小豆に虫が湧いた…駆除方法は?害虫対策できる保存法も紹介!
小豆にはどのような虫が湧くのかを知っていますか?今回は、小豆に湧く<アズキゾウムシ・マメゾウムシ>などの小さい虫や、小豆に虫が湧かないための対策方法を紹介します。小豆に虫が湧いた・発生した場合の駆除方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
小豆に虫が湧いた場合は食べない方が良い
小豆を開封して虫が湧いていた場合、食い荒らされた小豆は食べない方が無難です。万が一虫を食べても吐き出せばよいと考える人もいそうですが、食中毒の原因になりかねません。小豆の中身が食い荒らされていないければ大丈夫ですが、卵が産みつけられているリスクはあります。そう考えると同じ袋に入っている小豆は、食べない方がよいでしょう。
小豆に虫が湧くのを防ぐ対策方法は?
開封した小豆に虫がいなかった場合には、保存している間に虫がつかないようにしたいところです。小豆に虫が湧かないように、保存の段階でできる対策も複数あります。ここでは、小豆に虫が湧くのを防ぐための対策を具体的に紹介します。
①最初に水で小豆を選別しておく
開封した小豆を最初に水に浸け選別すると、虫が湧きにくくなる対策となります。水に浸して浮いてきた小豆は虫が内部を食べており、成虫が出る際に開けた穴から空気が入り水に浮かぶのです。水に浮いた小豆はすべて取り除きますが、沈んでいる小豆のなかに産卵されて孵化しているものが含まれている可能性はゼロではないと覚えておきましょう。
②密閉容器で保存する
選別した小豆を袋ではなく、密閉容器で保存するのも有効な対策です。開封した袋に入れたままにしておくより、密閉容器に小豆を入れる方が虫が侵入するリスクを減らせます。蓋つきのプラスチック容器だけでなく、消毒済みの一升瓶やペットボトルの蓋をして小豆を入れるのも有効な方法です。
③冷蔵庫・冷凍庫で保存する
開封した小豆は、冷蔵庫または冷凍庫で保存するのもおすすめの対策です。小豆を冷蔵または冷凍で保存することで、虫の成長を止めることができます。冷蔵庫または冷凍庫で小豆を保存する場合には、小豆が湿気ないようにジッパー付き保存袋に入れるとよいでしょう。また、生の小豆を冷蔵庫に入れる場合には乾燥剤を一緒に入れると美味しく保存できます。
④小豆を茹でて保存する
開封した小豆が食べきれない量の時には、茹でてから保存すると虫がつく心配がありません。茹でた小豆は冷凍保存ができ、日持ちする期間を延ばすことも可能です。冷凍用のジッパー付き保存袋に入れる際、急速冷凍すると解凍してもより美味しく食べられます。また使いやすい量に小分けしておくと、調理の際に便利です。
⑤鷹の爪と保存する
生の小豆を密閉容器で保存する際に、鷹の爪も一緒に入れるのも対策の1つです。鷹の爪の辛味成分を虫が嫌うので、害虫がつくのを防ぐことができます。密閉容器に入れる鷹の爪は2~3本程度でよく、その辛味が小豆につくこともありません。
⑥防虫剤をそばに置く
密閉容器に移した小豆を保存する際に、防虫剤をそばに置くことも有効な対策となります。近年は虫の侵入を避けるだけでなく、卵の孵化を抑制する防虫剤も販売されています。冷蔵庫内のほかの食材に影響を与えずに使える防虫剤をそばに置き、虫の繁殖を抑えましょう。