ネギの臭いを消す方法は？翌日の対処は？飲み物・食べ物・商品別に紹介！

ネギは、薬味などに使われ食べる機会の多い野菜の一つです。その一方で、口の中に何時間もネギの臭いが残ることが気持ち悪いので、食べる時間を選んだり食べるかどうか迷ってしまうことはないでしょうか。今回は、ネギを食べると臭う理由と臭いを消すための対処法を紹介します。

ネギが臭う原因は、ネギを切る時にアリシンという成分が放出されるためです。臭いの成分は、すぐには消えず何時間も体内に残り続けます。加熱をすると臭いは軽減されますが、ネギに含まれる疲労回復、抗菌作用などの成分が損なわれてしまいます。成分を残したい時は、料理の最後に軽く火を通す程度にすると良いでしょう。

量にもよりますが、少なくても16時間は体内に臭いが残ると言われています。何時間も臭いが残っているのは、気持ちが悪いかもしれません。手間をかけずに臭いを消すためにも、市販の消臭商品を使用して対策をするのがお勧めです。

ネギの臭いが気になった場合に備えて、気軽に消臭対策ができる商品はあるのでしょうか。ここではコンビニやドラッグストアなどで売られている消臭対策商品を紹介します。消す方法や手軽さなど状況にあった臭い対策を見つける際の参考にしてみてくださいね。

ミント味のガムやフリスクなどは、コンビニやドラックストアなどでも販売されています。ガムなどは、気軽に口臭対策出来ることがメリットです。選ぶ際にフルーツ風味だけのものを選ぶと、臭いが消えないばかりかネギの臭いと混ざって余計に臭うことがあるので選ぶ際には注意しましょう。

ブレスケアは、胃の中にあるネギの臭い成分が口臭にならないよう働きかけるだけでなく、体内へ吸収されてしまった臭い消しにも対応します。ブレスケアに含まれるパセリオイルの成分であるアピオールは、吐き気を誘発させる作用もあるので用法用量を守るようにしましょう。

モンダミンなどの口腔洗浄剤を使用しうがいをすることで、口腔内に残ったネギの臭い成分を洗い流すことができます。口腔内だけでなく歯や歯茎など、口腔内の各所についてしまったネギの臭い成分を消すことに役立ちます。

歯磨きには口腔内に残っている臭いの原因自体をを取り除き、口臭を抑える効果があります。口臭を抑えるには、臭いの原因となる細菌を少なくすることが大切です。歯磨きは、原因物質を取り除き細菌の増加を防ぐには効果的な手段となります。

ネギを食べている時に口にする飲み物で臭いを消すことが出来たら、気兼ねなくネギを食べることができます。ここでは、ネギの臭いを軽減できる飲み物を紹介します。食前に飲んだ方が、効果のある飲み物も紹介するので参考にしてください。

牛乳にはたんぱく質が豊富に含まれています。たんぱく質は臭いの成分と結びつくことでネギの臭いを抑える効果があります。牛乳には胃や腸の表面に膜を作って臭いが吸収されるのを抑える働きもあるので、食前に牛乳を飲んでおくのも良いでしょう。

緑茶に含まれるカテキンには、臭いの原因となる細菌の増加を抑える効果があります。また、ネギが出す臭い物質を抑制する効果もあるので、食前や食後だけでなく食中に飲むのもお勧めです。高濃度カテキンの緑茶はその成分が増えることから、さらなる消臭効果が期待できます。

コーヒーが持つ独特の味わいと香りにより、ネギの臭いを中和する作用があります。また、コーヒーにはポリフェノールの一つで、消臭効果があるタンニンが豊富に含まれています。タンニンに含まれる消臭成分が、ネギの臭い成分に作用することでネギ臭さを軽減することが出来ます。

野菜ジュースに含まれる酸性成分は、ネギの持つ臭い成分を中和します。その中でもトマト、ピーマン、ケールなどの野菜が含まれたものは酸性度が高いと言われています。ネギの臭いを消すために野菜ジュースを飲む際は、トマトが多く多く含まれるものを選ぶようにしましょう。

食べ物の中にもネギの臭いを抑えるものがあります。ここでは、その中でも4つ紹介しますので参考にしてください。食後すぐに食べたほうがよい食材もあるので、食べ忘れを防ぐためネギを食べる時に食卓に並べておくことをお勧めします。

りんごには臭いを抑えるリンゴポリフェノールが豊富に含まれています。リンゴポリフェノールはりんごの皮に豊富に含まれているので皮ごと食べるようにしましょう。体内に臭い成分が吸収されて全身に巡るのを抑えるためには、食後1時間以内に食べることがポイントです。

クエン酸には、口臭の原因となる細菌が増殖するのを抑制する酵素が含まれています。またクエン酸には唾液の分泌を促し、臭いの元となる成分が増えることを防ぐ効果もあります。クエン酸を含む食品は、空腹時に摂取すると胃に負担がかかるので食後に食べるようにしましょう。

牛乳から作られるヨーグルトやチーズなど、乳製品に含まれるたんぱく質にはねぎの臭いの元となっている成分に吸着して包み込み、臭いが広がるのを防ぐ働きがあります。乳製品に含まれている乳酸菌には唾液の分泌を促す作用もあるので、口内環境を整え口臭を予防してくれます。

パセリには、口臭や体臭を抑制するアピオールという成分が含まれているのが特徴です。その他にもパセリの香り成分であるピネンには臭いを消す効能はありませんが、その強い香りで他の臭いを紛らわすことが出来ます。もし、料理の付け合わせにパセリが出た際は残さず食べると良いでしょう。

口臭対策はしたのに、体からネギの臭いが消えなかったという経験はありませんか。それは、血液にネギの臭いの成分が取り込まれ、その臭いが汗や皮脂から排出されているためです。口臭対策以外にも、ネギの臭いに対する対処法はあるので参考にしてみてください。

ネギの臭いを消すには、体の中に取り込まれた臭い成分を排出することが必要になります。
入浴や適度な運動をして汗を流すことは、血液の流れや代謝を良くしネギの臭い成分が、汗として排出させるのを促す効果が期待できます。

水を飲む事で、胃腸内のネギの臭いを薄めることが出来ます。また、体内のネギの臭いの元を尿として排出させることにも繋がります。適切な対応をしない場合、食後1時間後から体臭が発生しますのでこまめに水分を取るようにしましょう。

ネギの臭いは、食べ物や飲み物だけでなく簡単な方法で防ぐ事が出来ます。臭いを消す方法がわかれば、気にすることなくネギを使った食事を楽しめます。ネギ料理を食べたりネギを切った後など、臭いが気になった時は提案した方法を参考にしてみてください。