くわいの下処理方法は?素揚げはあく抜き必要?食べ方のおすすめも紹介!
くわいの下処理・下ごしらえの方法を知ってますか?今回は、くわいの下処理の方法や、素揚げの際にあく抜きは必要かを紹介します。くわいの人気・簡単な食べ方・レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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くわい下処理・下ごしらえの方法は?ポイントは
くわいは芽が出ている姿から、縁起物とされ、おせち料理には欠かせない野菜の一つです。くわいを食べる時は、下処理や下ごしらえは必要なのでしょうか。ここからは、くわいを食べる時の下処理や下ごしらえの方法とポイントを紹介します。
手順①皮剥き
くわいの皮の剥き方は、基本的には以下の手順で行うのがおすすめです。
1.くわいの底を切り落とす
2.硬いくわいの皮を丸い側面に沿って、底の方から包丁で剥く
くわいの皮の剝き方は、くわいの芽を全て切り落とさないことがポイントです。底を切り落とすし、ことで、平らになり、盛り付けする際に安定します。
手順②あく抜き
くわいのあく抜きを行う場合の手順は、以下の通りです。
1.くわいが浸かる程度の水をボウルに入れる
2.1のボウルにくわいを30分から1時間入れる
くわいは、たっぷりの水に入れるだけであく抜きができます。くわいを食べた時に苦みを感じることもありますが、強いあくがあるためです。くわいを素揚げや天麩羅に使う場合の下ごしらえとして、あく抜きを活用できます。調理に使う時は、水に浸けたくわいをザルに上げ、水を切ってから使ういましょう。
手順③下茹で
くわいの下茹でをしたい場合は、以下の手順で下処理を行いましょう。
1.鍋にくわいが浸かる量の米のとぎ汁を入れ、一度沸かす
2.沸いたあとにくわいを入れ、弱火で10分茹でると、下茹でする
くわいを煮物の具材として使う場合は、下茹でが必要です。また米のとぎ汁を使わない方法もあります。くわいを塩ゆでをします。下茹でしたくわいは、サラダの具材としても楽しめます。
くわいの素揚げの下処理は?アク抜きはいらない?
くわいは縁起物としておせちに煮物にして入れますが、その際は形の揃った大きめのサイズを選びます。高価なため、低価な小ぶりのくわいは家庭で食べます。素揚げがおすすめですが、下処理は必要なのでしょうか。ここでは、くわいを素揚げする際の下処理について紹介します。
くわいの素揚げの下処理ではアク抜きはしなくてもOK
くわいを煮物にする場合は下処理としてあく抜きが必要ですが、素揚げの場合は必要ありません。くわいを水で洗う必要はあるので、油で揚げる前はしっかりと水気を取りましょう。
ちなみにくわいの素揚げの下処理は皮を剥かなくても大丈夫
2cmくらいの大きさのくわいの場合は、皮を剝かなくても素揚げができます。それ以上の大きさのくわいの場合は、好みで薄皮を取ることもあります。薄く皮を取ると食べた時の食感が良くなるので、水で洗った後に取りましょう。
くわいの素揚げの作り方・レシピは?
くわいをあく抜きせずに素揚げにする場合、どのような作り方で作れるのでしょうか。ここからは、くわいをあく抜きせずに作れる素揚げの材料や作り方を紹介します。
材料
・くわい:適量
・揚げ油:適量
・塩:適量
作り方・手順
くわいの素揚げの作り方は、以下の通りです。
1.油を170度くらいに温める
2.1の油にくわいを入れ、3分ほど揚げる
3.油から取り出し、油を切る
4.ボウルに揚げたくわいを入れ、塩をまんべんなくふる
くわいの素揚げは下処理の必要がなく、油で揚げるだけで作れます。皮もとがった部分もそのまま食べることができ、サクサクとした食感が楽しめる一品です。素揚げを作る際の必要な材料は3つと、くわいが自宅にある時はすぐに作れる手軽さもあります。
くわいの下処理した後の保存方法は?
くわいは保存方法によって、長く保存が可能な野菜です。また冷蔵庫で保存する場合でも、いくつかのポイントがあります。ここからは、くわいの下処理後の保存方法について紹介します。
くわいの下処理後の保存方法【冷蔵庫】
くわいを冷蔵庫で保存する場合、二週間ほど日持ちが可能です。くわいを冷蔵庫で保存する場合の手順は、以下の通りです。
1.キッチンペーパーを水で湿らせてからくわいを包む
2.包んだくわいは保存容器や袋に入れてから冷蔵庫に入れる
くわいを冷蔵庫で保存する場合は、乾燥を防ぐために水が必要です。水を湿らせたキッチンペーパーが乾いた場合は、再度水を湿らせた物と交換が必要になります。キッチンペーパーがない場合は、新聞紙でも代用が可能です。水で濡らす費必要はないので、新聞紙でくわいを包んでから冷蔵庫で保存しましょう。
くわいの下処理後の保存方法【冷凍庫】
くわいを冷凍庫で保存した場合は、一か月ほど保存が可能です。冷凍保存をする場合の手順は、以下の通りです。
1.くわいを水洗いしてから皮を剥く
2.くわいを茹でる
3.粗熱を取ってから保存袋に茹でたくわいを入れて冷凍庫で保存
生のくわいはアクが強いため、冷凍保存ができません。冷凍保存をしたい場合は、アク抜きが必要です。アク抜きをしておくと、使いたい時にすぐに使えるメリットもあります。おせち料理を作る時期は忙しくなるので、冷凍庫でくわいを保存する方法がおすすめです。
くわいの人気・簡単な食べ方・レシピ3選!
くわいはどのように調理をしたら美味しい一品になるのでしょうか。ここからはくわいを使った人気の食べ方や簡単に調理できるレシピを3つ紹介します。
①くわいの煮物
材料は、くわいと調味料だけを使ったシンプルな煮物です。くわいのほのかな苦みとホクホクとした食感が楽しめます。お正月のおせち料理の一品としても活用できるレシピです。
②くわいの素揚げ
油で揚げるだけで作れる、くわいの素揚げです。ホクホクとした食感や甘さがあり、大人から子供まで楽しめる一品になります。必要な材料は3つだけで簡単に作れるので、自宅でお酒を飲む時のおつまみとしてもおすすめです。
③くわいとハムのサラダ
くわいはじゃがいものように、サラダの具材にも適しています。味わいは、ほろ苦さや甘さが感じられ、くわい以外の食材の食感がアクセントになる一品です。ハムやきゅうり以外でも、ポテトサラダに使う食材をくわいと組み合わせて楽しめるレシピです。
くわいをきちんと下処理して美味しく食べよう
くわいは縁起物として知られる食材で、冷凍保存も可能です。煮物だけではなく、素揚げなどの人気の食べ方があります。調理方法などによってはアク抜きなどの下処理が必要になります。正しく下処理をして、くわいを美味しく食べましょう。