食パンの消費期限切れは食べられる?1日・2日後は大丈夫?保存で日持ちさせるコツも紹介!
食パンの消費期限の目安を知っていますか?今回は、食パンの消費期限を〈未開封・開封後〉別に比較して、期限切れでもいつまで食べられるのかなど紹介します。食パンの日持ちする保存方法や、消費期限切れで腐った場合の見分け方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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食パンの消費期限はどのくらい?
朝ごはんには欠かせない食パンですが、消費期限はどれくらいなのでしょうか。今回は、常温保存している食パンの未開封と開封後の場合についてそれぞれお伝えします。
①未開封の場合
食パンの消費期限は一般的に3~4日が目安とされていますが、常温(5℃~35℃)や常湿(45%~85%)を保てなければ腐ってしまう場合もあるので、なるべく高温・多湿の場所を避けて保管するようにしましょう。
②開封後の場合
1度開封したものについては、袋の口から細菌が侵入して傷みやすくなったり、乾燥しやすくなります。開封後は消費期限にかかわらずなるべく早めに食べるか、保存方法を工夫して日持ちさせるようにしましょう。
食パンの消費期限切れはいつまで食べられる?1日・2日後は?
消費期限が短い食パンですが、消費期限切れでも食べられるのでしょうか。今回は、常温で保存した場合について紹介します。
消費期限の定義
消費期限とは、未開封の状態で、適切な方法を守って保存していた場合に、この年月日まで、安全に食べられる期限のことです。生ものなど、腐りやすい食品に表示されています。一方で賞味期限とは、未開封の状態で、この年月日まで、品質がかかわらずにおいしく食べられる期限のことなので、混同しないように気を付けましょう。(※1、2)
また、パン屋で購入すると賞味期限や消費期限が記載されていない場合もあるので、一般的な食パンの期限である3~4日を参考にして下さい。
食パンが腐っていなければ食べられる
消費期限を決定する際、「安全係数」という数値が用いられます。これは、実験でわかった実際の消費期限に(×0.8)をすることで、期間に余裕を持たせて設定しているのです。そのため、消費期限を越えたからといってすぐ腐るわけではありません。
消費期限切れの食パンでも、25℃の保存では10日間までならカビが生えないという検証結果もあり、食べられる場合があります。しかし、開封済みで常温保存していたり、夏場などで高温・多湿の場合では、消費期限を待たずにカビてしまう場合もあります。消費期限切れの食パンを食べる際には、見た目や匂いから食べられるかどうか判断しましょう。
ただ、食べられるか否かとは別に、消費期限切れの食品を食べる場合は、自己責任となりますので、これだけは覚えておきましょう。
食パンの消費期限が切れて腐るとどうなる?
食パンが実際に腐るとどのような変化が現れるのでしょうか。ここでは、匂い・見た目・味の3つの観点から紹介します。
①匂い
食パンの袋を開けると、小麦やバターの香りがすることが多いですが、腐るとどのような匂いに変化するのでしょうか。
・酸っぱい匂い
・アルコールのような匂い
食パンから酸っぱい匂いがしたら腐っているサインです。これは、食品中に含まれる微生物によってたんぱく質などの物質が分解されたときに酸っぱいにおいが発生します。このようなにおいがした時は食べないようにしましょう。
また、稀に食パンからアルコールのようなにおいがする場合もありますが、これは酵母菌が発酵するときに生じる香りなので、食べても問題はありません。