駄菓子とは?定義は?お菓子との違いや日本文化としての特徴も紹介!
駄菓子とは何か知っていますか?お菓子との違いが気になりますよね?今回は、駄菓子とは何かを、定義や特徴に加えて、お菓子との違いと一緒に紹介します。駄菓子のランキング・一覧や日本文化としての側面も紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
駄菓子とは?定義やお菓子との違いは?
子供の頃は決められたお小遣いの中で、様々な駄菓子を選ぶのが楽しみだった人が多くいます。駄菓子とお菓子では言葉の区別がされている理由は何なのでしょうか。今回は、駄菓子とお菓子の違いやその特徴について説明します。
駄菓子の定義や特徴
駄菓子とは、見た目が鮮やかで、コーラ味やイチゴ味など子供に好まれる味付けがされているのが特徴です。なかにはお菓子と一緒におまけやくじが入っていたり、お菓子を食べながら子供が楽しめる工夫がされています。10円~30円と子供が小銭を握りしめて買える安い価格帯となっています。
駄菓子とお菓子の違い
お菓子とは、もともと果物を指す言葉でしたが、茶菓子として出される加工品の菓子が広まり、果物を水菓子、加工して出来た菓子をお菓子と分けられました。今では、食事以外の嗜好品として食べる和菓子、洋菓子、スナック菓子など、駄菓子を含め菓子全般を指す言葉となっています。
駄菓子とは、砂糖を原料にした安価なお菓子のこと、食べ切りサイズで値段にすると50円以下で買えるお菓子のことを指します。
駄菓子は日本の文化?英語に訳すと?
駄菓子とは、日本でどのように生まれたお菓子で、いつから広まったお菓子なのでしょうか。また、駄菓子についての海外での広まりについても紹介します。
駄菓子の日本特有の文化
駄菓子とは、歴史的には江戸時代から広まった日本特有の文化です。その頃、高価であった上白糖で作られた上菓子は、地位の高い武士や大名など一部の人しか食べられないものでした。一方で、水飴や粗糖、雑穀から作られた駄菓子は、間食として庶民に食べられるようになりました。安く、一般庶民に広まったお菓子が駄菓子です。
駄菓子の語源は、ダメな菓子という言葉からきており、上菓子と駄菓子を区別するためにできた言葉です。海外でも日本の駄菓子は手に入りますが、日本のように小分けで売られていたり、安価では売られていません。
駄菓子を英語で言うと「penny candy」
駄菓子を英語に訳すと「penny candy」で「ほんのわずかな金額で、小銭で買えるお菓子」を意味しています。「penny」は縁日やアーケードなど小銭だけで楽しめる娯楽の言葉とも一緒に使われることが多い単語です。駄菓子は海外でも人気を集めていますが、日系のスーパーで購入するかネット上で取り寄せるなど入手手段が限定されています。
駄菓子といえば?一覧やランキングは?
ここからは、昔から人気のある駄菓子の代表例を紹介します。
・うまい棒
・パチパチパニック!
・カメレオンキャンデー
・タラタラしてんじゃねーよ
・よっちゃんイカ
味のバリエーションが豊かでどの世代からも不動の人気の駄菓子は、うまい棒です。パチパチと口の中ではじけるパチパチパニック!や、口に入れると色が変化するカメレオンキャンデーは食感や見た目からも楽しめます。魚介のタラやイカを加工した駄菓子、タラタラしてんじゃねーよやよっちゃんイカは、おつまみのアテとして大人からも人気が高いです。
(*駄菓子の人気ランキングついて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
駄菓子を食べてみよう
全国的にも駄菓子屋を見る機会が減ってきていますが、もしお店がみつかったら子供の頃に好きだった駄菓子を思い出してみてください。大人と子供世代が好む駄菓子の違いや発見があるかもしれません。