おひつとは?意味・メリットやデメリットは?正しいご飯の移し方も紹介!
おひつとは何か知っていますか?あまり見なくなりましたが、最近ではまた人気となっているようです。今回は、おひつの意味・メリットやデメリットを、正しい使い方・ご飯を移す方法と紹介します。おひつの<四角型・小さめの一人暮らし用>などおすすめ商品も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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おひつとは?なぜ使われるようになった?
日本の伝統的なご飯の保存方法に、おひつを使うやり方があります。今回は、おひつを使う意味などについて詳しく説明します。まずは、おひつとはどのようなものなのかを見てみましょう。
おひつとは炊き合げた飯を入れるための食器
おひつとは、炊いたご飯を入れるための容器のことです。昔は釜でご飯を炊いていましたが、そのまま入れっぱなしにすると熱でご飯が固くなり焦げ付いてしまうことから、おひつは欠かせないものでした。
炊飯器や冷蔵庫の登場により使用する家庭が減ってきてしまいましたが、土鍋やフライパンでご飯を炊く家庭が増えてきており、再び注目されるようになってきています。
おひつを使う意味・メリットは?
真空状態で保温できる炊飯器が登場し、ご飯が冷凍保存できるようになった現代に、おひつを使う意味はあるのでしょうか。ここでは、おひつを使うメリットを紹介します。
①美味しく保存できる
おひつを使う意味の一つに、美味しくご飯が保存できることが挙げられます。おひつは基本的に木製で、ご飯を入れるだけで調湿効果が働きます。余分な水分が外に出るため、湯気で内部が結露することなく、ご飯のパサつきや黄ばみを抑えてくれるのがメリットです。
さらにおひつは保冷効果はないものの乾燥しないうえ、旨味を逃すことなく保存されることから、レンジで加熱してももっちりとした食感のご飯が楽しめます。現在では木製ではない素材のおひつもあり、結露させないような工夫がされたものが多く出回っています。
②節電になる
おひつは電気を使うことがないため、節電に繋がります。炊飯器の保温機能は朝から夕方まで温かいままご飯を保存できるのは便利ですが、毎日続けば電気代がかさんでしまいます。おひつなら冷めているため温めなおす必要がありますが、食べるときにレンジで加熱するだけなので、長時間保温するよりも電気代はかかりません。
③ご飯以外の用途にも使える
おひつはご飯以外の用途にも使えるため、工夫次第で便利に使えます。おひつは保温効果も高いため、ハンバーグや焼売を保存しておけば、ふっくらと柔らかい状態で保存ができます。商品によるものの、中には蒸し器として活用できるおひつもあるようです。
おひつを使うデメリットは?
ご飯を保存するときのおひつはメリットが多くあるようですが、デメリットもあるようです。購入するときはデメリットや対処法も知っておくことで、ストレスなく便利におひつを使うことができます。
①手入れが面倒
おひつのデメリットには、手入れが面倒という点が挙げられます。特に木製のおひつは使い始めに手入れが必要なうえ、洗ってしっかり乾かさないとカビが発生してしまいます。また、極端に乾燥しているとタガと呼ばれる木をつなげている留め具が外れてしまうなど、おひつの取り扱いをしっかり知らないとトラブルとして扱ってしまうことも多いようです。
しかしこれらはポイントや手入れ方法を知っておくことで回避できるものばかりなので、購入前に対処方法を覚えておくか、木製ではない材質のおひつを選ぶとよいでしょう。