ヤーコンのアク抜きはなぜ必要?しないでOK?方法やかかる時間も紹介!
ヤーコンはアク抜き・下ごしらえがなぜ必要か知っていますか?今回は、ヤーコンを生・サラダで食べる時にアク抜きする理由を、かかる時間やアク抜きの方法・注意点とともに紹介します。アク抜きしたヤーコンの食べ方や保存方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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ヤーコンはアク抜き・下ごしらえが必要?しないでOK?
サツマイモのような見かけで梨のような食感を持つヤーコンは、オリゴ糖やポリフェノールなど栄養価も高い野菜です。しかし、ヤーコンを見かけても下ごしらえの方法を知らないと買うのをためらってしまうかもしれません。ヤーコンはアク抜きが必要なのか詳しく説明するので参考にしてください。
生・サラダで食べる場合にヤーコンのえぐみを抜くため
収穫したばかりの新鮮なヤーコンはえぐみが強いので、アク抜きが必要です。厚めに皮をむき、酢水や塩水に晒すことで、苦みやえぐみを抑えることができます。ヤーコンは、収穫してから時間経過とともに甘みが増してきます。1週間から1ヶ月置いたヤーコンは、短時間のアク抜きで十分ですので覚えておきましょう。
ヤーコンが変色するのを防止する目的もある
ヤーコンの変色を防ぐためにも下ごしらえは必要です。ヤーコンを切ると、徐々に表面が黒ずんでいきます。これは、ヤーコンにポリフェノールオキシターゼが含まれているためです。生・サラダで食べる場合には見た目が大切ですから、変色防止のために必ずアク抜きをしましょう。
ヤーコンのアク抜き方法は?時間はどれくらい必要?
ヤーコンは一見、地味な野菜ですがひと手間かけることで美味しく味わうことができます。ここでは、ヤーコンのアク抜き方法について解説していきます。
①酢水でアク抜きする方法
酢水を使ってヤーコンのアク抜きをする方法です。
【やり方】
1、水2カップに酢小さじ1杯を加えて酢水を作る
2、食べやすい大きさに切ったヤーコンを1分ほど浸す
3、ザルにあけて水気をキッチンペーパーなどでふき取る
ヤーコンの切り口がポリフェノールの酸化によって黒ずみや緑色になるのを防ぎ、きれいな白色を保つことができます。サラダや漬物などの料理を作るときに、この方法でアク抜きをしてみてください。
②熱湯で茹でてアク抜きする方法
ヤーコンを熱処理してアク抜きすることもできます。
【やり方】
1、鍋にヤーコンが浸る量の水を入れて沸騰させる
2、沸騰したらヤーコンを入れて、30秒ほど茹でる
3、ザルにあけて水けをきる
揚げ物や煮物などの料理にこの方法で下ごしらえをしてみてください。ヤーコンの気になる渋みを取り除くことができます。長時間茹でてしまうと、ヤーコンの歯ざわりの良い食感が失われてしまうので注意が必要です。
ヤーコンのアク抜きをする際の注意点は?
ヤーコンは、料理前にアク抜きするべきであることがわかりました。ここからは、ヤーコンのアク抜きをする際に注意する点を紹介します。
ヤーコンを水に晒しすぎると栄養素も流出する
ヤーコンを長時間、水に晒すことは避けてください。ヤーコンに含まれているフラクトオリゴ糖や水溶性食物繊維であるイヌリンが溶けだしてしまい、貴重な栄養素が失われてしまいます。またヤーコンが持つ独特な甘味や旨味も減少してしまいます。水に晒す時間は1~3分程度にとどめ、短時間で手早くアク抜きするようにしましょう。
(*ヤーコンの栄養価と効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)