入山きゅうりの特徴とは?群馬の伝統野菜?食べ方・レシピのおすすめを紹介!
きゅうりの品種「入山きゅうり」を知っていますか?群馬県の伝統野菜の一つです。今回は、「入山きゅうり」の〈味わい・食感・見た目〉など特徴や、旬・収穫時期や産地なども紹介します。「入山きゅうり」の食べ方・レシピや通販商品のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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入山きゅうりの特徴は?どんな品種?
入山きゅうりという、普段聞きなれない名前のきゅうりがあります。読み方は「いりやまきゅうり」ですが、どのような野菜なのでしょうか。珍しい入山きゅうりの特徴や品種について紹介します。
入山きゅうりは群馬県の伝統野菜
入山きゅうりには、別名がいくつかあります。
・六合きゅうり
・満州きゅうり
・京塚きゅうり
入山きゅうりは群馬県の伝統的な野菜で、群馬県西北端に位置する中之条町入山地区を中心に栽培されていることが名前の由来となっています。なお、この入山地区は六合村と呼ばれていたことから、六合きゅうりという別名もあります。
入山きゅうりの味わい・食感
入山きゅうりの大きさは普通のきゅうりとさほど変わりありませんが、きゅうりとよく似ているズッキーニよりも太くずっしりとした形です。鮮やかな緑ではなく黄色みがあり黒いイボがあるため、あまり見栄えの良い野菜ではありませんが、味には定評があります。一般的なきゅうりよりも皮が薄く、果汁が多いので柔らかくみずみずしい食感と香りが強いのが特徴です。
普通のきゅうりのようなパリパリとした食感はないものの、生でも漬物でも美味しく食べることができ、一度食べるとその美味しさに驚く人も多いようです。
Twitterの口コミ
これ、群馬県の六合村特産の入山きゅうり。見た目太くて短くてアレだけど、すっごく美味しいのよ!みずみずしくて甘くてキメが細かい(ホントに)きゅうり好きな人にぜひ食べてもらいたいけど、普通の八百屋さんでは売ってないのよねぇ。#六合村きゅうり最高 #カッパさんにも食べてもらいたい
Twitterの口コミ
六合の入山きゅうりはまるでメロン?と思うほど甘かった。伊勢崎の京香は名のごとく上品な香りのするゴボウだった。言わずと知れた下仁田
ネギを筆頭に、群馬は地域に根差した伝統野菜が多いと感じます。#上毛伝統野菜
入山きゅうりの値段・価格
入山きゅうりは、中之条町入山地区で栽培されていることがその名前の由来ですが、今でも主に同じ地域で生産されています。伝統を守るために種を販売することもほとんどないため、市場には出回らない希少価値の高い野菜です。1本80円~120円程度で、一般的なきゅうりよりも少し高く、地元の直売所などでしか購入できません。
(*きゅうりの種類について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
入山きゅうりの旬・収穫時期や産地は?
希少価値の高い入山きゅうりですが、旬の時期はいつなのでしょうか。産地も含めて収穫時期などを詳しく紹介します。
入山きゅうりの産地
入山きゅうりの産地は、上記でも紹介したように群馬県です。自家消費のために昔から栽培されている伝統野菜で、名前の由来となった土地でもあり現在でも栽培がおこなわれている中之条町入山地区は、標高2000m級の山々が囲む場所です。苗や種が出回ることもないため、中之条町入山地区以外では栽培されていません。
入山きゅうりの旬・収穫時期は6月〜8月ごろ
入山きゅうりの旬・収穫時期は、夏野菜である一般的なきゅうりと同じ6月~8月です。産地以外に出回ることはほとんどありませんが、旬の時期に産地まで行くと直売所や旅館などで味わうことができる可能性があるので、現地を訪れた際にはぜひ探してみてください。