マグロのほほ肉とは?臭み取り方法は?刺身での食べ方やレシピ5選も紹介!
マグロのほほ肉を知っていますか?味は美味しいのでしょうか?今回は、マグロのほほ肉の〈臭み取り・下処理〉の方法や、刺身での〈切り方・食べ方〉を、〈ステーキ・塩焼き〉など人気レシピ5選とともに紹介します。マグロのほほ肉はどこかなど特徴や、焼き方についても紹介するので参考にしてみてくださいね。
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マグロのほほ肉とは?味はおいしい?
マグロは刺身やお寿司として人気ですが、お店でもあまり食べることができない部位も存在します。ここではマグロのほほ肉について詳しく説明します。まずはマグロのほほ肉がどの部位にあたるのか、そして味わいなのかを見てみましょう。
マグロのほほ肉は1尾から2個しか取れない希少な部位
マグロのほほ肉は、1尾から2つしか取れない部位で、大変希少とも言われています。マグロのほほ肉と言ってもどこなのかがわからないかもしれませんが、目の斜め下の部位にあたるため、切り身しか売られていないお店であれば見かけないのも納得と言えます。
マグロのほほ肉の味わい
マグロのほほ肉は、鰓を動かすときに常に激しく動かしている部位のため、締まりのある食感が特徴です。味わいは、牛肉に似た歯ごたえと旨味を感じられると言われています。頭にある部位であることから、血合いが多く臭みを感じるものの、鮮度の高いものであれば気にならずに食べられるでしょう。
スーパーによってはマグロの解体ショーを行うこともあるため、そういった場合はマグロの頭ごと入手できる可能性があります。頭を解体するのが自分では難しい場合は、店員に頼めば外してもらえます。
マグロのほほ肉の臭み取りの方法は?食べ方のおすすめは?
マグロのほほ肉は希少部位ではあるものの、血合いが多く調理の前に臭み取りが必要です。ここでは臭み取りの方法や、食べ方のおすすめについて紹介します。あまり出回ることがない部位のため、手に入れられたときに美味しく食べられるよう覚えておきましょう。
マグロのほほ肉の臭み取り・下処理の方法
マグロのほほ肉の臭み取り、下処理の方法は以下の通りです。
1.酒をまぶして10分放置する
2.水分を拭き取る
3.塩やこしょうなどで下味をつける
上記の下ごしらえの方法は、シンプルな調理方法の塩焼きから風味を重視するバターを使う料理まで使うことができます。バターなどの香りが強い食材と組み合わせる場合でも、マグロの臭みの方が勝ってしまい、下ごしらえなしでは美味しく食べることができません。やや手間はかかるものの、希少部位を美味しく食べるためにもしっかりと行いましょう。
マグロのほほ肉の美味しい食べ方
マグロのほほ肉の美味しい食べ方は、以下の通りです。
・塩焼き
・ステーキ
・竜田揚げ
・炙り
・カルパッチョ
マグロのほほ肉の調理方法は幅広く、普段刺身で食べている部位よりも汎用性は高いと言えます。塩焼きやステーキなどの焼いて食べる方法が一般的ですが、新鮮なものなら生でも食べられて、炙りやカルパッチョにするのも人気です。
マグロのほほ肉の刺身での食べ方は?切り方はどうする?
マグロのほほ肉はステーキや塩焼きが定番ですが、刺身として食べる方法もあります。しかし、マグロのほほ肉は血合いが多い分鮮度が落ちやすく、しっかり見極めることが重要と言えるでしょう。ここではマグロのほほ肉を刺身で食べるときの、見極め方を説明します。
刺身で食べられるマグロのほほ肉の見分け方
刺身でマグロのほほ肉を食べたい場合は、以下の方法で見分けましょう。
・透き通った赤い色をしている
・繊維質がきれい
・ドリップが出ていない
マグロのほほ肉を刺身で食べたいなら、必ず生の状態のものを買いましょう。冷凍でもまれに販売されていますが、販売されるまでに解凍と冷凍を繰り返しているため、鮮度が落ちています。マグロのほほ肉は筋肉質な部位であるため、他の刺身とは違い、繊維質の向きよりも綺麗な白色をしているかを確認します。
マグロのほほ肉の刺身での切り方・食べ方
マグロのほほ肉の刺身での切り方と食べ方は、以下の通りです。
1.ほほ肉を好みの厚みに切る
2.つまを乗せたさらに盛り付ける
3.ポン酢や生姜とともに食べる
マグロの刺身と言うと柔らかい食感をもっており、醤油とわさびで食べるのが一般的です。しかし腹部である大トロや中トロとは違い、ほほ肉はコリコリとした食感で、味わいも大きく異なります。
ポン酢や生姜を使ってさっぱりと食べるのがおすすめですが、切る時の厚みは好みで構いません。薄く切ると食べやすく、厚めに切れば独特の食感と旨味がしっかりと感じられます。
マグロのほほ肉の人気おすすめレシピ5選を紹介!
ここからはマグロのほほ肉を美味しく食べるための人気レシピを紹介します。マグロは刺身のイメージが強いですが、ほほ肉は加熱調理に向いているため、洋食のメニューとしても活用できます。
レシピ①塩焼き
フライパンでほほ肉を焼くだけの塩焼きは、希少なマグロのほほ肉の味わいを存分に楽しめます。酒を振りかけて蒸し焼きにすることで硬くなることなくふっくらと仕上がるため、普通の焼き方よりもこちらのレシピがおすすめです。
レシピ②ステーキ
ニンニクとバターの香りが香る風味の良いマグロのほほ肉のステーキは、洋食のメインディッシュとしてもおすすめの料理です。赤身魚のため脂身が少ないことから、バターのこってりとした味わいがしっかり感じられます。
レシピ③煮付け
こちらはマグロの頭とカマの煮付けですが、ほほ肉も同じように作ることができます。こってりとした味付けにしているため、ご飯が進み、冷奴などのあっさりとした副菜とも好相性です。生よりも気になることはありませんが、臭み取りはしっかり行いましょう。
レシピ④ハンバーグ
マグロのほほ肉と納豆を混ぜ合わせた、意外にも感じられるハンバーグですが、栄養満点で美味しく食べられます。さっぱりとした和風おろしドレッシングとの相性が良く、納豆が苦手でも食べやすい一品です。
レシピ⑤竜田揚げ
子供にも食べやすい竜田揚げは、鶏肉で作ったものに比べてあっさりとした味わいながらも柔らかい食感が特徴です。希少部位ではあるものの、たくさんマグロのほほ肉が手に入る場合はぜひ作ってみてください。
マグロのほほ肉を食べてみよう
マグロの中でも希少部位と言われるほほ肉は、食べ方の汎用性が高く、ステーキや塩焼きなど、さまざまな料理に活用できるようです。スーパーなどで出回ることはほとんどない部位ではあるものの、機会があればぜひ食べてみてください。