ソフト豆腐とは？買える地域は香川だけ？レシピや東京・関東の販売情報を紹介！

豆腐は日常の食卓に欠かせない身近な食材ですが、一般的によく知られる木綿や絹とは違うソフト豆腐とはどのような種類なのでしょうか。今回はソフト豆腐の発祥や他の豆腐との違い、特徴を活かした美味しいレシピを紹介します。

ソフト豆腐とは香川県が発祥の豆腐で、木綿と絹ごしのちょうど中間ほどの固さです。製造工程がほぼ同じである木綿豆腐の一種に分類されるため、パッケージには「木綿豆腐」と書かれていることもあります。

製造方法としては、原料である大豆を水に浸け水分を含ませてすり潰し、布で濾して豆乳とおからに分けます。熱い豆乳ににがりを入れて撹拌し、時間を置いて凝固させる所までは同じです。

木綿豆腐は凝固したものを崩して型に入れることで、含まれている水分が出やすくなります。一方ソフト豆腐は凝固したものほぼ崩さずに型に入れ圧搾するので、木綿豆腐よりも水分量が多くソフトな食感に仕上がります。

ソフト豆腐と絹ごし豆腐は、食感だけではなく製造過程が違います。絹ごし豆腐はにがりを入れた穴のない型箱に、一気に豆乳を流し込んで撹拌します。絹ごし豆腐は圧搾の工程がないので、水分をより多く含んでおり柔らかいのが特徴です。一方ソフト豆腐は木綿よりも緩やかではありますが圧搾しているので、絹ごしより水分が抜けておりやや弾力があります。

（＊豆腐の種類について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）

ソフト豆腐は、発祥の香川でしか販売されていないのでしょうか。ここではソフト豆腐を買うことができる地域や、東京や関東で買うことができるのかを紹介します。

ソフト豆腐は実店舗のほか、通販で購入することもできます。こちらは、昔ながらの製法にこだわり、材料や作り方を追求している宮城屋のソフト豆腐です。国産大豆と天然のにがりを使いじっくり時間をかけて作るソフト豆腐は、大豆の旨味や甘味が濃いのが特徴です。

木綿豆腐と絹ごし豆腐の中間の固さを持ったソフト豆腐は、どんな料理が合うのでしょうか。ここではソフト豆腐を使った、美味しいレシピを紹介します。