大きくなりすぎたアロエはどこから切る?仕立て直し〜植え替えまで解説!

アロエが大きくなりすぎた場合はどこから切るのが正しいのでしょうか?切り戻しはできるのでしょうか。今回は、アロエが育ちすぎた時の〈葉・茎・花・根〉の切り方や植え替え方を、挿し木・株分けのやり方とともに紹介します。アロエの切り戻し時期や育ちすぎないようにする注意点も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. アロエが育ちすぎて大きくなりすぎた…どこから切ればいいの?
  2. アロエの切り戻しの時期の目安
  3. アロエが大きくなりすぎたらどこから切る?仕立て直し・植え替えのやり方は?
  4. ①余分な葉っぱや古い茎・花を切る
  5. ②子株を間引きする
  6. ③大株を上から20~30cmで切る
  7. ④大株を植え替える
  8. アロエの挿し木・株分けのやり方は?
  9. アロエの挿し木のやり方
  10. アロエの株分けのやり方
  11. アロエが大きくなりすぎないようにする注意点は?
  12. ①定期的に手入れをする
  13. ②育ちにくい土を使う
  14. アロエの切った後の活用方法は?
  15. アロエの活用法の例
  16. アロエを捨てる場合は小さくカットして燃えるゴミとして捨てる
  17. アロエが大きくなりすぎたらきちんと手入れしよう

アロエが育ちすぎて大きくなりすぎた…どこから切ればいいの?

アロエは繁殖力が強いので、適した環境下では、育ちすぎて大きくなりすぎることがあります。大きくなりすぎたアロエはどこから切るのが良いのでしょう。ここでは、アロエの適切な切り方について説明します。

アロエの切り戻しの時期の目安

大きくなりすぎたアロエは、3~9月を目安に切り戻しをします。切り戻しは伸びすぎたアロエの茎を、好みの高さで切り取るだけの簡単な作業です。暖かくなり始める春先から、秋になるまでを目安に作業しましょう。

アロエが大きくなりすぎたらどこから切る?仕立て直し・植え替えのやり方は?

アロエが大きくなりすぎたら、どこから切るのが適切なのか知る必要があります。葉・茎・花・根の正しい切り方や、アロエの仕立て直し、植え替えの方法について詳しく解説します。

①余分な葉っぱや古い茎・花を切る

出典: @AlaKnitting

アロエが傷んだり枯れたりした時は、余計な葉や古い茎、枯れた花などを以下のように切り落としましょう。

・乾いたり枯れたりした葉は根元から切り落とす
・外側の余分な葉を切り取る
・古くなった茎、枯れた花を切り取る

枯れた葉や古い茎には、害虫が付いて病気にかかっている場合があるので、取り除かなければなりません。また枯れた花には虫が来たり、鉢に落ちて水分を吸ってしまうこともあるので、それぞれ付け根から切り取る剪定の仕方で行ってください。

②子株を間引きする

出典: @reki_darsuki

株の仕立て直しをした際に、子株の間引きをするときのポイントは以下の通りです。

・乾いた鉢土から全体を引き抜いて土を落とす
・子株部分を引っ張って間引きする
・間引きした子株は短めに根切りする

大きく育ち過ぎたアロエの根元から小さな葉や茎が出てきて、鉢の中で根が絡み合うようになったら、樹の形が乱れてきます。それを防ぐため、株の仕立て直しをして子株の間引きをし、根を切る必要があります。時期的には4月~9月ごろが良いでしょう。

③大株を上から20~30cmで切る

出典: @tanikunimuchu

仕立て直しして、挿し木に使用するアロエの切り方は、上から20~30㎝のところで切ります。その際のポイントは次の通りです。

・土に押しいれる部分の10~15㎝の葉を取り除く
・日陰で一週間から10日程乾燥させる

大きくなり過ぎたアロエは、バランスの悪くなった株の上部20~30cmを切り取って、挿し木と言う植え替え方法であらたに育てます。その際切り口は、雑菌の繁殖や切り口の根腐れを防ぐため、しっかり乾かすことが大切です。

④大株を植え替える

出典: @lay666

丈が伸びて、仕立て直しして切り取った、アロエの大きい株を植え替える際の注意点です。

・アロエの切り口から出る水分を2日間程日陰で乾燥させる
・植え替えた直後は不安定なので支柱を立てる

アロエの株の生育が悪くなったり、古くなった土を入れ替えるためにも、できれば2年に1回はひと回り大きい鉢に植え替えが必要です。時期的には、温度が上がり始める5~9月が適しており、その際に子株の株分けも行うとよいでしょう。

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