島かぼちゃはどんな品種?味・収穫時期など特徴や人気レシピを紹介!
かぼちゃの品種「島かぼちゃ」を知っていますか?皮の色が薄い・形が様々なのが特徴の品種です。今回は、「島かぼちゃ」の〈味わい・食感・見た目〉など特徴や、旬・収穫時期や産地なども紹介します。〈煮物・スープ・ポタージュ〉など「島かぼちゃ」の食べ方・料理レシピや通販商品のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
島かぼちゃは沖縄で栽培される過程で現在のような見た目になったものの、栽培地域は広がっています。必ずしもひょうたん型ではなく、丸い島かぼちゃを作っている地域も少なくありません。ここでは、島かぼちゃの栽培地域や産地について説明します。
島かぼちゃの産地は沖縄・九州が中心
島かぼちゃの栽培は温暖な地域が適しているので、現在の産地は沖縄県と九州が中心となっています。島かぼちゃは気温が下がると傷みやすくなるので、沖縄県内でも冬期間は栽培しません。それが、島カボチャの収穫時期が初夏から秋に限定される理由です。
ちなみに保存期間の目安は丸ごとの島かぼちゃであれば常温保存で60日から90日、冷蔵でも30日は持ちます。しかしカットした島かぼちゃは冷蔵保存でも7日程度が目安なので、食べ切れない場合は冷凍保存が基本です。
島かぼちゃは家庭栽培もできる
島かぼちゃは沖縄県や九州全般など温暖な地域であれば、家庭栽培も可能です。実は島かぼちゃは害虫やウドンコ病などの病気に強く、畑でなくてもプランターで栽培できます。ツルの整枝や摘芯、追肥がいらないので、苗を植えたら放任できるので育てやすいです。
島かぼちゃの美味しい食べ方・料理レシピは?
一般的なかぼちゃより水分が多い島かぼちゃも、その特性を生かせるメニューがいくつもあります。西洋かぼちゃとは違う美味しさを、味わえることでしょう。ここでは、島かぼちゃを美味しく食べられるメニューを4つ紹介します。
①島かぼちゃの煮物
島かぼちゃは水分が多いので、煮崩れし過ぎない程度に煮込むのがポイントです。このレシピではだし汁で煮てから醤油と島ザラメを使って味付けているので、より沖縄風に仕上がっています。
②島かぼちゃとツナのレンジ蒸し
島かぼちゃは冬瓜のような風味なので、ツナ缶と合わせてレンジで蒸しても美味しいです。このレシピでは軽く油をきったツナに、鶏ガラスープと塩コショウを加えているので中華風に仕上がります。
③島かぼちゃのスープ
水分が多い島かぼちゃの美味しさを余すことなく食べたいなら、ポタージュにするのがおすすめです。スライスした島かぼちゃと玉ねぎをバターで炒めて薄力粉を加え、コンソメとローリエとともに煮てからミキサーにかければ出来上がりです。