サボイキャベツ(ちりめんキャベツ)とは?食べ方や栄養価・味など特徴も紹介!
きゅうりの品種「サボイキャベツ(ちりめんキャベツ)」を知っていますか?はっぱが縮れているのが特徴の品種です。今回は、「サボイキャベツ」の〈味わい・食感・見た目〉など特徴や、旬・収穫時期や産地なども紹介します。〈ロールキャベツ・サラダ・お好み焼き・スープ・煮込み・炒め〉など「サボイキャベツ」の食べ方・料理レシピ9選や通販商品のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- サボイキャベツ(ちりめんキャベツ)の特徴は?どんな品種?
- サボイキャベツはフランス原産の品種
- サボイキャベツは葉っぱが縮れているのが特徴
- サボイキャベツの味わい・食感
- サボイキャベツの値段・価格
- サボイキャベツの旬・収穫時期や産地は?
- サボイキャベツの産地は北海道や宮城県
- サボイキャベツの旬・収穫時期は12月〜2月ごろ
- サボイキャベツの栄養や効果・効能は?
- サボイキャベツの栄養素を普通のキャベツと比較
- サボイキャベツの効果・効能
- サボイキャベツ(ちりめんキャベツ)の食べ方・料理レシピ9選!
- ①サボイキャベツと鶏肉のスープ
- ②サボイキャベツとビーツのロールキャベツ
- ③サボイキャベツまるごとポトフ
- ④サボイキャベツで作る回鍋肉
- ⑤サボイキャベツ入り豚玉のお好み焼き
- ⑥サボイキャベツとベーコンのパスタ
- ⑦サボイキャベツのミルフィーユ
- ⑧サボイキャベツと大根の皮のサラダ
- ⑨サボイキャベツの宝石テリーヌ
- サボイキャベツを通販でお取り寄せして食べてみよう
一般的なキャベツの旬は11月~3月ごろと4~6月ごろですが、サボイキャベツは12月から2月の寒い時期に旬を迎えます。収穫は11月頃から始まり、3月くらいまでです。寒い時期に旬を迎えるうえに加熱調理向きの品種なので、ロールキャベツやスープなどの煮込み料理の材料として活躍します。
サボイキャベツの栄養や効果・効能は?
サボイキャベツは日本で一般的に食べるキャベツとは大きな違いがあることがわかりましたが、栄養素については違いはあるのでしょうか。一般的なキャベツも様々な健康効果が見込める栄養素を含みますが、ここではサボイキャベツの栄養素と比較して説明します。
サボイキャベツの栄養素を普通のキャベツと比較
100gあたり | サボイキャベツ(生) | キャベツ(生) |
食物繊維 | 3.1g | 1.8g |
カルシウム | 35mg | 43mg |
カリウム | 230mg | 200mg |
ビタミンC | 31mg | 41mg |
ビタミンK | 68.8µg | 78µg |
葉酸 | 80µg | 78µg |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
上記は、サボイキャベツと日本で一般的に食べられるキャベツの、100gあたりの主な栄養素の含有量を比較したデータです。表を見ると、サボイキャベツの方が多く含む栄養素もあれば、一般的なキャベツの方が多く含む栄養素もあります。中でも特筆すべき栄養素は食物繊維で、サボイキャベツの方が一般的なキャベツよりも非常に多いのが特徴です。
食物繊維は腸内環境の改善に役立つので、便秘気味な場合などは一般的なキャベツよりもサボイキャベツを食べたほうが、便秘解消の効果が見込めるでしょう。
サボイキャベツの効果・効能
サボイキャベツの葉っぱに含まれる栄養素の効果・効能には下記のようなものがあります。
・風邪の予防
・疲労回復
・血液凝固作用
・骨粗鬆症の予防
・むくみ防止
・胃腸の抗潰瘍作用
・消化の促進
・がんの予防
サボイキャベツに含まれる栄養成分のビタミンCは、風邪の予防や疲労回復に効果が期待できます。一方、ビタミンKは血液の凝固を促進する成分である他、丈夫な骨を作るために必須な成分です。また、カリウムは塩分とともに余分な水分を体外に排出する効能があるので、むくみ解消に効果があると言われています。
大根に含まれることで知られるジアスターゼもサボイキャベツには豊富に含まれ、消化を促進し、胃もたれや胸焼けに効果的です。ビタミンUはキャベジンとも呼ばれる胃薬にも含まれる成分で、胃腸に潰瘍ができるのを防ぐ効果があります。
また、シニグリンには抗がん作用があり、体内に入るとイソチオシアン酸アリルに変化して膀胱がん・大腸がん・前立腺がんなどの予防に効果が期待できます。
サボイキャベツ(ちりめんキャベツ)の食べ方・料理レシピ9選!
ちりめんキャベツとも呼ばれるサボイキャベツは、普通のキャベツと同様にさまざまな料理に活用できます。そこでここでは、サボイキャベツを使ったおすすめのレシピを紹介します。
①サボイキャベツと鶏肉のスープ
サボイキャベツと鶏肉をたっぷり使ったスープのレシピです。ハムなどを作る際に使うソミュール液に鶏肉を1日つけた後に調理することで、肉の臭みがなくなり、旨みが凝縮します。時間をかけてじっくり煮込むことで美味しく仕上がるでしょう。
②サボイキャベツとビーツのロールキャベツ
サボイキャベツで牛肉のひき肉を巻いて作るロールキャベツで、ビーツを使っているため、スープが赤いです。人参やカブの葉を煮込み、肉だけでなく野菜もたっぷり食べられます。サボイキャベツの葉っぱは、表面の凹凸が大きいのでスープがよく絡みます。