島かぼちゃはどんな品種?味・収穫時期など特徴や人気レシピを紹介!
かぼちゃの品種「島かぼちゃ」を知っていますか?皮の色が薄い・形が様々なのが特徴の品種です。今回は、「島かぼちゃ」の〈味わい・食感・見た目〉など特徴や、旬・収穫時期や産地なども紹介します。〈煮物・スープ・ポタージュ〉など「島かぼちゃ」の食べ方・料理レシピや通販商品のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
島かぼちゃの特徴は?どんなかぼちゃの品種?
島かぼちゃを知らない人もいるかもしれませんが、日本で多く流通している西洋かぼちゃとは違いがあるのでしょうか。ここでは島かぼちゃの品種や特徴について詳述します。
島かぼちゃは沖縄で昔から栽培されているかぼちゃ
島かぼちゃとは沖縄において古来から栽培されている日本の在来種の1つのかぼちゃで、生命力が強いことで知られています。わずか2株の島かぼちゃから、100個もの収穫があることも珍しくないそうです。また沖縄県ではナンクワー、もしくはチンクァーとも呼ばれています。
島かぼちゃは暑さにも湿度の高さにも強い品種で、かぼちゃの中でも栽培しやすいです。形状は次章で詳述しますが、開花してから40日から45日で収穫できます。
島かぼちゃは皮の色が薄い・形が様々なのが特徴
島かぼちゃは見た目も特徴的で皮の色が薄いうえ、形状はひょうたん型と丸いものの2種類があります。これはかぼちゃが沖縄県に伝えられ、多くの農家で作られるようになった際に種を自家採種しながら栽培を続ける中で、他の品種と交配するなどにより変異したことによるとされています。
島かぼちゃの味わい・食感
島かぼちゃの果肉は西洋かぼちゃとは違うオレンジ色で、水分が多い品種となっています。水っぽい島かぼちゃは加熱するとねっとりした食感になるので、煮物にするのがおすすめです。また島かぼちゃは、調味料の味がしみ込みやすい特徴も持っています。
また西洋かぼちゃほど甘味がなく、火が入りやすいので炒め物などに使う人も多いようです。また以下のコメントにあるように、島かぼちゃを乾燥させて使うケースもあります。
Twitterの口コミ
「島かぼちゃ」は一般的なかぼちゃに比べて水分が多くあっさり味。乾燥させることでしっかり歯ごたえのある食材として使えるそうです。煮物や炒めもの、スープすると美味しいそうですよ!
Twitterの口コミ
どうやら「島かぼちゃ」っていう、沖縄でよく採れるかぼちゃらしい……
水分多めで、スーパーでよく出回ってる西洋かぼちゃよりも味は淡白って……
扱いが難そうだ😱
島かぼちゃの値段・価格
島かぼちゃは沖縄県で栽培されているため、本州以北で見かけることはほとんどないようです。沖縄県において旬の時期の島かぼちゃは、1個100円から250円ほどで販売されています。東京都内で旬のかぼちゃ1個が300円前後で販売されているのと比較すると、島かぼちゃは安めといえそうです。
(*かぼちゃの種類別の品種について詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)
島かぼちゃの旬・収穫時期は?
見た目に特徴がある島かぼちゃですが、販売地域は限定的であるものの、収穫時期には安く流通するようです。また旬の時期の島かぼちゃは、美味しさも栄養価も高いと考えられます。ここでは、島かぼちゃの旬の時期を紹介します。
島かぼちゃの旬・収穫時期は夏〜秋ごろ
島かぼちゃの収穫時期は5月から11月までと長く、初夏から秋まで沖縄地域で販売されています。これは島かぼちゃの種まきが5月から始まることによります。島かぼちゃが最も店頭に並ぶ旬の時期は、6月から8月です。見た目が特徴的なので、島かぼちゃの栄養価が高い旬の時期にはスーパーで島かぼちゃを探してみるとよいでしょう。