菊芋はアク抜きが必要?しないでもいい?皮ごと食べられるかも紹介!
菊芋はアク抜きが必要か知っていますか?今回は、菊芋をアク抜きしない<メリット・デメリット>や、アク抜きの方法を紹介します。菊芋は皮ごと食べられるのかや、毒性についても紹介するので参考にしてみてくださいね。菊芋を使ったおすすめのレシピも紹介します。
目次
菊芋は皮ごと食べてOK
菊芋の表皮はとても薄いので丁寧に土を落とせば、皮を剥かずに調理して食べても問題ありません。コブや芽の部分などの、土を落としきれない部分は包丁などで切り落としましょう。
ただし煮物などにする場合は皮を剥こう
菊芋を煮物などにする場合は十分にアク抜きをするか皮を剥かないと、ゴボウのようなえぐい香りがします。えぐいアクの味わいで嫌いになってしまう人もいるので、えぐさ防止のためにも煮物などにする場合は、皮を剥きましょう。
菊芋の皮の剥き方は?
菊芋の皮を剥く際には、どのような方法で剥いたらよいのでしょうか。ここでは、菊芋の皮の剥き方を3通り紹介します。どのやり方も比較的簡単なため、参考にしてみてください。
①金属たわしなどで擦る
菊芋の皮はとても薄いので、水ですすぎながら金属たわしなどでこすると綺麗に剥けます。またスプーンでこすりおとすと、無駄なく皮のみを剥くことができます。
②加熱すれば指でも剥ける
皮つきのまま軽く茹でてから剥くとじゃがいものように、指で簡単に剥くことができます。茹でた直後は熱いので火傷しないように、少し冷ましてからか冷水をかけてから剥きます。
③剥きにく部分は包丁を使おう
菊芋のボツボツしたこぶの部分などの皮が剥きにくい部分があるので、その部分は包丁で切り落として下さい。細かな部分は包丁の刃先やおしりの部分を使いこなして、綺麗に剥きましょう。
菊芋に毒性はないの?
菊芋にはアクが含まれますが、毒性はないのでしょうか。菊芋は茎、葉、実のすべてを食べることができますが、どの部分にも毒はないのかどうかを紹介します。
菊芋は芽を含め毒性はない
菊芋にはじゃがいものように芽があるのですが、芽を含めて毒性はないので丸ごと食べても問題がありません。しかし、芽の食感が気になるような場合は、取り除くことをおすすめします。
ただし食べ過ぎには注意
菊芋に含まれているイヌリンの含有量は他の野菜より多いので食べ過ぎると、下痢や腹痛を起こしたりお腹が張ってしまったりします。またセレンには血栓防止がある反面、過剰摂取をすると弊害がでてしまいます。セレンの1日摂取量の推奨量は、上限は350~450μgです。
また、セレンには毒性があり、食べ過ぎると胃腸障害・末梢神経障害・心筋梗塞・神経障害・腎不全・急性の呼吸困難などを引き起こしてしまいます。菊芋はキク科の野菜なのでキク科の食物アレルギーがある人は、酷い時にはアナフィラキシーショックを起こすこともあり生命に関わるため、十分に注意しましょう。
(*菊芋の毒性について詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)