スペアリブの下ごしらえ・下処理方法は？下茹で・切り方のコツを紹介！

スペアリブを調理するうえで、どう料理してよいか分からない、また調理したとしても肉が固いなどの悩みがあります。それらの悩みを解消するための下ごしらえ、下処理の方法を紹介します。

一般的にスペアリブといえば、あばら骨が付いた豚肉を指します。この部位は筋繊維がしっかりしていて、固い食感の肉質です。また、脂身もあり骨もあるので、何もせずに調理をすると肉が固い、脂っこい、骨から肉が離れなくて食べづらい、ということになります。これらの問題を解消するために下茹で、煮込みなどの下ごしらえや下処理が必要なのです。

スペアリブは下ごしらえが大変そうに見えますが、ひとつひとつの工程はそれほど難しくありません。順を追って工程を確認し、確実に行なっていきましょう。

最近ではスーパーなどで食べやすい大きさにカットされていることが多いです。もし複数の骨が連なったものを購入した場合の切り方は、骨側の薄い膜を骨に沿って切り込みを入れ、骨と骨の間をカットしていきます。この工程が大変な時は、店に1本ずつカットしてもらえるか確認しましょう。

肉をフォークで刺して穴を開けることで、肉に味がしみ込みやすくなり、肉全体が柔らかくなります。スペアリブは肉に厚みがあるので、全体に行うようにします。

切り込みを入れることで味がしみ込みやすく、また火が通りやすくなります。特に肉に厚みのある所は深めに切り込みを入れます。スペアリブの大きさや肉の厚みにもよりますが、2cm間隔を目安に切り込みを入れましょう。

フライパンで軽く焼き目が付くくらい焼き、余分な脂を拭き取ります。お湯をひたひたになる程度に入れ、あればお酒や香味野菜も加えて、弱火で10分程度灰汁を取りながら茹でます。圧力鍋を使う必要はありませんが、茹でる時は必ずお湯を使いましょう。焼くことで肉の旨味を閉じ込め、焼き目が付くことで香ばしい風味も加わり、茹でることで豚の脂抜きをします。

スペアリブをより柔らかくするための下ごしらえの方法を紹介します。ひと手間加えることによってさらに料理の仕上がりが良くなるので、料理に合った下ごしらえをしましょう。