にんにくの賞味期限は?常温・冷蔵・冷凍の保存法別の目安や見分け方を紹介!
【管理栄養士監修】にんにくの賞味期限はどれ程か知っていますか?今回は、にんにくの賞味期限を〈皮付き〉〈カット済み〉で常温・冷凍・冷蔵など保存方法別に紹介します。〈芽が緑〉〈発芽している〉〈しわしわ〉など状態別の賞味期限や長持ちさせる保存方法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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にんにくの賞味期限は?
にんにくは日が経つことでの見た目に変化が現れます。にんにくにどのような変化があるのか、その場合の賞味期限の見分け方を詳しく説明します。
賞味期限の見た目での見分け方
にんにくの賞味期限が切れた場合、見た目には以下のような変化があるので見分けるときの参考にしてください。
・カビが生える
・ネバネバしてくる
・たくさん芽が出る
・しわしわになる
・中身がスカスカになる
・虫が湧いてくる
にんにくは湿気に弱いため常温での保存だと時期によってカビが生えてきたり、虫がわいたりしてしまいます。また、乾燥し過ぎることで水分がなくなりしわしわになってしまうのも腐っている可能性があるので注意してください。皮を剥いたときに、にんにくの臭いではない異臭がしたり柔らかくネバネバとした触感のものも腐っているので食べないようにしましょう。
(*にんにくが賞味期限切れて腐った場合について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
にんにく(皮付き)の賞味期限は?
皮付きのにんにくの賞味期限を常温・冷蔵・冷凍でどれくらいなのか詳しく説明します。
常温保存の場合(1ヶ月〜3ヶ月)
常温保存の場合、風通しの良い場所にネットに入れて吊るしておけば、3か月程度保存できます。新聞紙に包んで冷暗所に置いておく方法でも2週間〜1か月程度保存が可能です。しかし、梅雨時期や夏場は湿度や気温が高いので様子を見ながら早めに使い切った方が良さそうです。
にんにくが長期保存できるのは、にんにくに含まれている「アリイン」という物質の効果で、殺菌作用、抗酸化作用がとても強いためです。イタリアでは1〜2年魔除けのために玄関に吊るしておいたものを料理に使えるくらいで、保存状態が良ければ長持ちさせることができます。
冷蔵保存の場合(1ヶ月)
冷蔵保存の場合、にんにくをそのまま冷蔵庫に入れると乾燥してしまうため、丸ごと一個ならそのままジップロックに入れたり新聞紙で包んで、バラバラなら一片ずつキッチンペーパーに包んでからジップロックなどの保存袋に入れておけば1か月程度保存できます。水気があると腐りやすいので注意しましょう。
冷凍保存の場合(2ヶ月〜半年)
冷凍保存の場合、ジップロックに入れておけば皮付きのまま丸ごと2か月〜半年程度保存することができます。にんにくはそのまま冷凍してもカチカチに固まってしまうことがないので使う時も簡単に一片ずつ取ることができて便利です。皮を剥いて保存する場合でも、一片ずつラップに包み、ジップロックに入れておけば2〜3か月保存できます。
にんにく(カット済み)の賞味期限は?
カットしたにんにくの冷蔵・冷凍での賞味期限がどれくらいなのか、スライスカット、みじん切り・すりおろしなどカット方法別に詳しく説明します。