豚肉のロースと肩ロースの違いは?値段など特徴や合う料理も比較して紹介!
豚肉のロースと肩ロースの違いを知っていますか?何が違うのでしょうか?今回は、<味・柔らかさ・値段・カロリー>など特徴別に豚肉のロースと肩ロースの違いを紹介します。<とんかつ・しゃぶしゃぶ>など豚肉のロースと肩ロースがそれぞれ合う料理も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています5282
豚ロースと豚肩ロースでは、豚肩ロースの方がカロリー・糖質ともに低いことがわかります。ただし、表を見てもいずれも糖質はほとんど含まれていないことが分かる通り、豚肉は糖質が低い種類の肉なので糖質制限中はそれほど種類を気にする必要はありません。
ダイエット中に焼肉やしゃぶしゃぶなどの肉を選べる店に行く場合は、肩ロースを選ぶことをおすすめします。
豚肉のロースの値段は肩ロースより高い
豚ロースと豚肩ロースでは以下の値段の違いがあります。
豚ロース:258円前後
豚肩ロース:238円前後
上記はどちらも100gでの価格で、豚ロースの方が20円程度高めとなるのが一般的です。豚ロースは赤みと脂のバランスがよく取れていることから豚肉の中でも価格が最も高く、次いで豚肩ロースの価格が高くなっています。豚肩ロースも、豚ももや豚バラなどに比べると高めになっていることがほとんどでしょう。
豚肉のロースと肩ロースがそれぞれ合う料理は?
切り方によっては違いがほとんど感じられない豚ロースと豚肩ロースですが、それぞれに合ったおすすめの調理法を紹介します。その違いを理解しながら、上手に使い分けてみましょう。
豚肉のロースに合う料理
豚ロースは厚切りやブロックにした時と、薄切りにした時では合う料理が異なります。
【厚切り】
・とんかつ
・ポークソテー
【ブロック】
・チャーシュー
・ハム
【薄切り】
・しゃぶしゃぶ
・生姜焼き
豚ロースと豚肩ロースでは使える料理の共通点は多いものの、豚ロースはあっさりとした味わいに仕上がるのが特徴です。そのため炒め物や焼き物にするのには向いていますが、煮込みなどにするのには不向きでしょう。
しかし、豚肉の旨味がしっかり味わえるという利点を生かしてチャーシューやハムを作るのには適しているので、豪快な豚肉料理を作るならぜひ豚ロースで挑戦してみてください。
(*豚ロースの人気レシピについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
豚肉の肩ロースに合う料理
豚肩ロースに合う料理は以下になります。
・とんかつ
・生姜焼き
・カレー
・シチュー
・炒め物
豚肩ロースは和洋中、どの料理にも合わせやすくこってりとした仕上がりになるのが特徴です。カレーやシチューの煮物に使えばコクが出るのでおすすめです。ただし、大きく切って使う場合にはあらかじめ筋切りや叩いておいた方が噛み切りやすく食べやすいでしょう。
炒め物のほか煮物や揚げ物にも相性が良いので、作る料理の予定が決まっていない時に購入するにもおすすめの部位です。
(*豚肩ロースの人気レシピについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
豚肉のロースと肩ロースの違いをマスターしよう
隣り合う部位の豚ロースと豚肩ロースですが、コクや赤みのバランスなどさまざまな違いがあることがわかりました。違いを知っておくことで、好みに合わせた豚肉料理が作れるので、ぜひ違いをマスターしてみてください。