで、凸凹が少ないものがおすすめです。また全体的にふっくらした形状で持つと重さがあり、皮にひげ根がないさつまいもは、より追熟に適しています。

なお、土付きのさつまいもを追熟する場合には、そのままの状態で直射日光に当てないように配慮しながら2~3日乾かすのがポイントです。陰干しすることで、さつまいもが含んでいる余分な水分が抜けるので、傷みにくくなるからです。さつまいもを日持ちさせやすくするためにも、この手順は守りましょう。

購入したさつまいもを追熟する保存方法は?

スーパーで購入したさつまいもも、追熟することで美味しくなります。保存の際の方法は以下の通りです。

①さつまいもをビニール袋から出し、新聞紙で包む
②①をビニール袋に入れ、口をゆるく閉じる
③②を冷蔵庫の野菜室に入れる

前述したようにスーパーの店頭に並べられているさつまいもは、ある程度熟成が進んでいる状態です。そのため新聞紙を活用して冷気を遮断した状態であれば、理想の温度より低めである冷蔵庫の野菜室で保存して問題はありません。

追熟の期間は1~2週間程度で、新聞紙がない場合はキッチンペーパーでも代用できますが、水滴がつきやすいビニール袋やラップを使用してはいけません。また、さつまいもは水洗いすると日持ちしないので、洗わずに保存するよう徹底しましょう。より美味しく熟成させたい場合は、2~3日陰干ししてから新聞紙で包んで保存するのもおすすめです。

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