小菊かぼちゃとは?どんな特徴の品種?旬の時期や食べ方・レシピのおすすめも紹介!
かぼちゃの品種「小菊かぼちゃ」を知っていますか?上から見ると菊に見えるのが特徴の品種です。今回は、「小菊かぼちゃ」の〈味わい・食感・見た目・栄養価〉など特徴や、旬・収穫時期や産地なども紹介します。〈煮物・グラタン・プリン〉など「小菊かぼちゃ」の食べ方・レシピや通販商品のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
小菊かぼちゃの旬・収穫時期は7月〜8月ごろ
小菊かぼちゃは寒さに弱く、春に種をまき7月〜8月ごろの夏に収穫を迎えます。実が小ぶりなので、種まきから収穫までそれほど時間がかからず、実がついてから約25日後に収穫するのが一般的です。つるを地面に這わせるのではなく支柱を使って宙ずりにして栽培できるので、広い土地がなくても栽培しやすいでしょう。
貯蔵性は低いので、収穫してからしばらくの間が食べごろの時期になるため、旬は7月中旬から9月頃です。ネット通販で種や苗を購入できるので、自家栽培に興味がある人にもおすすめです。
小菊かぼちゃが熟すと皮がオレンジ色になる
出典: @tenclub2010
小菊かぼちゃは熟すと皮が黄色く色づくかぼちゃです。まるで菊の花が咲いたようになるので、見た目もかわいらしく、その形や見た目を生かした料理に活用するのも人気があります。熟したタイミングもわかりやすいので、食べごろに迷うこともありません。
小菊かぼちゃの栄養価・効能は?
小菊かぼちゃに含まれている、代表的な栄養素を紹介します。
・β-カロテン
・ビタミンC
小菊かぼちゃは一般的なかぼちゃにも豊富に含まれているβ-カロテンとビタミンCが豊富で、ほかの日本かぼちゃと比較しても、その含有量が高いことがわかっています。緑黄色野菜に豊富に含まれているβ-カロテンは皮膚や粘膜を正常に保つ効果があり、美肌にも役立つ栄養素です。ビタミンCとともに抗酸化力が高く、アンチエイジングにもよいでしょう。
ビタミンCはメラニンの生成を抑えてシミを防ぐ役割があり、小菊かぼちゃは美肌効果が期待できる野菜です。
小菊かぼちゃの美味しい食べ方・料理レシピは
ここからは小菊かぼちゃを使ったおすすめのレシピを紹介するので、ぜひ参考にしてください。小菊かぼちゃのかわいい見た目を活かしたレシピもあるので、食卓を華やかにしたいときにもおすすめです。
①かぼちゃの煮物
上品であっさりした味わいの小菊かぼちゃの風味を生かした煮物は、定番の和食の献立にぴったりです。熟した小菊かぼちゃはそれだけでも味わいが濃いので、味付けが薄めでも満足度の高い一品に仕上がります。
②小菊かぼちゃのグラタン
小菊かぼちゃの中身をくりぬいてグラタンにしたレシピで、菊の花の形のかぼちゃをそのまま器に使っています。器になっているかぼちゃを中身のグラタンと一緒に食べるので、かぼちゃの風味がより引き立ちます。