玉ねぎは洗う?洗わない?洗い方をタイミング別にメリットを比較して紹介!
【Awaji Hapinico Farm監修】玉ねぎは洗うか洗わないかでどちらが良いか知っていますか?今回は、玉ねぎを洗うメリット・デメリットや、洗い方をタイミング別に紹介します。玉ねぎの洗わない方が良い場合についても紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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玉ねぎは洗う?洗わない?
調理をする際に玉ねぎを洗う人と洗わない人がおり、一部で論争になっています。玉ねぎを洗うのを忘れた場合、何かデメリットがあるのかも気になるところです。ここでは玉ねぎを洗うメリットとデメリットや、洗い方などについて幅広く説明します。玉ねぎを洗うあるいは洗わないを選ぶ際の参考にしてみてください。
玉ねぎを洗うメリットは?
玉ねぎを洗わない派の多くは、皮を剥いて調理をするのだから問題ないと考えているようです。しかし洗う派はメリットを感じるから、それを習慣化していると考えられます。ここでは、玉ねぎを洗うメリットを3つ紹介します。
①衛生的に安全
メリットの1つめは、玉ねぎを洗うと衛生的に安全なことです。玉ねぎは茶色の皮に包まれている状態ですが、剥くと中身が汚れていることがあります。また茶色の皮に土や黒カビがついていた場合、剥いて中身がきれいだとしても心情的に洗いたくなる人も多いでしょう。他の野菜と同様に、玉ねぎを洗う方が衛生面で安心感を得られます。
②皮が剥きやすくなる
玉ねぎの皮がついたまま洗うことで、剥きやすくなるのもメリットです。玉ねぎには茶色の皮だけでなく薄皮もついており、上手に剥けなくて苦労した経験がある人も多いでしょう。しかし玉ねぎを皮ごと軽く水洗いすると茶色の皮が湿るので剥きやすいうえ、薄皮も手早く剥がせます。
③玉ねぎ成分が目に滲みにくくなる
玉ねぎを洗うことで辛み成分が抑えられ、目に滲みにくくなることもメリットです。これは玉ねぎの辛み成分であるアリシンが水溶性なので、水で洗うことで揮発性が弱まることが理由です。一方、洗わない玉ねぎはアリシンが揮発するので目に滲みる原因となり、その対策として水で洗うのは効果的と考えられます。
(*玉ねぎを水にさらす理由について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
玉ねぎを洗うデメリットはある?
衛生面や調理面で玉ねぎを洗うメリットがある一方で、デメリットがないのかも気になるところです。玉ねぎを洗わない人の中には、このデメリットを問題視する人もいそうです。ここでは、玉ねぎを洗うデメリットを説明します。
玉ねぎの水溶性の栄養成分が流出する
玉ねぎには、以下のような水溶性の栄養成分が含まれています。
・アリシン
・ビタミンB6
・ビタミンC
・葉酸
・パントテン酸
・食物繊維
・カリウム
水で洗うことで前述した辛み成分であるアリシンをはじめ、様々な栄養成分が流出することはデメリットです。玉ねぎには水溶性と不溶性両方の食物繊維が含まれており、一部が流出することになります。そのため玉ねぎの栄養成分を余すことなく取り入れたい人は、洗わないことを選択するようです。