叙々苑と游玄亭の違いは?読み方は？値段・コースなど比較して紹介！

叙々苑は、全国に店舗を構える焼肉チェーン店です。叙々苑グループでは「叙々苑」と「游玄亭」、「叙々苑キッチン」の3つの店を展開していますが、叙々苑と游玄亭にはどのような違いがあるのでしょうか。ここでは、叙々苑と游玄亭の違いについて紹介します。

叙々苑は高級焼肉店で、游玄亭はさらに洗練された営業形態が特徴的な超高級店です。叙々苑は、吟味した最良の素材を使い、五感で満足できる真のおいしさをコンセプトとして営業しています。游玄亭は叙々苑グループの最高峰と言われており、吟味を重ねた上質な素材を使用して、味だけでなく盛り付けや皿にもこだわった料理を提供しています。

叙々苑の読み方はじょじょえんで、この言葉には茶道の儀式やお茶会などに使われる空間という意味もあります。叙々苑は、北海道から沖縄県にいたるまで、全国に60以上もの店舗を構えています。店舗は高級ビルの高層階に出店していることが多く、窓側のペア席では夜景を見ながら美味しい焼肉を味わうことが可能です。

叙々苑は、高級店でありながらもセレブだけでなく家族連れやカップル・団体客などの顧客も多いため、一般客でも入店しやすいお店です。

游玄亭の読み方は「ゆうげんてい」で、庭園や公園内にある小さな建物や、一人で静かに景観を楽しむための場所といった意味もあります。

游玄亭の店舗は、セレブや芸能人が多く来店する西麻布本館のほか、銀座並木通りや赤坂などの都内の一等地を中心に出店しているのが特徴です。また、都内のほかには大阪府や京都府・名古屋市などの大都市に店舗を構えています。テーブル席をはじめ、高座椅子がある和室の個室も設けられており、接待や祝い事の席などにも利用されています。

叙々苑と游玄亭には、具体的にどのような違いがあるのでしょうか。ここでは、叙々苑と游玄亭の違いを、ブランドやメニュー・価格帯などのジャンル別に紹介します。

叙々苑は、一般客からセレブまで幅広い顧客が焼肉を楽しめるブランドとして展開しているのに対して、游玄亭はセレブが通う高級ブランドに位置づけられています。スーパーなどでは、叙々苑のドレッシングが販売されており、一般客にも親しまれている存在です。游玄亭は店舗の外装や内装ともに高級感があり、個室も多く用意されています。

叙々苑では、名物の「壺漬カルビ焼」をはじめ「極上霜降りリブロース」などの上質な焼肉メニューが提供されています。そのほかには「叙々苑サラダ」などのサイドメニューや、リーズナブルな焼肉弁当もあります。游玄亭では「特選すだれ肩ロース焼」や、特選サーロイン焼・特選カルビ焼・上ヒレ焼が盛合せになった「厳選三点盛」などが人気です。

叙々苑のコースメニューには、3種類の焼肉懐石のほか、手ごろな価格の「叙々苑ミックスランチ」などのランチメニューが6種類あります。游玄亭には「シャトーブリアンコース」などの3種類の焼肉懐石のほか、「肩ロース焼ランチ」など4種類のランチメニューが用意されています。

（＊叙々苑のランチについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）

叙々苑と游玄亭のメニュー形態は似ていますが、全体的に游玄亭のほうが価格が高いのが特徴です。叙々苑での1人あたりの予算は10,000～15,000円ほどであるのに対して、游玄亭で同じくらいの量のメニューを注文すると、15,000～20,000円ほどかかる場合があります。

「特選カルビ」の値段を比較すると、叙々苑は4,950円であるのに対して游玄亭は6,000円です。コースメニューの焼肉懐石における価格には大きな差があり、叙々苑では6,500～11,000円、游玄亭では18,000～30,000円です。なお、この価格は店舗によって異なる場合があります。

（＊叙々苑の一人あたりの予算について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）

叙々苑と游玄亭にはドレスコードがないので、カジュアルな服装でも入店することができます。ただし、高級感の雰囲気が溢れた店にスニーカーやジーパンなどのラフな格好で来店すると、浮いてしまう可能性があります。スーツなどの正装を着ていく必要はありませんが、常識の範囲内で店の雰囲気に合う服装を選ぶとよいでしょう。

叙々苑の姉妹店に燦々亭（さんさんてい）というお店がありますが、叙々苑と游玄亭・燦々亭にはどのような違いがあるのでしょうか。ここでは、3つのお店の違いや燦々亭の特徴について紹介します。

燦々亭は、叙々苑よりもリーズナブルに焼肉が味わえるお店です。燦々亭、叙々苑、游玄亭の順にメニューの価格帯が上がります。また、燦々亭と游玄亭は店舗数が少ないのに対して、叙々苑はたくさんの店舗を構えているのが特徴です。

燦々亭では、上質な和牛肩ロースの赤身肉が味わえる「和牛すだれ炙り焼」を3,700円、「壺付けカルビ焼」を2,600円で提供しています。また「短冊タン塩焼」や「レバ焼」、「ホルモン焼」などは1,000円代で注文することが可能です。

コース料理は7,000～12,000円ほどと叙々苑と同じくらいの価格設定ですが、ランチメニューでは「和牛焼肉重ランチ」や「ハラミランチ」が約2,000円で楽しめます。

叙々苑と游玄亭はいずれも高級焼肉店ですが、ブランドやメニュー・価格帯などにおいて様々な違いがあります。また、叙々苑の姉妹店である燦々亭では、叙々苑よりもリーズナブルな価格で美味しい焼肉を味わうことができます。この記事を参考に、叙々苑と游玄亭の違いを知り、自分に合うお店で焼肉を楽しんでみてください。