お弁当を前日に詰める際の注意点は?冷凍食品はOK?作り置きレシピも紹介!

お弁当を前日に詰めると危険なのでしょうか?対策はあるのでしょうか?今回は、お弁当を前日に詰めるときの注意点や冷凍食品は詰めても問題ないのかにくわえ、夏・冬での季節別で気をつけることも紹介します。お弁当を前日に作るときに役立つ作り置きレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. お弁当を前日に詰めるのは危険?大丈夫?
  2. お弁当を前日に詰めるときの注意点は?腐らない・味が落ちないようにするには?
  3. ①余熱を取り除いてからフタをする
  4. ②保冷剤で冷ます
  5. ③清潔な調理器具・お弁当箱を使う
  6. ④夕飯の残りを詰めるときは再加熱する
  7. ⑤水気をなるべく避ける
  8. ⑥抗菌作用があるものを使う
  9. ⑦保温のあるお弁当箱を使う
  10. ⑧ご飯は当日炊く・別で冷蔵するのがおすすめ
  11. お弁当を前日に詰めるときに冷凍食品を使うのはどうなの?気をつけることは?
  12. ①自然解凍の冷凍食品を選ぶ
  13. ②水分の多い冷凍食品をなるべく使わない
  14. ③すきまが空くようにフタをして水分を飛ばす
  15. お弁当前日に詰める時の季節ごとの注意点
  16. 夏はお弁当の水分を取って冷ますことが大切
  17. 冬でも室内ではなく冷蔵庫で保存しよう
  18. お弁当を前日に詰めるときに役立つ作り置きレシピは?
  19. ①きんぴらごぼう
  20. ②キャベツとえのきの塩こんぶ和え
  21. ③椎茸とピーマンの麺つゆバター炒め
  22. お弁当を前日に詰めるときは細心の注意を払おう

お弁当を前日に詰めるのは危険?大丈夫?

お弁当は前日に詰めておけば、忙しい朝の時短になります。朝の負担が減るのは嬉しいことですが、そこで気になるのが食材の傷みや固くならないか等です。お弁当を前日に詰めること自体は特に問題ありませんが、注意すべきは時間よりも温度と湿度です。今回は、お弁当を前日に詰める際の注意点や、お弁当を前日に詰める際におすすめのレシピを紹介します。

お弁当を前日に詰めるときの注意点は?腐らない・味が落ちないようにするには?

お弁当を前日に詰める時の注意点は、どんなことがあるのでしょうか。ここでは、お弁当を前日に詰める際に、腐ったり味が落ちたりしないようにする工夫や注意点を紹介します。

①余熱を取り除いてからフタをする

朝にお弁当を作る際にも言える事ですが、前日にお弁当を詰めておく際には、余熱をしっかり取り除いてからフタを閉めましょう。

冷める前にフタをしてしまうと、湯気で水滴が付着してしまいます。その水分によって菌が繁殖しやすくなり、弁当が腐りやすくなります。それを避けるためにも、おかずをお弁当に詰めてから冷ますよりもおかずが冷めてからお弁当に詰めるのが最適です。

②保冷剤で冷ます

調理中の高温や冷蔵庫内の低温では増えにくい菌ですが、30℃~40℃のぬるい温度のでは一番菌が繁殖します。おかずを冷ます途中にこの温度になるため、その時間を減らすためにも保冷剤を使って早めに冷ますように工夫しましょう。

③清潔な調理器具・お弁当箱を使う

おかずを詰める時に気をつけたいのが調理器具やお弁当箱の清潔さです。お弁当箱だけではなく、菜箸等の調理器具に菌が付着していると、そこから菌が繁殖してしまいます。菜箸が清潔でないと朝お弁当を作る時よりも菌が増える時間が長くなってしまい、食材が傷みやすくなります。おかず一品ごとに菜箸を洗うなどして、清潔さを保つよう心がけましょう。

④夕飯の残りを詰めるときは再加熱する

お弁当に夕飯の残り物を詰めることはよくありますが、詰める前に料理を再加熱しましょう。食卓に出す前に前もってお弁当用に取り分けてあれば問題ありませんが、一度箸を付けたおかずは時間とともにそこから菌が繁殖します。レンジで1分程度再加熱してから、お弁当に詰めましょう。

⑤水気をなるべく避ける

前述した通り、水分は菌の繁殖に繋がります。また水分が多いと汁漏れの心配や、他のおかずに味移りしてしまう可能性もあります。汁気の多いおかずはなるべく避け、入れる場合でも水分を完全に切ってから詰めましょう。お弁当用のカップにはおかずの水分を吸収してくれる物もあるので、そういった物を活用するのもおすすめです。

また、生物は傷むため、入れるのは絶対に避けてください。野菜もなるべく火を通すのが無難です。そのほか、イチゴやミニトマトなどのヘタには雑菌がついているため、ヘタを取って洗いしっかり拭いて清潔な状態にしてから詰める等の注意が必要です。

⑥抗菌作用があるものを使う

お弁当に以下のような抗菌作用のあるものを一緒に入れると、食材が傷みにくくなります。

・抗菌シート
・梅干し
・梅しそ
・生姜
・カレー粉
・唐辛子
・わさび
・にんにく
・お酢

抗菌作用のある食材は食欲増進にもなる食材が多いため、夏場の夏バテ防止にも役立ちます。特に使い勝手の良いのがお酢で、お弁当箱に薄く塗るだけでも食中毒のリスクを下げられます。また、梅干しはご飯にのせるだけで良いため、こちらも使い勝手が良いです。

また、抗菌シートは食材の上に乗せるだけで済むため、上記の食材を使わない時に使うのがおすすめです。ただし、抗菌シートの多くは電子レンジでの使用不可なため、レンジで温める際は必ず抗菌シートを外すように注意しましょう。

⑦保温のあるお弁当箱を使う

保温機能のあるお弁当箱を使えば、朝に温かいお弁当を持って出かけて、そのまま温かいお弁当を食べられます。外でご飯が炊ける機能のあるお弁当箱もあるため、再加熱できない場合で温かいお弁当が食べたいという時におすすめです。

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