れんこんにカビが生えても食べれる?種類・見分け方や正しい保存法など紹介!

れんこんにカビが生えたことはありませんか? 今回は、れんこんに生えるカビの種類と見分け方を、カビる原因とともに紹介します。れんこんにカビが生えても食べられるかた食べた時の対処法に加え、正しい保存方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. れんこんにカビが生えた?
  2. れんこんにカビが生える原因
  3. れんこんに生えるカビの種類と見分け方は?
  4. ①白いふわふわ
  5. ②黒い点々
  6. れんこんにカビが生えても食べられる?食べた時の対処法は?
  7. カビが生えたれんこんは食べない方が無難
  8. 食べても食中毒になる可能性は低いが場合によっては注意が必要
  9. れんこんのカビが生えにくい保存法・コツは?
  10. ①冷暗所で保存する
  11. ②小分けにして冷凍保存する
  12. れんこんにカビが生えないよう正しく保存しよう

れんこんにカビが生えた?

れんこんは、揚げ物から煮物まで何にでも使えて地味ながらも人気のある野菜です。根菜のため長期保存ができる印象がありますが、気づけば変色や黒い点々、白いものが生えていることがあります。これらは全部カビなのか、また食べられるものなのかを説明します。

れんこんにカビが生える原因

れんこんにカビが生える原因として考えられるのは、以下の通りです。

・乾燥
・空気
・日光


れんこんは元々泥の中で育つ根菜で日ざしや乾燥状態に弱いため、これらがれんこんを傷める原因になります。根菜のため日持ちする印象があるかもしれませんが、収穫後は逆に他の野菜よりも日持ちせず、1週間もあれば傷んでしまうため注意が必要です。

れんこんに生えるカビの種類と見分け方は?

買ったれんこんを調理する段階で変色したり、白いふわふわしたものや黒い点々が見られたりすることがあります。また表面から見てわかるものだけでなく、切ってから穴の中の異変に気づくこともありますが、これらは全てカビなのでしょうか。ここではれんこんのカビの種類と見分け方を、似た症状と合わせて説明します。

①白いふわふわ

出典: @pmhe360

れんこんに生えた白いふわふわしたものは、白カビです。乾燥が原因であることが多く、れんこんに見られるカビの中で一番多いタイプです。表面にわかるように生えていればまだわかりやすく対処しやすいのですが、中の穴に生えてしまうとわかりにくく切ってから気づくこともあります。毒性は弱く、食べても害はないものの食感や味は悪くなります。

似たような状態として、切り口が白くぶつぶつしていることがあります。これは、でんぷん質が白くなって固まってしまっているもので、食べても問題ありません。判断が難しいかもしれませんが、綿毛のようなふわふわな状態はカビになり、粉っぽい時はでんぷんと思われるので、よく見て判断してください。

②黒い点々

出典: @mizuki1136

異変で分かりにくいものに、黒い点々があります。これは収穫前に茎が倒れることで、れんこんの酵素が茎から入った空気に触れてポリフェノールと反応して起こる現象です。また、黒や茶色に変色した場合も同じような理由で、どれも食べられます。ただ、カビとの違いがわかりにくく見た目も良くないため、心配な時は無理に食べないのが無難です。

注意しなければいけないのが黒カビです。酷いとぬめりが出ていたり異臭が感じられたりするので、すぐにわかります。切ると穴の回りが酷く腐敗していたと言うこともあります。黒カビは白カビよりも毒素が強いため、食べないようにしてください。

(*れんこんの黒い斑点について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

れんこんの黒ずみ・斑点は大丈夫?黒くなる原因は?変色を戻す方法を紹介!

れんこんにカビが生えても食べられる?食べた時の対処法は?

れんこんが傷んでいても、大きく取り除けば食べられると言う意見は多くあります。実際にカビと変色を勘違いして食べた場合は問題ないので、大丈夫だと思う人もいるかもしれません。ここでは、れんこんにカビが生えても大丈夫なのか、対処法も含めて説明します。

カビが生えたれんこんは食べない方が無難

一般的に、野菜に生えたカビは取り除いて食べることができるとされています。特に白カビは、食感は悪くなっているものの害はないため食べられます。しかし元々菌糸により成長するカビは、見えない部分にも広がっている可能性があります。そこに毒素が含まれていても気づくことができません。

特に異臭や味に苦味がある、れんこんが本来持っているネバネバ感とは違うぬめりがある時や柔らかくなっているなど、異変を感じる時は注意が必要です。カビの菌糸がかなり広がっていることが考えられるため、食べることを止めた方が無難です。もし食べたい場合は、カビの部分だけでなく周りまで広く取り除くことをおすすめします。

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