冷凍ブロッコリーの茹で時間は?レンジOK?レシピ・水っぽい時の対処法も紹介!
冷凍ブロッコリーの茹で時間を知っていますか?今回は、冷凍ブロッコリーの茹で方を、レンジでの解凍方法とともに紹介します。冷凍ブロッコリーを茹でるコツや水っぽい原因、人気レシピや美味しい食べ方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
冷凍ブロッコリーの茹で時間は?

小房になっていて便利な冷凍ブロッコリーですが、調理するときの茹で時間はどのくらいなのでしょうか。まずは、鍋・フライパンで冷凍ブロッコリーを茹でるときの方法を紹介するので、参考にしてください。
冷凍ブロッコリーの茹で時間は30秒程度
業務スーパーなどで販売されている冷凍ブロッコリーは、小房にカットし一度下茹でしたものを冷凍しています。解凍する時に、火を通す必要はないので茹でる時間は30秒程度で大丈夫です。長時間茹でるとブロッコリーの風味や栄養がなくなってしまうため、短時間で仕上げましょう。
茹で方①鍋
まずは、冷凍ブロッコリーを鍋で茹でるときの方法を紹介するので参考にしてください。
1.沸騰した鍋に塩を入れる
2.冷凍ブロッコリーを入れて茹でる
3.30秒経ったらザルに上げる
4.そのまま粗熱を取る
冷凍ブロッコリーを鍋で茹でるメリットは、ムラなく均一に火が通りみずみずしい仕上がりになることです。1Ⅼあたり小さじ1程度が目安で、塩を入れて茹でることで色鮮やかに仕上がりブロッコリーの栄養も引き出すことが出来ます。
冷ます時に冷水に浸けると水っぽくなり栄養も逃げるので、ザルのままやますのがポイントです。急いでいる時は、うちわであおぐなどをして冷ますようにしましょう。
茹で方②フライパン
次に、冷凍ブロッコリーをフライパンで茹でるときの方法を紹介するので参考にしてください。
1.フライパンに少量の水と冷凍ブロッコリーを入れる
2.火をつけ、水が沸騰してきたら蓋をして2分茹でる
3.ザルに取り出して冷ます
フライパンを使って冷凍ブロッコリーを茹でるメリットは、沸かす湯が少なくて良いことです。水が少ないので栄養が逃げにくいです。直径20センチの深型フライパンだと、ブロッコリー1株(250g)ほどを茹でることが出来ます。
冷凍ブロッコリーを解凍したら水っぽい?対処法は?

冷凍ブロッコリーはすでに小房に分かれて下ごしらえが済んでいるため、手間を省くことが出来ます。しかし、解凍するときの茹で方を失敗すると青臭いや水っぽいと感じます。冷凍ブロッコリーを美味しく茹でる一番ベストな方法を紹介するので、参考にしてください。
冷凍ブロッコリーが水っぽくなる原因
市販の冷凍ブロッコリーを解凍すると水っぽくなる原因には、以下のようなことが考えられます。
・茹で時間が長過ぎる
・冷凍ブロッコリーの水分が多い
・調理前に茹でた時の水気が残っている
市販の冷凍ブロッコリーは、小房に分けられ「ブランチング」という加熱処理がされた状態です。自然解凍でそのまま食べることも出来る状態なので、茹でる時間が長いと水っぽくなってしまいます。また、冷凍庫で保存している間にブロッコリーの表面に付いた霜が原因であることもあります。
茹でた後はキッチンペーパーで水気をしっかり取るなど、ブロッコリーに茹でた時の水分が残っていない状態にしておくことが大切です。
冷凍ブロッコリーはフライパンで蒸し焼きがおすすめ
冷凍ブロッコリーが水っぽくならないように茹でるには、フライパンでの蒸し焼きがおすすめです。その手順を詳しく紹介するので、参考にしてください。
1.フライパンに油を引かず、冷凍ブロッコリーを凍ったまま入れる
2.冷凍ブロッコリー125g程度に対して水を大さじ2杯加える
3.蓋をして中火で2~3分蒸し焼きにする
4.蓋を開け、水気がなくなるまで1分ほど加熱する
ポイントは、フライパンの上の水分がなくなるまで加熱をすることで、ブロッコリーの房の部分に残った水分を飛ばすことが出来ます。これにより、冷凍ブロッコリーを茹でた時の青臭い・水っぽいということがなくなり茎にはシャキッとした食感を残しつつ房はホクホクに仕上がります。
蒸し焼きにしている途中、1分ほどで一度フライパンの水分を確認して水がなくなっていたら少量追加してください。冷凍ブロッコリーの量が多い時や大き目のフライパンを使用する時は、上記よりも加熱時間を長めにしましょう。
冷凍ブロッコリーの解凍方法は?レンジだとまずい?

冷凍ブロッコリーの美味しい茹で方を紹介しましたが、解凍方法は茹でる以外にも多数あります。フライパンで茹でる以外の解凍方法とその味わいについて紹介するので、参考にしてください。
①レンジ
一番簡単なのが茹でずにレンジで2~3分加熱する方法ですが、ブロッコリーの風味が落ちてまずい・青臭いと感じることもあるようです。しかし、火や鍋を使わないので湯を沸かす手間なく出来て、鍋で茹でるよりも栄養が逃げにくいというメリットがあります。
ブロッコリーが重ならないように耐熱皿に乗せる、ラップをして加熱のムラが出来ないようにする、加熱後にキッチンペーパーでしっかり水気を切る、などに気を付けると美味しく仕上がります。
②自然解凍
冷凍ブロッコリーはすでに加熱処理がされているため、茹でずに自然解凍でも食べることが出来ます。冷凍ブロッコリーをキッチンペーパーで包み、30分~1時間ほど置いておくだけで加熱しないので湯を沸かす・冷ますという手間もなく、栄養や風味が落ちることもありません。
キッチンペーパーで包むことで、ブロッコリーから出る水分が吸収されるので青臭い、水っぽいということなく仕上がります。
③流水にさらす
冷凍ブロッコリーを茹でずに流水に3~4分さらして解凍すれば、加熱しないので湯を沸かす、冷ますという手間がありません。食感を保ったまま仕上がり、冷ますことなくすぐ使えるので、サラダや和え物の時におすすめです。ただ、直接水にさらすことで茹でるとき同様にブロッコリーの風味や栄養が逃げてしまうというデメリットがあります。
④お湯をかける
冷凍ブロッコリーにたっぷりの沸騰した湯を回しかけて2分ほど置いて湯切りをし、キッチンペーパーで水気を切るだけで茹でずに解凍することが出来ます。茹でるよりも茎のシャキシャキ感が残った状態で仕上がり、流水や茹でる時よりも水に浸けている時間が短いので栄養も残りやすいです。
夜に下処理しておき、キッチンペーパーで包んだまま水気を切りながら冷蔵庫で冷ますと、翌日そのままお弁当に入れることも出来ます。
冷凍ブロッコリーの人気レシピ3選を紹介!
冷凍ブロッコリーを美味しく食べることが出来る人気のレシピを紹介するので、参考にしてください。青臭い・茹でた後の青臭い・水っぽいということなく仕上がるレシピなので、必見です。
①冷凍ブロッコリーとツナのガーリック炒め
冷凍ブロッコリーを美味しい食べ方は、茹でた後の青臭いのや水っぽいのを感じさせないように味付けをしっかりすることです。にんにくスライスや赤唐辛子を加えて、おつまみにもおすすめのパンチのある一品になります。
②冷凍ブロッコリーのポタージュ
冷凍ブロッコリーを使うと茹でるときに栄養が逃げそうと心配な人は、そのまま加熱してポタージュにしてみてください。冷凍ブロッコリーはすでに小房になっているので、カットや下茹での時間もかかりません。
③冷凍ブロッコリーのケークサレ
すでに小房になっている冷凍のブロッコリーとコーンを使用するので、茹でる手間もなく生地にそのまま入れるだけで簡単です。炊飯器で加熱するので、時間がなくてもセットしておくだけでオシャレな一品が完成します。
冷凍ブロッコリーの茹で時間を知ろう
冷凍ブロッコリーは小房に分かれているので便利ですが、茹で時間を間違えると青臭いと感じたり旨味や栄養がなくなったりしてしまいます。茹で時間を知っておくと美味しく食べることが出来るので、ぜひ参考にしてください。