ゼリーの賞味期限は?市販・手作りで違う?期限切れが食べれる期間はいつまで?
ゼリーの賞味期限の目安を知っていますか?今回は、ゼリーの賞味期限を〈市販・手作り〉別に比較して、期限切れでも食べられるのかなど紹介します。ゼリーの日持ちする保存方法や、賞味期限切れ・腐るとどうなるか冷凍できるかどうかも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
ゼリーは賞味期限の長いものが多いため、腐っているゼリーを想像するのが難しい方もいるでしょう。しかし、賞味期限が長めのゼリーでも、長期間放置していれば腐ることがあります。ゼリーが腐ったときの匂いや見た目、味の特徴を紹介するので参考にしてください。
①匂い
ゼリーが賞味期限が切れて腐っている場合の、匂いの特徴を紹介します。
・酸っぱい匂い
・アンモニア臭
・腐敗臭
・ツンと鼻をつく匂い
・吐き気を催すような匂い
ゼリー自体匂いが少ない食品のため、ゼリーから違和感のある匂いがした場合は注意しましょう。特に、酸っぱい匂いやツンと鼻をつくような匂いはゼリーが腐り始めている証拠なので、腐っているか見極めたい場合はまずは匂いを確かめてみましょう。
②見た目
ゼリーが賞味期限が切れて腐っている場合の、見た目の特徴を紹介します。
・変色している
・カビが生えている
・溶けている
・異物が浮かんでいる
・糸を引く
・ぬめりがある
・上に水が溜まっている
ゼリーが腐ってくると上記のような見た目の特徴が表れます。このような見た目の変化が見られた場合は、食べるのを控えましょう。溶けていたり、上に水が溜まっているのは分かりにくいですが、変色していたりカビが生えている場合は明らかに腐っている証拠なので食べてはいけません。
ゼリーが腐っているのが見た目では分かるぐらいになるのは、かなり腐敗が進んでからです。そのため、少しでも見た目に変化がある場合は食べずに、少し気になる程度であれば、匂いや味で腐っているか判断するようにしましょう。
③味
ゼリーが賞味期限が切れて腐っている場合の、味の特徴を紹介します。
・酸っぱい味がする
・腐った味がする
・吐き気を催すような味がする
・舌がピリピリする
・甘く感じない
見た目や匂いで腐っているか判断できない場合、思い切って一口食べたことがあるでしょう。そんなときに、上記のような味がした場合は直ちに食べるのを止めて吐き出す様にしてください。酸っぱい味や、舌がヒリヒリするような感覚があれば、ゼリーが腐っている証拠です。
ゼリーの日持ちする保存方法は?
ゼリーは、手作りと市販のものではかなり賞味期限に差があります。安全に美味しく食べるために、賞味期限をできるだけ長くするためのポイントを紹介します。
①手作りは要冷蔵
手作りのゼリーには保存料などの長持ちさせる添加物が含まれておらず、完全に密封できる容器に入っている訳でもありません。賞味期限は冷蔵でも2日程度とかなり短く、常温で置いておくと雑菌やカビが繁殖しやすいため、必ず冷蔵庫に入れて保存するようにしましょう。
手作りの場合は一度ゼリー液を加熱するため殺菌されて安心なイメージがありますが、粗熱を取っている間にも菌が繁殖する可能性があります。寒天やゼラチンをゼリー液に溶かして、粗熱が取れたらすぐに冷蔵庫に入れて冷やし固めるようにしましょう。
②市販商品は常温保存できることもある
市販商品は保存料などの添加物が含まれているため、常温保存できるものが多いです。直射日光を避けて涼しい場所で保管するなど、記載してある保存方法を守れば賞味期限内は美味しく安全に食べられます。
しかし、ケーキ屋で販売されている物や、生フルーツを使用したゼリーなどは初めから冷蔵で売られており、常温では保存できません。常温保存は避け、消費期限は守って食べきりましょう。
③冷凍保存には向かない
どのような凝固剤で固めても、冷凍した後に解凍すると水分が出てくるため元の食感には戻らず、冷凍後完全に解凍するとゼリー特有のなめらかな食感は失われてしまいます。特に寒天で固めたゼリーを冷凍すると、水分が多く出てきて食感が失われやすい様です。ただ、半解凍程度であれば、シャーベットのように食べることができるため夏には特におすすめです。
また、市販のゼリーの容器のまま冷凍すると、水分が出て容器が膨らんで破裂の原因にもなります。冷凍するときには違うタッパーに移すのがいいでしょう。市販のものを冷凍出来るか心配な時は、各メーカーに問い合わせてください。
ゼリーの賞味期限に注意しよう
ゼリーの賞味期限は、市販されているものと手作りのものでは大きく異なります。特に手作りのものや、市販でも生フルーツを使用したものは賞味期限が数日しかないため、早く食べ切った方が良いでしょう。市販されている物の中には常温保存出来るゼリーもありますが、冷蔵でも傷みやすいデザートなので賞味期限に注意して安心安全に美味しく食べましょう。