イノシシ肉の下処理の仕方は?臭み取りのコツは?美味しい食べ方・レシピも紹介!
イノシシ肉の下処理・下ごしらえ方法を知っていますか?臭みを消す美味しい食べ方を知りたいですよね。今回は、イノシシ肉の臭みを消す下処理・下ごしらえ方法や美味しい食べ方を紹介します。イノシシ肉の人気レシピや下処理・下ごしらえ後の保存方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- イノシシ肉は下処理・下ごしらえが必要?
- イノシシ肉は臭みがあるため下処理・下ごしらえは必ずしよう
- イノシシ肉の臭みを消す下処理・下ごしらえ方法は?冷凍肉はどうする?
- 冷凍イノシシ肉はまず解凍しよう
- イノシシ肉の下処理で用意するもの
- イノシシ肉の下処理の方法・手順
- イノシシ肉の臭みをさらに消す下処理・下ごしらえや食べ方のコツは?
- ①イノシシ肉を酒・塩麹・ヨーグルトなどに漬け込む
- ②香味野菜を使う
- ③スパイスや香辛料などで濃いめの味付けにする
- イノシシ肉を使った人気レシピを紹介!
- ①ぼたん鍋(しし鍋)
- ②イノシシ肉の角煮
- ③焼肉
- ④赤ワイン煮
- ⑤イノシシ肉のすき焼き
- ⑥イノシシ肉の塩麹グリル
- ⑦しぐれ煮
- イノシシ肉を下処理した後の保存方法は?
- イノシシ肉は冷凍保存しよう
- イノシシ肉を正しく下処理して美味しく食べよう!
イノシシ肉は下処理・下ごしらえが必要?
イノシシ肉を調理したけれど、いざ食べようとすると独特の獣臭さが気になって食べられないというケースは多いです。ここでは、イノシシ肉の下処理・下ごしらえの必要性と方法について紹介します。
イノシシ肉は臭みがあるため下処理・下ごしらえは必ずしよう
新鮮なイノシシ肉であっても、そのまま何もせずに調理すると、獣臭さが気になって美味しく食べることができません。イノシシ肉を調理するのであれば、あらかじめ臭みを取り除くための下処理として、血抜きを行いましょう。
イノシシ肉の臭みを消す下処理・下ごしらえ方法は?冷凍肉はどうする?
イノシシ肉の臭みを消すにはどうしたらいいのでしょうか。ここでは、イノシシ肉の臭みを消す下処理・下ごしらえの方法と、冷凍肉の場合の対処法について紹介します。
冷凍イノシシ肉はまず解凍しよう
冷凍イノシシ肉は、冷蔵庫で時間をかけて解凍しましょう。解凍する際、常温はNGです。イノシシ肉に限ったことではありませんが、常温で冷凍イノシシ肉を解凍しようとすると、表面の温度から上がっていきます。表面温度が高くなることで、雑菌が繁殖しやすくなります。
また、常温での冷凍イノシシ肉の解凍は、肉汁の含まれるドリップが多く発生するため、雑菌がより繁殖しやすくなるだけでなく、うまみ成分も肉から流出してしまいます。冷凍イノシシを解凍する場合は冷蔵庫を利用するようにしましょう。
イノシシ肉の下処理で用意するもの
イノシシの下処理で用意するものは、次の3つです。
1.塩
2.水
3.ボウル
どれも家庭の台所にあるものなので、揃えやすいです。ボウルはイノシシ肉が入る大きさのものを用意しましょう。
イノシシ肉の下処理の方法・手順
イノシシ肉の下処理は、臭みの原因となる血をしっかり抜くことです。下処理の方法と手順をご紹介します。
1.ボウルに塩と水を混ぜて5%~15%の塩水を作る
2.イノシシ肉を漬けて揉み洗いする
3.血が出て赤くなるので、汚れた塩水を捨てて新しい塩水で洗う
4.1~3を5回~6回繰り返す
5.塩水の色が赤く濁らなくなったら出来上がり
塩水で揉み洗いを繰り返した後、下茹でをしてさらに綺麗に洗うという方法もありますので、イノシシ肉の臭みをより取りたいという方におすすめです。
イノシシ肉の臭みをさらに消す下処理・下ごしらえや食べ方のコツは?
下処理で血抜きをしてもイノシシ肉の臭みが気になる場合、別の方法はないのでしょうか。ここでは、イノシシ肉の臭みをさらに消す下処理・下ごしらえや食べ方のコツについて紹介します。
①イノシシ肉を酒・塩麹・ヨーグルトなどに漬け込む
イノシシ肉は以下のようにひと手間加えて漬け込むことで、さらに気になる臭いを消すことが可能です。
・酒やワイン、ビールなどに一晩漬け込み、洗い流して水分を拭き取り調理する
・イノシシ肉の塊肉は塩麹に一晩、薄切り肉は半日漬け込み、拭き取って調理する
・ヨーグルトに一晩漬け込み、サッと洗って水分を拭き取って調理する
酒や塩麹、ヨーグルトはイノシシ肉の臭いをとるだけではなく、肉を柔らかくします。チャック付きのビニール袋にイノシシ肉と一緒に入れてよく揉んで漬け込みましょう。ちなみに、薄切り肉をたくさんの量の塩麹に漬けてしまうと塩辛くなるので、適量を使用するようにしましょう。