おひつとは?意味・メリットやデメリットは?正しいご飯の移し方も紹介!
おひつとは何か知っていますか?あまり見なくなりましたが、最近ではまた人気となっているようです。今回は、おひつの意味・メリットやデメリットを、正しい使い方・ご飯を移す方法と紹介します。おひつの<四角型・小さめの一人暮らし用>などおすすめ商品も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
おひつのデメリットは、保管や置き場所に困るというものもあります。キッチンが狭く、炊飯器の置き場所がないから土鍋で炊いているのに、おひつで場所を取るなら確かに意味がないと言えるでしょう。おひつは直射日光に当たることで急激に乾燥し、木が反ったり割れたりすることもあるため、保管場所も考える必要もあります。
一人暮らしにもかかわらず大きなおひつを買ってしまうとその分邪魔になってしまうため、ライフスタイルに合ったサイズを選びましょう。
おひつの使い方は?ご飯を移す方法・コツは?
おひつは使い方にポイントがあり、始めて使う時にも手入れを行う必要があります。また、おひつをご飯に移すときのコツもあり、知っておくことでより美味しくご飯が楽しめます。
おひつを初めて使う時は「アク抜き」をしよう
おひつを初めて使うときはアク抜きをする必要があり、米のとぎ汁を使う方法とお酢を使う方法があります。とぎ汁を使う方法はおひついっぱいにとぎ汁を入れて3時間放置する方法、お酢を使う場合でも水をいっぱいに入れておちょこ3倍分程度のお酢を入れたら3時間放置するだけです。
後は水分を十分に拭き取り、日陰干しで乾燥させます。こうすることで、木のアクや余分な匂いを抜くことができ、快適におひつを使えます。
おひつにご飯を移す方法・コツ
おひつにご飯を移すときは、以下のポイントがあります。
・ご飯は中央にこんもりと盛る
・鍋底部分になっていたご飯が下になるように入れる
・蓋をする時は布巾を挟むのがおすすめ
ご飯をおひつに移すときは中央にこんもり盛ることで、側面にご飯がくっつきべたつくことがありません。また、鍋やフライパンなどでご飯を炊いているなら、鍋底の部分のご飯は固くなる傾向があります。鍋底になっていた部分をおひつの底に来るようにすると、他のご飯から水分を吸い取る形になり、全体がふっくらと仕上がります。
おひつを使うときは、ご飯がくっつくのが気になるからと内側を濡らしたくなるかもしれませんが、ご飯の水分によって自然に湿るので必要ありません。ただし、使い終わった後はすぐに、たわしやスポンジなどで洗いましょう。
おひつは種類も豊富?おすすめ商品と紹介!
おひつと言うと木製が基本的なもののようですが、現在ではさまざまな素材のおひつが販売されています。おすすめの商品を素材別に紹介するので、おひつを購入する時の参考にしてください。なお、無印良品では現在おひつの取り扱いはありません。
①木のおひつ
昔から使われている木のおひつは、ご飯の水分を程よく吸い取り、中の湿度を一定に保ってくれます。中には漆塗りで加工されたものもあり、こちらは手入れのしやすさがメリットです。ヒノキなどの香りの強い木材で作ったおひつは値段は高くなるものの、ご飯に香りが移って風味が良くなります。
②セラミック製のおひつ
セラミックのおひつは熱に強く、レンジで加熱できることから、ご飯が冷めても手早く加熱が可能です。画像はニトリのおひつで、値段が安く小さめなので、一人暮らしのキッチンや冷蔵庫でも場所を取りません。