あん肝の冷凍での保存方法・日持ち期間は?生ではNG?下処理の仕方も紹介!

あん肝の冷凍での保存方法・期間を知っていますか?そのまま生で保存できるのしょうか?今回は、あん肝の冷凍での保存方法・日持ちを、下処理のやり方とともに紹介します。冷凍あん肝のレシピや、通販のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. あん肝が余った…保存方法・日持ちは?生のままはNG?
  2. 余ったあん肝は下処理して冷凍保存がおすすめ
  3. あん肝を冷凍での保存方法・期間は?下処理はどうやる?
  4. あん肝の下処理のやり方
  5. あん肝の冷凍での保存方法
  6. 冷凍あん肝の日持ち・賞味期限は1ヶ月ほど
  7. 冷凍保存したあん肝を美味しく食べられるレシピを紹介!
  8. ①鍋
  9. ②煮付け
  10. ③漬け焼き
  11. 冷凍あん肝を買うのもおすすめ!
  12. ①カナダ産無添加本格あん肝 1本(約220g)(2,682円)
  13. ②あん肝 冷凍 成形 味付け 200g×2個(1,100円)
  14. あん肝が余ったら冷凍保存で日持ちさせよう!

あん肝が余った…保存方法・日持ちは?生のままはNG?

海のフォアグラとも呼ばれているあん肝はあんこうの肝臓のことを指し、なめらかな口当たりと濃厚な味わいが美味しい食材です。あん肝が余った時は、生のまま保存してもよいのでしょうか。ここでは、余ったあん肝の保存方法や日持ちについて紹介します。

余ったあん肝は下処理して冷凍保存がおすすめ

余ったあん肝は、下処理をして冷凍保存するのがおすすめです。内臓の一種であるあん肝は傷みやすく生のままでは保存できないため、冷蔵および冷凍のいずれの方法でも、加熱調理をしてから保存する必要があります。下処理をしたあん肝を冷蔵保存すると3日程度日持ちしますが、日が経つにつれて臭みが出て風味が落ちるため、翌日までに食べ切るとよいでしょう。

あん肝を冷凍での保存方法・期間は?下処理はどうやる?

あん肝を冷凍で保存する場合は、どのように行えばよいのでしょうか。ここでは、あん肝を冷凍する前の下処理方法と、冷凍での保存方法や保存期間について解説します。

あん肝の下処理のやり方

あん肝の下処理方法は、以下の通りです。

1.水を張ったボウルにあん肝を入れ、水を変えながら濁りがなくなるまでよく洗う
2.あん肝を水に漬けてしばらく置く
3.太い血管を切り落とし、薄皮を取り除く
4.臭みを取るために、塩と酒を加えた水に漬けて1時間置く
5.あん肝をザルに上げて水を切り、塩を振る
6.水気が切れたら大きめに切ったラップにあん肝を乗せ、棒状になるようにきつく巻く
7.ラップの端を結び、結び目側にあん肝を寄せてもう片方の端も結び、数か所竹串で指して穴を開ける
8.さらにアルミホイルで包んで両側をねじり、数か所竹串で指す
9.ラップとアルミホイルで包んだあん肝を、蒸すか茹でる
10.粗熱が取れてから冷蔵庫で冷やし、ラップとアルミホイルを取り除く
11.食べやすい厚みに切り分けて、完成


あん肝に血が付いた状態のまま置くと臭みの原因になるので、はじめに真水でよく洗います。血管を取り除く際には、片手で血管を引っ張りながら、もう片方の手で包丁を持って切り落としてください。薄皮が付いていると臭みが出やすくなるうえに、加熱時に形が崩れやすくなるため、あん肝を触った時にツルツルとした感触がある薄皮を手で取り除きましょう。

あん肝をラップで包む前に、細い部分に他のあん肝から切り落としたものを付け足して、太さが均一になるようにしてください。ラップに包んだあん肝を竹串で刺すのは、加熱時の空気の逃げ道を作ってあん肝に空洞ができるのを防ぐためです。アルミホイルで包んだ後に竹串で刺すことで、形崩れを防ぐと同時に、加熱中に出る臭みを和らげることができます。

アルミとラップで包んだあん肝は、蒸し器で20分から40分ほど蒸して仕上げましょう。この状態で鍋で茹でて作ることもできますが、蒸したもののほうが柔らかく仕上がります。加熱後のあん肝は柔らかく崩れやすいため、粗熱を取って冷ましてから切り分けてください。

あん肝の冷凍での保存方法

あん肝を冷凍で保存する方法は、以下の通りです。

1.あん肝を食べ切れる分だけ小分けにして、ラップに包む
2.密閉式の保存袋に入れる
3.金属製のトレイに乗せ、冷凍庫に入れる


あん肝が空気に触れると酸化して劣化の原因になるため、なるべくあん肝とラップの隙間ができないようにしっかりと包んでください。あん肝を密閉式保存袋に入れた後も、よく空気を抜いておきましょう。密閉式保存袋をアルミなどの熱伝導率が高い素材のトレイに乗せて、冷凍庫に入れて急速冷凍すると、美味しさを保ったまま短時間で冷凍することができます。

冷凍あん肝の日持ち・賞味期限は1ヶ月ほど

冷凍したあん肝の日持ちおよび賞味期限は、1ヶ月ほどです。冷凍あん肝の賞味期限が切れて劣化すると、以下のような状態になります。

・色が悪くなる
・冷凍焼けする
・嫌な臭いがする


冷凍焼けとは、食材を保存しているうちに食材の内部の水分が飛んだり、油脂が酸化したりすることを指します。特に食材を長い期間冷凍することで、冷凍焼けが起こりやすくなると言われています。冷凍焼けしたあん肝は色が変化して見栄えが悪くなるだけでなく、乾燥して食感が落ちたり風味が落ちたりするのが特徴です。

また、あん肝は冷凍保存期間が長引くにつれて嫌な臭いが出やすくなるため、保存期間に関わらず早めに食べ切るのがおすすめです。

冷凍保存したあん肝を美味しく食べられるレシピを紹介!

冷凍保存したあん肝は、どのように調理すれば美味しく食べられるのでしょうか。ここでは冷凍あん肝を使ったおすすめのレシピを3品紹介するので、参考にしてください。

①鍋

出典: https://cookpad.com/recipe/4900280

冷凍のあんこうとあん肝を野菜や豆腐と共に煮込んで作る、鍋料理のレシピです。冷凍のあん肝を使う際には、前日に冷蔵庫に移して、時間をかけて解凍してから調理してください。シンプルな味付けですが、あんこうやあん肝、野菜から出る出汁で十分美味しく食べられます。

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