溶けたアイスは再冷凍で復活できる?お腹を壊すって本当?再利用法も紹介!
溶けたアイスを再冷凍する方法を知っていますか?一度溶けても復活させられるのでしょうか?今回は、溶けたアイスをそのまま再冷凍するとどうなるのかに加え、復活させる再冷凍方法や溶けたアイスの再利用方法を紹介します。溶けたアイスの正しい捨て方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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溶けたアイスはどうすればいいの?冷やせば戻る?
購入してからの移動時間が長くなってしまったなどの理由で、アイスが溶けてしまうことがあります。それを再冷凍しても味や食感は変わることなく美味しく食べられるのか、安全性に問題はないのかが気になるところです。ここでは、一度溶けたアイスを復活させる法の有無や活用方法について説明します。
一度溶けたアイスは再冷凍で復活する?美味しく食べられる?
一度溶けたアイスを再冷凍して復活させることができれば、遠方の店でも購入できるようになると期待している人もいるかもしれません。ここでは、溶けたアイスが再冷凍によって復活するのかについて説明します。
溶けたアイスをそのまま再冷凍するとカチカチに固まり元には戻らない
一度ドロドロに溶けたアイスをそのまま再冷凍してしまうと、カチカチに固まってしまい元の状態に戻ることはありません。アイスの食感が柔らかい理由は、空気が含まれているためです。アイスは溶ける際にこの空気が抜けてしまうため、溶けたアイスを再冷凍するとカチカチになってしまいます。
また、アイスは水分と油分で成り立っていますが、再冷凍すると分離した状態で固まります。その結果として水分にあたる部分のみ凍ってしまい、部分的にシャリシャリした食感になってしまうのです。
溶けたアイスを再冷凍するとお腹を壊すって本当?
ドロドロに溶けたアイスを再冷凍したものを食べて、お腹を壊した人がいるとの噂もあるようです。アイスは-18℃以下で冷凍保存している限りは、微生物が繁殖することはありません。しかし一度ドロドロに溶けてしまった時点で微生物が繁殖するリスクが生じます。
アイスには糖分や水分が含まれているため、溶けた状態では雑菌の繁殖によって食中毒を起こすリスクが高まり、お腹を壊す可能性を否定できないのです。特にドロドロに溶けてしまってから時間が経ったアイスは、お腹を壊すリスクが高いので再冷凍しない方がよいと考えられます。
一度溶けたアイスを復活させる再冷凍方法は?
一度溶けたアイスは、適切な方法を知っておけば美味しい状態に復活させることができます。ここでは、溶けたアイスを復活させるための再冷凍方法を紹介します。
溶けたアイスは空気を混ぜながら冷やすと復活する
溶けたアイスは空気を混ぜながら冷やすことで復活でき、その手順は以下の通りです。
①溶けたアイスを金属製のボウルやバットに入れ、泡立て器などで少し混ぜる
②①を冷凍庫に入れる
③15分おきに②を冷凍庫から取り出し、フォークなどを使って混ぜる
④3回ほど③の作業をくり返す
⑤④を蓋つき容器に戻して冷凍すれば出来上がり
アイスが入っている容器を使用して何度も混ぜる方法もあるものの、金属製の入れ物の方が急速冷凍されるので効率がよいです。もしアイスの容器の状態で混ぜながら再冷凍する場合は、蓋の下にアルミホイルを挟み込んで冷凍すると急速冷凍の状態に近づけられます。
空気を混ぜながら再冷凍する際に固まる時間はアイスの溶け具合によっても異なるものの、ねっとりした食感になるまでは4時間から6時間かかるといわれています。その状態で食べるのが一番美味しく、食感を元に戻したものであっても再冷凍の期間が長くならないうちに食べるのがおすすめです。
溶けたアイスの再利用方法は?
溶けたアイスに空気を含ませながら再冷凍することで、味や食感を元の状態に近づけることはできます。しかし溶けた時点で賞味期限が切れているので、再利用するのも方法の1つです。ここでは、溶けたアイスの再利用方法を3つ紹介します。