玉ねぎは洗う?洗わない?洗い方をタイミング別にメリットを比較して紹介!
【Awaji Hapinico Farm監修】玉ねぎは洗うか洗わないかでどちらが良いか知っていますか?今回は、玉ねぎを洗うメリット・デメリットや、洗い方をタイミング別に紹介します。玉ねぎの洗わない方が良い場合についても紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
玉ねぎを洗う人であっても、どのタイミングで洗うのか気になります。玉ねぎを洗うタイミングによって、得られるメリットにも違いがあるようです。ここでは玉ねぎの洗い方を、タイミング別に説明しますので参考にしてください。
①茶色の皮を剥く前
1つめは茶色の皮を剥く前に洗う方法で、表面についている土や農薬、黒カビなどを取り除くうえで有効です。また玉ねぎの茶色の皮は乾燥しているので、そのままだと剥きにくいです。皮ごと水で洗うとそれが軽減されるので、剥きやすくなります。より玉ねぎを剥きやすくしたい場合は、水をはったボウルに玉ねぎを10分ほど浸けておくのもおすすめです。
②茶色の皮を剥いた後
2つめは茶色の皮を剥いた後に洗う方法で、中身についた土などの汚れを取り除くことができます。また茶色の皮を剥いても薄皮が残っていると、包丁を入れた時に滑って切りにくいものです。皮を剥いてから洗うと、この薄皮がキレイに剥けるので調理しやすくなります。
③茶色の皮を剥いてカット後
3つめは茶色の皮を剥いてカットしてから洗う方法で、玉ねぎ内部をしっかり洗えるメリットがあります。一方で切断面から水溶性の成分が流出しやすくなるので、栄養価が下がるとの指摘があるのも事実です。衛生面を考えると一番安心な方法ですが、流水にさらし過ぎるのはおすすめできません。
玉ねぎを洗った方がいい場合はある?
玉ねぎにも色々な種類があり、中には洗うのがおすすめのものがあります。なぜ玉ねぎを洗った方が良いかの理由がわかると、納得して習慣化できそうです。ここでは、玉ねぎを洗った方が良いケースを紹介します。
新玉ねぎをまるごと調理する場合は洗う方が良い
新玉ねぎをまるごとスープなどにする場合の方法は以下の通りです。
①ボウルに水をはり、新玉ねぎを3分ほど浸ける
②新玉ねぎの皮がふやけたら、水から取り出す
③②の皮を剥く
新玉ねぎには、一般的なものにある茶色の皮が存在せず、薄く柔らかい皮に包まれいますが、一般的な玉ねぎと同様に、その表面の薄皮に汚れがついているので、表面の汚れを洗い流し、その皮を取り除けば、基本的には、安全に食べることができます。
玉ねぎを洗わない方が良い場合は?
これまで玉ねぎを洗うメリットを述べてきましたが、実は洗わない方がいいケースもあります。その理由を理解すると、玉ねぎをより美味しく安全に食べるためにも役立ちますので参考にしてください。ここでは、玉ねぎを洗わない方がいい場合について説明します。
玉ねぎを長期保存する場合
玉ねぎをすぐ食べずに保存する場合は、洗わないのが基本です。玉ねぎは湿気に弱いので、水洗いすると保存方法が常温でも冷蔵でも傷みやすくなってしまうからです。
また冷凍保存する際も水洗いするのは避けましょう。辛み成分を含めた栄養が流出しやすくなります。加えて、含んだ水分が結晶化する際に氷の粒が大きくなり、細胞壁を壊すことで食感が悪くなるデメリットがあります。
(*玉ねぎの保存方法と期間について詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)
あゆきゃん
Awaji Hapinico Farm
調理しやすい状態にカットして冷凍する場合には皮についた表面の汚れを落とし、水気をふき取ってから保存するのがおすすめです。