ホッケのさばき方は?ぶつ切り・開き方・三枚おろしの方法・コツを紹介!
ホッケのさばき方を知っていますか?簡単にさばくにはどうすれば良いのでしょうか?今回は、ホッケの<三枚おろし・ぶつ切り・開き方>などのさばき方を紹介します。ホッケの<煮付け・フライ・塩焼き>などにおすすめのさばき方や、<ウロコ・内臓>の撮り方のコツも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- ホッケのさばき方は?簡単な方法を3つ紹介!
- ホッケのさばき方は?【三枚おろし】
- ①ウロコを取る
- ②頭を切り落とし内臓を取る
- ③背側から包丁を入れて半身を取る
- ホッケの三枚おろしはフライなどにおすすめ
- ホッケのさばき方は?【ぶつ切り】
- ①ウロコを取る
- ②内臓を取り出す
- ③ぶつ切りにする
- ホッケのぶつ切りは煮付けなどにおすすめ
- ホッケのさばき方は?【開き方】
- ①ウロコを取る
- ②背中側か腹側から包丁を入れる
- ③内臓を取り出す
- ホッケの背開きは塩焼きなどにおすすめ
- ホッケのさばき方を簡単にするコツは?
- ①ウロコの取り方のコツ
- ②内臓の取り方のコツ
- ホッケのおすすめ・人気レシピ3選!
- ①ホッケのマスタードマヨ焼き
- ②ホッケの干物のおろし和え
- ③ホッケの竜田揚げ
- ホッケのさばき方をマスターしよう
ホッケのさばき方は?簡単な方法を3つ紹介!
フライや煮物、揚げ物などさまざまな調理法で楽しめるホッケは、淡白でやわらかな味わいが美味しいと人気の魚です。包丁を使ってホッケを自宅で簡単にさばく方法はあるのでしょうか。今回は、ホッケのおすすめのさばき方に加えて、三枚おろしやぶつ切りのコツ、アレンジレシピなどを紹介するので参考にしてください。
ホッケのさばき方は?【三枚おろし】
北海道の代表的な魚であるホッケは、白身の淡白な味わいが美味しいと人気です。魚の基本的なさばき方といえば三枚おろしですが、上手にさばくコツやポイントはあるのでしょうか。ここでは、ホッケを三枚おろしにする際のさばき方の手順やポイントについて紹介します。
①ウロコを取る
ホッケを三枚おろしにする際は、まずはウロコを取りましょう。ウロコを取るときは、ホッケの尾から頭に向かってウロコ引きを動かすだけで簡単に取ることができます。ウロコ引きがない場合は、包丁の背をホッケに垂直に当てながら動かす方法でもかまいません。
②頭を切り落とし内臓を取る
ウロコを取った後は、ホッケの頭を落としてから内臓を取りましょう。魚の内臓は腹側に入っているので、まずは包丁を腹側に入れて切れ目をつけ、そこから内臓をかき出すようにして取り出してください。内臓を出した後は、内臓が入っていた部分を水洗いし、清潔なふきんなどで水分を軽くふき取っておきます。
③背側から包丁を入れて半身を取る
内臓を出した後は、ホッケの背側から包丁を入れて半身を完全に取ってしまいましょう。背側に包丁を入れる際は、腹側に入れる時と同じように、ホッケの中心にある骨に沿って包丁をやさしく動かすようにしてください。
ホッケの身が中心部分だけでつながっている状態になったら、ホッケの尾のあたりをつかみながら、骨と身の間に包丁を差し込んで半身を取り外します。両側の半身を綺麗に取り外したら、三枚おろしの完成です。半身を取り外す際は、ホッケの身が崩れないようよく注意しながら行いましょう。
ホッケの三枚おろしはフライなどにおすすめ
ホッケはさばき方によって、適した調理法がそれぞれ異なります。三枚おろしにしたホッケは薄く食べやすいため、フライや刺身などにして食べるのに適しています。ただ、刺身にする場合はホッケの鮮度が特に重要なので注意が必要です。そのため、刺身にしたい場合はできれば刺身用のホッケを購入することをおすすめします。
ホッケのさばき方は?【ぶつ切り】
ホッケを三枚おろしにする際は少々手間がかかるため、面倒だと感じる人も多いようです。その場合は、ホッケをぶつ切りにする方法がおすすめです。ここでは、ホッケをぶつ切りにする手順やコツ、ホッケのぶつ切りに適した調理法などを紹介します。
①ウロコを取る
ホッケをぶつ切りにする際は、まずはウロコを取ってください。ウロコを取る方法や手順は、ホッケを三枚おろしにする場合と全く同じです。ウロコを取る際は、ホッケの身が崩れたり傷ついたりしないよう注意しながら行いましょう。
②内臓を取り出す
ウロコを取り終えたら、ホッケの内臓を取り出します。内臓を取り出す際は、まずはホッケの頭部と尾部を切り落としてください。頭と尾を落としたら、ホッケの腹側に包丁で軽く切れ目を入れ、そこから内臓をかき出します。内臓を出し終えたら内側を綺麗に洗い、ふきんなどで水分を軽く拭っておきましょう。
③ぶつ切りにする
ホッケの内臓を出し終えたら、そのままホッケの身を骨ごとぶつ切りにしてください。ホッケをぶつ切りにする場合は、三枚おろしにする場合よりも力が必要なので指を切らないように注意しながら行いましょう。特にホッケの中骨の部分は硬いので、包丁に上全身の力をかけるようにして切るのがおすすめです。
ホッケのぶつ切りは煮付けなどにおすすめ
ぶつ切りにしたホッケは、煮付けなどにするのがおすすめです。煮つけにする際は、ぶつ切りにしたホッケの表面にさらに軽く切れ目を入れておくと、味つけがよく染み込むので試してみてください。ホッケの臭みが気になる場合は、生姜などを適度に加えると味がととのいます。
ホッケのさばき方は?【開き方】
スーパーなどで市販されているホッケは、開いて一夜干しになっている状態のものが多いです。開いたホッケは比較的調理しやすく、焼き魚にしたいときなどに適しています。ここではホッケを開く際の手順やコツ、ポイントについて紹介します。
①ウロコを取る
ホッケを開く際は、まず最初にウロコを綺麗に取ってください。ウロコを取るときの手順は、ホッケを三枚おろしやぶつ切りにする場合と変わりません。包丁やウロコ引きでホッケの身を傷つけないように注意しながら行いましょう。
②背中側か腹側から包丁を入れる
ウロコを取り終えたら、ホッケの背中側か腹側から包丁を入れて開いてください。ホッケを開く際は、背側から開くか腹側から開くかの2種類の方法がありますが、やり方の手順はどちらもほぼ変わりません。
背中側から開く場合は、中骨を避けて包丁を入れ、逆の腹側の皮ギリギリのところまで切れ目を入れましょう。腹側から開く場合は、同じように背中側の皮ギリギリまで切れ目を入れてください。
③内臓を取り出す
ホッケに包丁を入れて全体を開き終えたら、内臓を取り出してください。内臓を取り出す際は、ホッケの身が崩れないよう十分注意しながら行いましょう。内臓を取り出し終えたら、内側の内臓があった部分を綺麗に水洗いし、仕上げにふきんなどで水分を軽く抑えておきます。ホッケを開いて調理する場合、頭部は落としても残しておいてもどちらでもかまいません。
ホッケの背開きは塩焼きなどにおすすめ
開いたホッケは、そのままシンプルに塩焼きにする調理法に適しています。ホッケの中骨が太く硬めですが、焼いたホッケは身だけでなく、厚い皮の部分や骨まで丸ごと食べることができます。フライパンや魚焼きグリルなどで焼く際は、必ずホッケの身側を下にして加熱してください。
ホッケのさばき方を簡単にするコツは?
白身魚に特有の癖のない味わいが美味しいと評判のホッケは、家庭でも簡単にさばいて調理することが可能です。ホッケをよく簡単にさばくポイントはあるのでしょうか。ここでは、ホッケのさばき方を簡単にするコツを紹介します。
①ウロコの取り方のコツ
ホッケのウロコを取る際は、必ず包丁の背を使用してください。ウロコの部分は皮が薄く繊細なため、包丁の刃側を強く当てるとホッケの身が傷ついて崩れてしまう恐れがあります。包丁でウロコを落とすのが難しい場合は、ウロコ引きやペットボトルのキャップなどで代用するとより手軽にウロコを取ることができます。
また、ホッケは比較的ウロコがやわらかい魚なので、ウロコを取らないで調理しても特に問題はありません。
②内臓の取り方のコツ
魚を上手にさばくポイントは、食べられる部位と食べられない部位を綺麗に分けることです。そのため、内臓を取る際は、包丁を入れる時に何度も刃を入れず一度で切断することを意識してください。何度も刃を入れてしまうと、身の部分と内臓を綺麗に分けにくくなります。また、刃を入れる時に誤ってホッケの中骨を切らないようによく注意しましょう。
ホッケのおすすめ・人気レシピ3選!
白身の淡白な味わいとやわらかな食感が美味しいと人気のホッケは、煮つけや刺身、フライなどさまざまな調理法で楽しめる魚です。ここではホッケを使用して作る人気のアレンジレシピを紹介するので参考にしてください。
①ホッケのマスタードマヨ焼き
ぶつ切りにたホッケにマスタードとマヨネーズで風味をつけて香ばしく焼き上げた、ホッケのマスタードマヨ焼きのアレンジレシピです。ホッケのシンプルな味わいに、マスタードのピリッとした旨味がよく合います。酒のつまみや弁当の具材などにするのもおすすめです。
②ホッケの干物のおろし和え
ホッケの干物に大根のすりおろしや薬味などを添えて上品に味わうアレンジレシピです。ホッケが余った際や、メインではなく副菜として利用したい時などにおすすめです。薬味は大葉やかつお節など、好みのものを選んで自分好みの味わいにアレンジしてみてください。
③ホッケの竜田揚げ
片栗粉を軽くまぶしたホッケをフライパンでカリカリに焼き上げて作る、香ばしい味わいの竜田揚げのアレンジレシピです。シンプルな味わいのホッケは、揚げ物にすると白身魚の風味がよく出るので美味しいと評判です。
ホッケのさばき方をマスターしよう
癖のないシンプルな味わいとやわらかな食感が美味しいホッケは、煮つけやフライ、刺身などさまざまな料理法で楽しめると評判です。ホッケは家庭でも簡単にさばくことができますが、中骨が硬く力がいるため、怪我をしないよう注意しましょう。今回紹介したさばき方のコツやアレンジレシピなどを参考に、ホッケを美味しく味わってみてください。