みさきキャベツとは？どんな特徴の品種？旬の時期や産地・レシピや食べ方も紹介！

キャベツと聞くと丸い形のものを連想するのが一般的ですが、一風変わった形状のものもあります。その1つがみさきキャベツで、名前の由来は不明とはいえ面白いネーミングが印象的です。ここではみさきキャベツとはどんな品種なのかについて、特徴とともに説明します。

スーパーで見かけるキャベツは大半が丸い形ですが、みさきキャベツはたけのこのように先端が尖っている特徴を持ちます。また、一般的なキャベツは1玉1.2kgから1.5kgほどですが、みさきキャベツは1kg程度と少し小さめです。普通のキャベツと比べると、葉の巻き方が柔らかめとなっていることも特徴の一つです。

みさきキャベツの葉は一般的なキャベツと比べると、肉厚になっているのが特徴です。肉厚だと固い印象を持たれがちですが、その葉は口当たりがよく、柔らかいので生食にも適しています。また、甘味のある味わいのキャベツなので、生食に適しています。

普通のキャベツ1玉の販売価格は、98円から258円程度が目安です。一方のみさきキャベツは1玉140円から200円程度と、大きさが小ぶりであるにも関わらず値段は高いです。全国各地で収穫されているものの、葉が割れやすいため生産地近隣のスーパーなどでしか購入できない、希少価値の高さも価格に関係していると考えられます。

（＊キャベツの種類について知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）

みさきキャベツは種を撒いてから約48日で収穫でき、育てやすい品種です。しかしどこでも購入できるキャベツとは言い難いので、生産している地域や旬が気になるところです。ここでは、みさきキャベツの主な産地を収穫時期ついて説明します。

みさきキャベツは種まきから収穫までの期間が短いだけでなく、育てやすい品種であることから全国の様々な地域で栽培されています。北は北海道から南は九州まで広範な地域で栽培されているものの、種をまく時期や収穫時期には違いがあるので、旬や収穫時期も地域により差があります。

前述した通り、みさきキャベツの収穫時期は栽培されている地域によって異なります。寒冷地では5月中旬から10月、温暖な地域では5月下旬から7月、暖かい地域では5月から6月と10月下旬から12月中旬の2回収穫されます。旬はどの地域にも共通する、5月下旬から7月上旬といえるでしょう。