白菜の芯はどこまで食べれる?捨てるところは?栄養や切り方も紹介!
白菜の芯はどこまで食べれるのでしょうか?白菜の芯を食べるメリットはあるのでしょうか?今回は、白菜の芯の栄養素や、<取り方・切り方>を紹介します。白菜の芯を柔らかくするコツや、使い方・レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- 白菜の芯はどこまで食べられる?捨てるところは?
- 白菜の芯は全て食べることができる
- 白菜の芯に栄養はある?白菜の芯を食べるメリットとは?
- ①豊富な栄養を摂取できる
- ②食品ロス削減に繋がる
- 白菜の芯の取り方は?
- 白菜の芯の切り方は?
- ①そぎ切り
- ②細切り
- ③ザク切り
- 白菜の芯を柔らかくするコツは?
- ①白菜の芯を細切りで細かくする
- ②白菜を電子レンジで加熱する
- ③白菜を冷凍する
- 白菜の芯を使ったおすすめ人気レシピ5選
- ①白菜とツナの無限サラダ
- ②豚バラ白菜のミルフィーユ鍋
- ③白菜の浅漬け
- ④白菜の塩昆布和え
- ⑤白菜とベーコンの麹甘酒マグスープ
- 白菜の芯が腐るとどうなる?正しい保存方法は?
- 白菜の芯が腐った際の特徴
- 白菜の芯の正しい保存方法
- 白菜の芯をおいしく食べて栄養を摂ろう
白菜の芯はどこまで食べられる?捨てるところは?
白菜をひと株買ったものの、どこまで食べられるのか悩む人も多いでしょう。ここでは、白菜の芯がどこまで食べられるのか、捨てるところはあるのかを紹介します。
白菜の芯は全て食べることができる
白菜は外葉・内葉・中心・芯と4つの部分に分けることができ、芯を含めて全て食べることができます。白菜の芯は葉よりも固い部分ですが、火を通すことで甘みが増し、美味しく食べることが可能です。
白菜の芯に栄養はある?白菜の芯を食べるメリットとは?
白菜の芯に栄養があるのかどうか、また、食べることで得られるメリットはどのようなものなのかが気になるところです。ここでは、白菜の芯にどのような栄養素が含まれているかについて紹介します。
①豊富な栄養を摂取できる
白菜の芯を食べると、以下のような豊富な栄養素が摂取できます。
・カリウム
・ビタミンC
・葉酸
白菜にはビタミンC、カリウムが多く含まれています。ビタミンCは抗酸化作用があり、皮膚や細胞のコラーゲンの合成に必須の栄養素です。カリウムは神経や筋肉の興奮伝達に関与しており、ナトリウムの排泄を促す効果があるため、高血圧予防に効果があると言われています。
葉酸は細胞の増殖に必要なDNA合成に関与しており、ホモシステインというアミノ酸が、たんぱく質の合成に必要なメチオニンという必須アミノ酸に変換される過程で使われます。妊娠初期に葉酸摂取が不足すると、胎児の神経管閉鎖障害の発症リスクが高まると言われているので、妊婦にとっては重要な栄養素です。
②食品ロス削減に繋がる
白菜は芯まで食べることができるため、食品ロスの削減に繋がり、地球にも優しいと言えます。食品ロスとは、食べられるにも関わらず捨てられてしまう食品のことを指し、環境にも悪影響を及ぼすと言われています。
白菜の芯の取り方は?
白菜の芯の取り方は使用するレシピによって異なりますが、代表的な取り方を紹介します。
1.芯の周りに切り込みを入れ、刃先から根元に向かって1枚ずつはがして切る
2.葉と芯に切り分ける
上記の手順は、白菜を1枚ずつ使う時の芯の取り方です。白菜をはがす際には、葉先の部分を手前に持ち上げるようにすると作業がしやすくなります。葉を大きく広げて、中心にある芯を三角に切ると、綺麗に葉と芯に分けられます。白菜の1/2または1/4を使う場合は、根元から縦に切ってから、葉と芯に切り分けてください。
白菜の芯の切り方は?
白菜の芯には、どのような切り方があるのでしょうか。ここでは、白菜の芯の切り方や適した料理を紹介します。白菜の芯を調理する際の参考にしてください。
①そぎ切り
そぎ切りとは、厚みのある食材を食べやすいように、そぐように切ることです。芯に包丁をあてて、包丁を入れた部分から左下に向かって、斜めに切ります。白菜の芯をそぎ切りにすると、切り口の表面積が大きくなって短時間で均一に火が通り、味が染みやすくなるためシチューなどの煮物料理などに適しています。
②細切り
細切りとは、薄くスライスし、3~5mm程度の幅に細く切ることです。芯を3~5cmに切ってから向きを変え、繊維に沿って細く3~5mmの幅に切ります。加熱しても食感が損なわれないので、炒め物やスープなどの料理に適しています。
③ザク切り
ざく切りとは、葉物の野菜を大きく切ることです。縦半分に切ってから、まな板に対して横向きに置き、端から1cm程度の大きさで一定の幅で切ります。ザク切りにした白菜の芯は、鍋料理や中華丼などの料理に適しています。
白菜の芯を柔らかくするコツは?
白菜を調理する際は煮込み料理で使うことが多いため、時間がかかります。白菜の芯は葉に比べて硬いですが、柔らかくするコツはあるのでしょうか。ここでは、白菜の芯を柔らかくするコツを紹介します。
①白菜の芯を細切りで細かくする
白菜の芯は分厚いので、葉と芯の部分に分けた後に細切りにして細かくすることで、調理の際に短時間で柔らかくすることができます。これは白菜の芯を細かく切ることで断面が大きくなり、火が入りやすくなるためです。
②白菜を電子レンジで加熱する
白菜をざく切りや細切りにし、シリコンスチーマーなどに入れて加熱することで、簡単に柔らかくすることができます。加熱しすぎると焦げることがあるので、様子を見ながら時間を調整しましょう。シリコンスチーマーがない場合は、耐熱容器に入れて水を大さじ1.5杯程度入れ、ラップをして加熱すると柔らかくすることができます。
③白菜を冷凍する
白菜を冷凍してから調理すると、簡単に柔らかくすることができます。白菜には水分が多く含まれるため、冷凍すると水分が膨張して、繊維が崩れて味がしみこみやすくなります。そのため、冷凍した白菜はお鍋や煮物料理に使うのがおすすめです。ただし、冷凍することで食感が損なわれるため、サラダなどには向きません。
白菜の芯を使ったおすすめ人気レシピ5選
ここでは、白菜を芯まで使ったおすすめのレシピを5つ紹介します。白菜の使い方次第で色々な料理が作れるので、参考にしてみてください。
①白菜とツナの無限サラダ
白菜と調味料を袋に切って入れて揉み込むだけで作れるレシピなので、洗い物も少なく済みます。鶏がらスープの素やポン酢、マヨネーズを使った濃いめの味付けで、箸が止まらなくなるほど美味しい一品です。
②豚バラ白菜のミルフィーユ鍋
材料は白菜と豚肉だけで、鍋に入れて加熱するだけで簡単に作れます。タレはポン酢だけでなく、麺つゆ、ゴマダレなど味を変えることができるので、2つの材料でバリエーション豊富なメニューが作れます。
③白菜の浅漬け
材料を切って耐熱容器に入れて加熱して柔らかくした後は、すべて袋に入れて揉み込むだけで作れるレシピです。白菜はキッチンばさみで切れば、まな板も使わずに済みます。冷蔵庫に1日入れて寝かせておくと、味が馴染んで美味しい漬物に仕上がります。
④白菜の塩昆布和え
白菜、にんじん、きゅうり、青じそを使った、彩の綺麗な漬物のレシピです。味付けは塩昆布とごま油のみですが、風味豊かな一品に仕上がります。白いりごまを加えて、食感にアクセントを加えてもよいでしょう。
⑤白菜とベーコンの麹甘酒マグスープ
白菜をスープの具材に使うと、溶け出した栄養素もしっかり摂ることができます。包丁やまな板、鍋も使用せず、キッチンバサミと電子レンジで作れるため洗い物が少なく済み、忙しい朝にも調理しやすい一品です。
白菜の芯が腐るとどうなる?正しい保存方法は?
白菜ひと株を購入すると、そのまま放置してしまうこともあるでしょう。ここでは、白菜の芯が腐るとどうなるのかや、正しい保存方法を紹介します。
白菜の芯が腐った際の特徴
白菜の芯が腐ると、見た目ではカビが生えたり変色したりするほか、触るとぬめりや茶色い汁が出ることがあります。また葉が溶けているものや、酸っぱい臭いがするものも、腐っているサインです。白菜の腐った部分を取り除けば食べられる場合もありますが、完全に腐敗してしまっている場合は、処分するようにしましょう。
(*白菜が腐るとどうなるかについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
白菜の芯の正しい保存方法
白菜は芯の部分をくり抜いてキッチンペーパーで包んでから新聞紙でくるみ、日が当たらない室外に立てておくと、2~3週間は保存できます。ひと株まるごと購入した場合は、食べやすい大きさに切って、小分けにして冷凍保存してもよいでしょう。
(*白菜の正しい保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
白菜の芯をおいしく食べて栄養を摂ろう
白菜は、低カロリーで栄養価が高いうえに芯まで美味しく食べることができ、食材ロスが少ない野菜といえます。今回の記事を参考にして白菜の芯を美味しく食べて、栄養補給に役立てましょう。