一升餅はどっちの親が用意する?準備は誰?親を呼ばないのはNG?

一升餅はどっちの親が用意するか知っていますか?今回は、一升餅はどっちの親が用意するのかや、準備方法・やり方を紹介します。一升餅のお祝いを実際に行った人の体験談や、一升餅はどこで買えるのかも紹介するので参考にしてくださいね。

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目次

  1. 一升餅はどっちの親が用意する?
  2. 一升餅は元々は女親の両親が用意していた
  3. 一升餅は現在はどちらの親が用意しても問題ない
  4. また一升餅の風習には地域によって違いがある
  5. 一升餅を自分たちで用意するものOK
  6. 一升餅に親を呼ばないのもOK?
  7. 一升餅に親を呼ばずに自分たちだけでやるのもOK
  8. 一升餅の準備方法・やり方は?
  9. ①背負わせる場合
  10. ②踏む場合
  11. 一升餅はどこで買える?
  12. ①和菓子屋
  13. ②お米屋
  14. ③洋菓子店
  15. ④百貨店
  16. ⑤通販
  17. 一升餅以外のお祝いの食事は?
  18. ①一升パン
  19. ②1歳のお誕生日寿司
  20. ③ポテトケーキ
  21. ④ちらし寿司
  22. ⑤祝い鯛
  23. 一升餅はどっちどっちの親が用意するか知ろう

一升餅はどっちの親が用意する?

一升餅は、子供が1歳になったときに行うお祝いの行事で、生涯食べ物に困らないようになどの願いが込められています。一生分の餅を準備するのは大変ですが、どっちの親が用意するものなのでしょうか。ここでは、一升餅をどっちの親が準備するのかについて紹介します。

一升餅は元々は女親の両親が用意していた

一升餅は古くから行われてきた風習で、かつては女親の両親が準備するのが一般的でした。その理由は、結婚した夫婦の多くが夫の家族と同居していたため、一升餅のお祝い膳などを男親が準備して、女親は一升餅を持参する役割分担をしていたからです。

一升餅は現在はどちらの親が用意しても問題ない

一升餅のお祝いでは、古くは女親が一升餅を準備していましたが、現代ではどっちの親が準備しても問題ありません。そもそも、現代では結婚しても両親と同居することが少なくなり、必ず女親が一升餅を準備する役割分担もなくなったようです。家庭によってどっちの親が用意するか違うので、それぞれの事情に合わせて一升餅持を用意するのが一般的です。

また一升餅の風習には地域によって違いがある

一升餅は子供が1歳になったお祝いに行われる行事で、一生分のお餅を背負って歩かせるやり方が広まっていますが、地域によって少しずつ異なります。九州では背負わすのではなく座らせる場合もあるほか、一部の地域ではあんこ入りの一升餅を使うこともあります。西日本の一部では、草鞋を履いて一升餅を踏ませるなど、お祝いの方法は様々です。

下記に、ユニークな一緒餅のお祝いをした口コミも紹介するので、参考にしてください。

一升餅を自分たちで用意するものOK

一升餅のお祝いは、女親の両親が準備して、両家で祝うのが一般的でしたが、現代は自分たちだけで用意する人も増えています。実家が離れていたり、お互いに忙しかったりするなど、それぞれの事情によって無理をして両家を集めることも減っているようです。

どちらか一方の両親に負担をかけるのを避けるため、両家でお祝いをする場合でも一升餅は自分たちで用意するという夫婦もいます。一升餅はそもそも子供が1歳になったお祝いや、今後の人生の幸を願う行事なので、一升餅の用意はやりやすい形を選ぶ場合も多いです。

一升餅に親を呼ばないのもOK?

一升餅は1歳の誕生日のお祝いに両家で行うことも多い行事ですが、両親を呼ばずに行っても良いのでしょうか。ここでは、一升餅のお祝いに親を呼ばなくても良いのかについて紹介します。

一升餅に親を呼ばずに自分たちだけでやるのもOK

一升餅は子供の1歳の誕生日のお祝いに行うことが多く、どっちかの親が一升餅を準備する場合もありますが、用意からすべてを自分たちで行っても問題ありません。どっちの親に負担をかけるか決められない場合や、両親を呼ぶには遠い場合など、いろいろな事情から自分たちでお祝いを済ませる家庭も増えています。

一升餅の準備方法・やり方は?

一升餅のお祝いは地域によって異なりますが、一般的に背負わせる場合と踏ませる場合が広まっています。ここでは、一升餅のお祝いの用意ややり方について詳しく紹介します。これから一升餅のお祝いをする人は、参考にしてください。

①背負わせる場合

一升餅を背負わせる場合の、基本的なやり方は以下の通りです。

1.風呂敷を三角に降り、一升餅を置く
2.キャンディ包みのように両端をねじって袋状にする
3.子供を座らせて、風呂敷の端を肩にかけて前面で結ぶ
4.一升餅を背負ったまま、子供を立たせる


一升餅を背負わせる場合の多くは、お餅を風呂敷で包んで行います。子供の背中にお餅がしっかり密着するように背負わせるとずれにくいです。肩から掛けたり、斜めがけにしたりして、子供にお餅を背負わせてから立たせるようにしてください。立ったままお餅を背負わせようとすると不安定です。

なお、一升餅は背負って立った場合「自立する」という意味になり、立てなかった場合は「親と一緒にいる」という意味になるので立てなくても縁起が悪いわけではありません。さらに、もし転んでしまっても「厄落とし」としてみなされます。一升餅はどんな終わり方をしても縁起が良い意味になるので、安心してお祝いをしてみてください。

②踏む場合

一升餅を踏ませる場合の、基本的なやり方を以下に紹介します。

1.一升餅を置く
2.子供が一升餅の上に立つ、あるいは踏む

餅踏みは九州地方で多い祝い方で、素足のままや、草鞋を履かせ両足で踏ませる、祝い歌を歌いながら行うなど地域によって違いがあります。また、子供が一人でお餅を踏めなくても問題ありません。つかまり立ちをして一升餅を踏んでも、大人がしっかり支えたままでも良いとされています。

一升餅はどこで買える?

一升餅は1歳の誕生日のお祝いに行われる全国に広まっている行事で、どっちの親が準備しても問題ありませんが、一升餅はどこで買えるのでしょうか。ここでは、一升餅が買える場所や、実際に買ったことがある人の口コミなどを紹介します。

①和菓子屋

店舗でお餅をついている和菓子屋さんでは、一升餅の販売を行っている場合が多いです。一升餅は準備が必要になるので、事前に予約が必要なお店が大半です。身近な和菓子屋さんで一升餅の予約をしていないか確認してみてください。

②お米屋

もち米なども扱うお米屋さんも、一升餅が買える場合があります。お米屋さんも、事前に予約が必要な場合がほとんどなので、近くの米屋で予約をしていないか確認するのがおすすめです。

③洋菓子店

一部の洋菓子店でも、一升餅の販売を行っているケースがあります。基本的に洋菓子店では、お餅の販売がありませんが、一升餅は1歳の誕生日ケーキと一緒に購入したいという両親も多いことから注文を受けている店舗があるようです。有名な例を挙げると、北海道地域の一部店舗に限定されますが洋菓子店のシャトレーゼで一升餅が購入できます。

④百貨店

一部の百貨店では、一升餅の予約販売を行っています。特に、百貨店に入っている和菓子屋さんで注文できる場合が多いので、百貨店の和菓子コーナーで探してみるのもおすすめです。

⑤通販

出典: https://item.rakuten.co.jp/srr-cake/isyoumochi-n/?iasid=07rpp_10095___ei-lrfvvrw9-b1-54f949e2-afd2-490a-89cc-e2ea7fd3fcec

一升餅が買えるお店が近くにない時は、ネット通販もおすすめです。楽天市場などの大手通販サイトでは、一升餅の注文が可能で、自宅まで宅配してもらえるので便利です。一升餅を使った1歳の誕生日のお祝いセットなどもあり、手ごろな価格で購入できる場合も多いので探してみてください。

楽天市場│一升餅セット

一升餅以外のお祝いの食事は?

子供の1歳の誕生日を、一升餅以外の食べ物でお祝いするのもおすすめです。ここでは、一升餅以外の、1歳の誕生日に使えるおすすめのお祝いの食事やレシピを紹介するので参考にしてください。

①一升パン

出典: https://cookpad.com/recipe/6047534

近年は一升餅の代わりに、一升パンでお祝いする人も増えているようです。素朴な味わいのパンでお餅と同じように日持ちも良く、1歳の誕生日を洋風に祝いたい人にもおすすめです。

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②1歳のお誕生日寿司

出典: https://cookpad.com/recipe/6505985

お祝い膳で人気のお寿司を、1歳の誕生日用に作るレシピで、トマトや大根など、1歳でも食べられるネタで作っています。大人は普通のお寿司を用意し、子供用に野菜で作るお寿司を用意すれば、華やかな誕生日メニューが作れます。

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③ポテトケーキ

出典: https://cookpad.com/recipe/6003584

1歳の誕生日ケーキにおすすめのポテトケーキのレシピで、赤ちゃんでも食べられるジャガイモで作っています。ブロッコリーなどの野菜を使って人気のキャラクターをあしらっているので、子供も喜びます。

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④ちらし寿司

出典: https://cookpad.com/recipe/4965594

丹後地域の祝い膳で知られるバラ寿司のレシピで、1歳の誕生日のお祝いにもおすすめです。鯖や卵で作ったそぼろを使うレシピですが、お好みでエビや鯛などを使っても良く、子供が食べられるように卵だけで作るちらし寿司にアレンジしても良いメニューです。

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⑤祝い鯛

出典: https://cookpad.com/recipe/7420373

お祝い膳に欠かせない鯛の塩焼きを作るレシピで、一升餅が用意できなくても鯛があれば誕生日の特別なお祝いの献立になります。金串などを使って姿を作り、ひれに塩をまぶして見た目よく仕上げています。

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一升餅はどっちどっちの親が用意するか知ろう

一升餅は地域によって差はありますが、全国的に行われている子供の1歳をお祝いする行事です。一升餅をどっちの親が用意するかは、現代では特に決まっていません。自分たちだけで用意して実施する家庭も多く、それぞれの事情に合わせたお祝いになっているようです。紹介した口コミなども踏まえて、一升餅をどっちの親が用意するかの参考にしてください。

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