ピューレとは?意味やペースト・ジャムとの違いを紹介!
ピューレとは何か知っていますか?意味・定義が気になりますよね。今回は、ピューレと〈ペースト・ジャム・ピュレ〉との違いや使い方にくわえ、種類を紹介します。おすすめのピューレの作り方や代用方法も紹介するので参考にしてみてください。
目次
ピューレを使用することで、料理にコクを出すことが出来ます。実際にどのような料理に使用するのか組み合わせには、以下のようなものがあります。
・ミートソースのトマト缶代わりに、トマトピューレを使う
・ハーブやにんにくをプラスして、トマトピューレをピザソース代わりに使う
・チキンライスのケチャップの代わりに、トマトピューレを使う
・かぼちゃやジャガイモのピューレを牛乳でのばして、ポタージュスープにする
市販でも販売されているトマトピューレは、家庭でも使用しやすく生のトマトやトマト缶、ケチャップの代わりにすることが出来ます。トマトピューレを使うと、生のトマトよりも味が濃く濃厚な仕上がりが楽しめます。ケチャップよりはフレッシュ感が強いため、チキンライスに使うとトマトの味わいがしっかり感じられるサッパリとした仕上がりになりおすすめです。
野菜や豆のピューレは牛乳でのばしてポタージュスープにすることが多く、そのままの野菜をスープにするよりも濃厚でコクが出て美味しく仕上がります。
②お菓子の味付け・色付け
フルーツピューレは、お菓子の味付けや色付けに使用することが出来ます。実際にどのようなお菓子に使用するのか組み合わせには、以下のようなものがあります。
・レアチーズケーキのソースにする
・スポンジケーキの間に塗るシロップ代わりにする
・パンやパイの仕上げの艶出しに使う
・ゼリーやムースの味のベースにを使う
フルーツピューレは、レアチーズケーキだけでなく日常的にヨーグルトやアイスクリームのソースとして使用することが出来ます。いちごやマンゴーのフルーツピューレは見た目も鮮やかで、ソースとしてだけでなくゼリーやムースの色付けにもなっておすすめです。
りんごや柑橘系のフルーツピューレは見た目の鮮やかさは少ないですが、ジャムよりも水分が多いためスポンジケーキのシロップや艶出しとして幅広く使用することが出来ます。どれも冷凍保存が可能なので、食べ切れずに傷みかけている果物や旬の時期に大量消費したい果物がある時におすすめです。
③隠し味
野菜や果物のピューレは、様々な料理の隠し味として使うことも出来ます。実際にどのような料理に使用するのか組み合わせには、以下のようなものがあります。
・トマトピューレを、ビーフシチューやハヤシライスに加える
・りんごのピューレを、カレーに加える
・玉ねぎのピューレを、ハンバーグのタネに加える
・柑橘系のピューレを、照り焼きソースの砂糖代わりに使う
トマトや玉ねぎのピューレは、カレー・ハンバーグ・シチューなど煮込み料理に加えると、そのまま野菜を煮込むよりも風味豊かでより美味しくすることが出来ます。フルーツピューレもお菓子作りだけでなく、甘みやコクを出すのに使うことが出来るのでおすすめです。
柑橘系のピューレであれば、マーマレードやレモン汁のように料理のソースなどに加えて照りと甘味や酸味をプラスすることが出来ます。
④離乳食など
ピューレとは食材を煮詰めた後、滑らかになるように裏ごししたものなので、離乳食にも使用することが出来ます。市販のものは塩分やハーブ、香味野菜などが含まれていることもあるため、原材料を確認してから使用して下さい。1食分ずつ冷凍保存しておけば、毎食少量をすり潰す手間もなく様々な種類のピューレを手軽にあげることが出来ておすすめです。
また、滑らかな喉ごしで適度な水分量のあるピューレは、離乳食だけでなく介護食としても使うことが出来ます。
ピューレの作り方を紹介
フランス料理として使われるピューレですが、簡単に作れて冷凍保存することも出来るので手作りするのもおすすめです。代表的なトマトピューレやフルーツピューレだけでなく、お好みの食材を使って作れるレシピがたくさんあるのでぜひ作ってみてください。
①マンゴーピューレ
マンゴー缶で作ることで、生のマンゴーや冷凍マンゴーよりも甘さが安定していて作りやすいのでおすすめです。柔らかいマンゴー缶をミキサーで撹拌するため、裏ごししなくても滑らかに仕上がります。
②トマトピューレ
生トマトをたっぷり使用して作るトマトピューレは、カレーやミートソースなど使い道も豊富です。トマト缶でも作れますが、冷凍保存することも出来ます。
③フルーツピューレ
ジャムとは違う濃厚さを味わいたいときは、フルーツピューレにすることで使い道も広がりおすすめです。ケーキやお菓子だけでなく甘さを抑えるとフランス料理のように肉や魚のソテーのソースとして使うことも出来ます。