お弁当を前日に詰める際の注意点は?冷凍食品はOK?作り置きレシピも紹介!
お弁当を前日に詰めると危険なのでしょうか?対策はあるのでしょうか?今回は、お弁当を前日に詰めるときの注意点や冷凍食品は詰めても問題ないのかにくわえ、夏・冬での季節別で気をつけることも紹介します。お弁当を前日に作るときに役立つ作り置きレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- お弁当を前日に詰めるのは危険?大丈夫?
- お弁当を前日に詰めるときの注意点は?腐らない・味が落ちないようにするには?
- ①余熱を取り除いてからフタをする
- ②保冷剤で冷ます
- ③清潔な調理器具・お弁当箱を使う
- ④夕飯の残りを詰めるときは再加熱する
- ⑤水気をなるべく避ける
- ⑥抗菌作用があるものを使う
- ⑦保温のあるお弁当箱を使う
- ⑧ご飯は当日炊く・別で冷蔵するのがおすすめ
- お弁当を前日に詰めるときに冷凍食品を使うのはどうなの?気をつけることは?
- ①自然解凍の冷凍食品を選ぶ
- ②水分の多い冷凍食品をなるべく使わない
- ③すきまが空くようにフタをして水分を飛ばす
- お弁当前日に詰める時の季節ごとの注意点
- 夏はお弁当の水分を取って冷ますことが大切
- 冬でも室内ではなく冷蔵庫で保存しよう
- お弁当を前日に詰めるときに役立つ作り置きレシピは?
- ①きんぴらごぼう
- ②キャベツとえのきの塩こんぶ和え
- ③椎茸とピーマンの麺つゆバター炒め
- お弁当を前日に詰めるときは細心の注意を払おう
⑧ご飯は当日炊く・別で冷蔵するのがおすすめ
ご飯は冷蔵保存に不向きで、冷蔵庫に入れるとデンプンが劣化してしまいます。そのため、ご飯だけは当日朝に炊いたものを冷まして詰めるのが一番美味しいです。
どうしても冷蔵したご飯を使いたい場合は、再加熱する必要があります。しかしおかずと一緒になっているお弁当ごと再加熱すると、冷ますのに時間もかかり非効率的です。そのためお弁当箱とは別にしてご飯だけ冷蔵しておくと、加熱後も楽でおすすめです。
お弁当を前日に詰めるときに冷凍食品を使うのはどうなの?気をつけることは?
お弁当作りにおいて重宝するのが、冷凍食品です。お弁当を前日に詰める場合でも、冷凍食品は使えるのでしょうか。ここでは、冷凍食品は前日にお弁当に詰めても問題ないのか、また使う場合に気をつけることは何なのか紹介します。
①自然解凍の冷凍食品を選ぶ
最近の冷凍食品には、凍ったままお弁当に詰められるタイプのものもあります。レンジで解凍した場合は冷ます時間もかかるので、お弁当の保冷効果にも繋がる自然解凍タイプの冷凍食品を選ぶと時間短縮にもなり楽です。
しかし、家庭調理したものを冷凍した場合は、そのままお弁当に詰めるのはやめましょう。急速冷凍された市販品と違い、家庭で凍らせたものを自然解凍させると、水分が大量に出て腐りやすくなります。
②水分の多い冷凍食品をなるべく使わない
煮物や和え物などの水分の多い冷凍食品を使うと、解凍された時に水分が多く出て腐りやすくなります。水分の多いものを使う時は、自然解凍タイプのものを使うよりもレンジで解凍して余計な水分を切ってからお弁当に詰めるのが無難です。
③すきまが空くようにフタをして水分を飛ばす
お弁当を詰め終わって冷蔵庫に保存する際、フタは少しすきまが開く程度に軽めにして水分を飛ばすのが最適な方法です。強く閉めてしまうと、水分が外に飛ばずに蒸れてお弁当が傷んでしまう可能性があります。持っていく時にフタに付いた水分を清潔な布巾などで拭き取ってから、しっかりフタを閉めましょう。
お弁当前日に詰める時の季節ごとの注意点
お弁当を前日に詰める場合、夏と冬で特に気をつける事に違いはあるのでしょうか。ここでは、お弁当を前日に詰める際の、それぞれの季節ごとに挙げられる注意点を紹介します。
夏はお弁当の水分を取って冷ますことが大切
夏場は食材が傷みやすく、食中毒が心配になる季節です。
・食材を冷ましてからお弁当に詰める
・保冷剤で速やかに冷ます
・洗った野菜は拭いて詰める
・抗菌作用の高い食材を詰める
・水分の出る食材は、水気を切ってカップに入れる
お弁当の傷みやすさは、水分と温度によって決まります。夏は特に菌が増殖する温度になりやすいのでしっかり冷まし、移動中なども保冷剤や凍らせたカップゼリーで冷やしてなるべく低温の時間を維持しましょう。冷たい空気は下にいくので、保冷剤はお弁当箱の上に乗せるのが最適です。
冬でも室内ではなく冷蔵庫で保存しよう
冬は気温が低く寒いので冷蔵庫に入れなくても大丈夫ではないかと思いがちですが、冬でも室内ではなく冷蔵庫で保存した方が良いと言えます。冬の室内は暖房がきいていることが多いため、暖房のきいた部屋にお弁当を放置すると菌が一気に増殖する事が考えられるからです。冬場で涼しい、または寒いからといって、油断しないようにしましょう。