ガトーショコラの「ガトー」の意味・由来とは?お菓子以外の使用例も紹介!
「ガトー」の意味を知っていますか?プティガトーやガトーショコラが有名ですね。今回は、ガトーの意味を使われる場面別の使用例とともに紹介します。ガトーが名前につくお菓子・ケーキの種類をレシピとともに紹介するので参考にしてみてくださいね。
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ガトーショコラの「ガトー」とは?どんな意味・由来?
ガトーショコラやプティガトーなど、洋菓子には度々「ガトー」と名前が付けられています。そんなガトーの意味や、他の言語での言い方について紹介します。
ガトーはフランス語で主に「焼き菓子・ケーキ」を指す言葉
ガトーは、フランス語で主に焼き菓子やケーキを意味する言葉です。ガトーに含まれるものと含まれないものは、以下を参考にして下さい。
【ガトーに含まれるお菓子】
・ケーキ
・クッキー
【ガトーに含まれないお菓子】
・プリン
・ジェラート
・チョコレート
・キャンディ
ガトーは、小麦粉・卵・バター・砂糖などを混ぜてオーブンで焼き上げたお菓子を意味する総称です。主にケーキを意味する言葉ですが、クッキーのような焼き菓子もガトーに含まれます。プリンやジェラートのように、焼き上げずに作るお菓子はガトーに含まれないので注意しましょう。
ガトーを他の言語で言い換えると?
ガトーはフランスでの呼び方ですが、他の国では以下のような呼び方をします。
・イギリス:cake(ケーク)
・ドイツ:kuchen(クーヘン)
・イタリア:torta(トルテ)
・オランダ:taart(タールト)
ガトーは、英語に言い換えるとケークになるため、多くの国でケークやケーキの名称で呼ばれています。なお、日本でもよく食べられるバウムクーヘンはドイツ発祥のお菓子で「木のケーキ」を意味しますが、フランス語ではガトー・ア・ラ・ブロッシュと呼ばれています。
ガトーが使われる場面とは?
ガトーの意味が分かったところで、次は実際にどのような場面で使われることが多いのかを見ていきましょう。お菓子の名称以外に使われる場面も紹介するので、参考にして下さい。
①ケーキ・お菓子の名称
ガトーは、以下のようにオーブンで焼き上げるケーキやお菓子の名称として使われます。
・ガトーショコラ
・ガトーインビジブル
・ガトーマロン
・ガトーフレーズ
・プティガトー
日本でも馴染みが深いガトーショコラは、チョコレートを使ったケーキを意味します。また、フランスではマロンケーキはガトーマロン、いちごのショートケーキはガトーフレーズと呼ばれます。なお、プティガトーは小さなケーキや焼き菓子を意味し、ガトーインビジブルは薄くスライスしたりんごを重ねて焼くお菓子です。
②お店の名前
ガトーは、以下のようなお店の名前に使われることもあります。
・ケーキ屋
・焼き菓子屋
・フランス料理店
ケーキ・焼き菓子の専門店やフランス料理店の名前として、ガトーが使われることも多くあります。同じようにパティスリーもよくケーキ屋の店名に使われますが、ガトーが名前に付くお店の方が、より焼き菓子を専門的に扱っている場合が多いようです。
③お菓子以外の料理
ガトーは、以下のような料理にも使われます。
・エビとホタテのガトー仕立て
・チキンのガトー仕立て
上記のような料理は、セルクルでケーキのような形に仕上げることから、ガトー仕立てと呼ばれます。魚介類や肉類を層のように重ねたり、ゼリーのように固めたりする料理など多種類あります。主にフランス料理のコースで、これらの前菜を目にする機会があるでしょう。
ガトーが名前につくお菓子・ケーキの種類とレシピ
ここからは、ガトーが名前につくお菓子やケーキの種類やレシピを紹介します。料理初心者でも作りやすいので、自宅でガトー作りにチャレンジする際の参考にして下さい。