ルイボスティーは煮出さないと意味ないって本当?水出しでも効果的な飲み方は?
ルイボスティーは「煮出さないと意味ない」「水出しは効果なし」と言われますが、本当でしょうか?今回は、ルイボスティーは煮出さないと意味ないという噂の真偽を〈味・香り・成分〉に触れつつ、水出しするメリットとともに紹介します。ルイボスティーの効果的な煮出し方・時間や飲み方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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ルイボスティーは煮出さないと意味ない?水出しは効果なし?
ルイボスティーは、味に癖がなく健康にも効果があるので、よく飲まれています。しかし、煮出さないと意味がない、水出しを飲んでも効果がないなどと言われることもあるようです。ここでは、ルイボスティーは煮出さないと意味がないのかどうかについて、解説します。
ルイボスティーは煮出さないと味・香りや成分が抽出されにくいのは事実
ルイボスティーを煮出さないと味や香り、成分が抽出されにくいといった説は事実です。ルイボスティーの専門店であるRTRoomは、ルイボスティーの水出しについて以下のように回答しています。
煮出し用のティーバッグを水に入れて置いていただければ、多少の色と風味が出ます。
しかしながら、ルイボスティーは緑茶や紅茶とは属する科が異なり、「茶葉が開く」ということはございません。(松の木の葉のような、ツンツンとして葉を発酵・乾燥させたものです)
ですので、基本的に煮出していただかないと、きちんとした味や香りは出ませんし、有効成分もほとんど抽出されません。
ルイボスティー・オリジナル茶葉ですと、多少は水出ししても、煮出し用よりは濃い目には出ますが、やはり始めにお湯を注いでいただくことが前提となっており、水出しはあまりおすすめはできない、というのが正直なところです。
ルイボスティーには、次のような3つの淹れ方があります。
・煮出す
・お湯出し
・水出し
ルイボスティーを水出しする場合、煮出す際と同じ茶葉を使うと、多少の色や風味が出ます。しかし、ルイボスティーは紅茶や緑茶とは違う種類のお茶なので、基本的には煮出さないと味・香り・有効成分があまり抽出されません。ルイボスティーに含まれるフラボノイドには抗酸化作用があり、この成分を積極的に摂りたい場合は、煮出すのが最も効果的です。
お湯出しや水出しも、手軽に淹れられるメリットがあります。お湯出しは、沸騰したお湯に一定時間茶葉やティーバックを入れ、水出しは茶葉やティーバックを一晩水の中に浸けておけば簡単に作れます。どちらも、時間の無い時には便利な抽出方法です。
ルイボスティーを水出しするメリットもある?成分・味を抽出するには?
暑い季節やお風呂上がりに飲む機会が多いのが、水出しのお茶です。煮出したルイボスティーは体に有効な成分を多く抽出できるものの、水出しの爽やかな飲み心地は捨て難い魅力があります。ここでは、水出しルイボスティーにどのようなメリットがあるのかを紹介します。
ルイボスティーを水出しするメリット
ルイボスティーを水出しにした時のメリットは、以下の通りです。
・手軽さ
・ビタミン成分を摂れる
・香りが飛びにくい
水出しのメリットで一番に挙げられるのは、手軽さです。就寝前、水に茶葉を入れておけば、翌朝には出来上がっています。水出しはお湯出しや煮出す時と違い、熱によってビタミン成分が壊れないので、ビタミンを効率よく摂取したい場合は水出しがおすすめです。また、長時間煮出すとルイボスティーの香りが飛ぶため、香りを楽しみたい人にも適しています。
粉末タイプのルイボスティーの茶葉を使うのがおすすめ
水出しでルイボスティーを作る時は、茶葉よりも粉末タイプを使うのが良いでしょう。ただ、ルイボスティーの茶葉は緑茶や紅茶と違い、細い針のように硬いのが特徴です。
自作で硬い茶葉を針状の鋭い部分が残らないようにして粉末状にするのは難しいので、市販の粉末タイプの茶葉を購入するのがおすすめです。粉末は水にも素早く溶けるので、時間が無い時でもすぐに出来上がります。
ルイボスティーの効果的な煮出し方は?時間はどれくらい?
水出しやお湯出しよりも、煮出す方がルイボスティーの効果をより確実に抽出できることがわかりました。実際にルイボスティーを煮出すとしたら、どのような煮出し方が効果的なのでしょう。ここでは、ルイボスティーを淹れる際の手順や時間の目安を紹介します。