山菜「みず」の保存方法は?冷凍できる?常温/冷蔵の日持ち期間も紹介!
山菜「みず」の保存方法を知っていますか?今回は、山菜「みず」の下処理・保存方法や日持ち期間を、〈冷凍・塩漬け〉などに分けて紹介します。保存した山菜「みず」の〈醤油漬け・炒め〉などの人気レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- 山菜「みず」の保存方法は?
- 山菜「みず」の保存方法・期間一覧
- 冷凍保存や干すのはおすすめしない
- 山菜「みず」の保存する前の下処理方法は?
- 山菜「みず」の【常温】での保存方法・日持ち期間は?
- 山菜「みず」の【常温】での保存方法
- 山菜「みず」は常温で1日程度日持ちする
- 山菜「みず」の【冷蔵】での保存方法・日持ち期間は?
- 山菜「みず」の【冷蔵】での保存方法
- 山菜「みず」は【冷蔵】で2~3日程度日持ちする
- 山菜「みず」の【塩漬け】での保存方法・日持ち期間は?
- 山菜「みず」の【塩漬け】での保存方法
- 山菜「みず」は【塩漬け】で1年程度日持ちする
- 保存した山菜「みず」の食べてはいけない状態は?
- 腐った山菜「みず」の特徴
- 保存した山菜「みず」の人気レシピを紹介!
- ①醤油漬け
- ②味噌炒め
- ③浅漬け
- 山菜「みず」の保存方法を知ろう
山菜「みず」の保存方法は?
「みず」とは、渓流沿いなどの水気の多い場所に自生している山菜の一種で、「ウワバミソウ」や「カタハ」などと呼ばれることもあります。山菜「みず」は、どのように保存するのでしょうか。山菜「みず」の保存方法と保存期間や、避けるべき保存方法について紹介します。
山菜「みず」の保存方法・期間一覧
山菜「みず」の保存方法別の日持ち期間は、以下の通りです。
・常温:1日
・冷蔵:2~3日
・塩漬け:1年
山菜「みず」は傷みやすいため、常温や冷蔵ではあまり日持ちしません。塩漬けにすると、長期間風味を保ちながらみずみずしい食感を維持することができます。各保存方法の詳しい手順は、後の見出しで紹介します。
冷凍保存や干すのはおすすめしない
山菜「みず」は、冷凍や干して保存するのには不向きです。冷凍すると1か月ほど日持ちしますが、特有の風味が落ちて葉もしなびやすくなるため、おすすめしません。どうしても冷凍保存したい時は、水分をしっかりふき取ってから密閉袋に入れて、冷凍庫に入れてください。冷凍した山菜「みず」は、自然解凍して水分をふき取ってから料理に使います。
山菜「みず」の保存する前の下処理方法は?
山菜「みず」を保存する前には、以下のような下処理が必要です。
1.葉を取り除く
2.茎の薄皮を取り除く
山菜「みず」の茎の表面には繊維があるので、葉がついていた方から根の方に向かって茎を折り、筋をはがすようにして薄皮を取り除きます。ただし、春に収穫した若いものは茎が柔らかいため、薄皮を取り除かなくても問題ありません。
山菜「みず」の【常温】での保存方法・日持ち期間は?
山菜「みず」をすぐに使い切る予定の場合は、常温で保存するのがおすすめです。ここでは、山菜「みず」の常温での保存方法や、日持ち期間について紹介します。
山菜「みず」の【常温】での保存方法
山菜「みず」の常温での保存方法は、以下の通りです。
1.新聞紙を濡らして、山菜「みず」を土付きのまま包む
2.新聞紙をポリ袋に入れて口を閉じる
3.直射日光が当たらない涼しい場所で保存する
山菜「みず」は水分が抜けて乾燥すると葉が枯れてしまうので、持ち帰ったら早めに濡らした新聞紙で包んで保存します。土がついている場合も、洗わずにそのまま保存してください。上記のほか、水を入れた容器に山菜「みず」を立てて入れ、ビニール袋で包んで保存する方法もあります。
山菜「みず」は常温で1日程度日持ちする
山菜「みず」は鮮度が落ちやすく傷みやすいため、適切に保存しても常温で1日程度しか日持ちしません。風味や食感を活かして美味しく食べるためにも、なるべく早く調理するのがおすすめです。
山菜「みず」の【冷蔵】での保存方法・日持ち期間は?
山菜「みず」は、常温に置くよりも冷蔵庫で保存したほうが日持ちを伸ばすことができます。ここでは、山菜「みず」の冷蔵保存方法の詳しい手順や、日持ち期間について紹介します。
山菜「みず」の【冷蔵】での保存方法
山菜「みず」の冷蔵での保存方法は、以下の通りです。
1.水で丁寧に洗う
2.2%の塩分濃度の湯で茹でる
3.ザルに上げて冷水に漬けて冷やす
4.水気をふき取り、食べやすい長さに切る
5.容器に入れて密閉して冷蔵庫に入れる
茹でて鮮やかな緑色に変色したらザルに上げて、色止めのために冷水に漬けます。下処理後はすぐに調理できますが、山菜「みず」が隠れる程度の冷水に漬けて1日冷蔵庫で冷やすと、さらにアクが抜けて色味が良くなります。保存する時は、蓋つきの密閉できる容器を使用してください。また、新聞紙に包みポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存する方法もあります。
山菜「みず」は【冷蔵】で2~3日程度日持ちする
山菜「みず」は、10度以下に設定した冷蔵庫で2~3日程度日持ちします。この日持ち期間は、塩茹でしたものも、生のまま野菜室で保存した場合も同じです。ただし、冷蔵庫のドアを何度も開閉すると日持ち期間内でも傷みやすくなるため、注意が必要です。
山菜「みず」の【塩漬け】での保存方法・日持ち期間は?
山菜「みず」は傷みやすい食材ですが、塩漬けにすると長期間保存することができます。ここでは、山菜「みず」の塩漬けでの保存方法と日持ち期間について詳しく紹介します。
山菜「みず」の【塩漬け】での保存方法
山菜「みず」の塩漬けでの保存方法は、以下を参考にしてください。
1.山菜「みず」を塩茹でして冷水に漬けた後、ザルに上げて水気を切る
2.蓋つきのプラスチック容器に塩を敷き詰める
3.塩の上に山菜「みず」を入れる
4.さらに塩を乗せ、塩・山菜「みず」の順番に繰り返し、最後は表面に塩を敷き詰める
5.重石を乗せて1日置く
6.翌日水が上がってきたら水を捨てて、しっかり水気を切る
7.保存容器に塩・山菜「みず」の順に交互に詰め、最後に塩を入れる
8.保存容器に蓋をして、冷蔵庫または冷暗所に置く
塩漬けに使用する塩の量は、山菜「みず」1kgに対して300gが目安です。水が上がってきたら水分を取り除き、塩を足すと長持ちします。塩漬けした山菜「みず」は、何度か水を取り替えながら冷水に漬けて、塩抜きしてから調理してください。
山菜「みず」は【塩漬け】で1年程度日持ちする
山菜「みず」は、塩漬けにすれば1年ほど保存することができます。塩漬けに使用する塩の量が多いほど、日持ち期間を延ばすことができます。塩漬けにした山菜「みず」は涼しい時期は冷暗所で常温保存することができますが、夏場など気温が高い季節は傷みやすくなるため、冷蔵庫で保存するのがおすすめです。
保存した山菜「みず」の食べてはいけない状態は?
山菜「みず」を適切な保存方法で保存していなかったり、不適切な環境に長期間置いたりしていると、腐敗の原因につながる場合があります。ここでは、山菜「みず」を食べてはいけない状態について、具体的に説明します。
腐った山菜「みず」の特徴
山菜「みず」は、腐ると以下のような状態になります。
・葉が変色する
・葉がしおれる
・葉が水っぽくなる
新鮮な山菜「みず」は鮮明な緑色をしていますが、傷むと緑色から黄色に変わり、さらに腐敗が進むと黄色から茶色へと変色します。また、鮮度が落ちて葉の水分が抜けると、枯れたり柔らかくなったりします。さらに、葉から水分が出て触るとぬめりを感じる場合も、腐っている証拠です。
保存した山菜「みず」の人気レシピを紹介!
山菜「みず」は、どのように調理すると美味しく食べられるのでしょうか。ここでは、保存した山菜「みず」を使った人気レシピを紹介します。
①醤油漬け
下茹でした山菜「みず」を、カツオとともに調味料に漬け込んで作るおかずのレシピです。具材を調味料に漬けたまま冷蔵庫に置くと、味が馴染んで美味しくなります。レモン味の調味料を使った爽やかな味わいで、夏の時期に最適な一品です。
②味噌炒め
淡白な味わいの山菜「みず」も、サラダ油で炒めてから味噌・砂糖・総合調味料で味付けすることで、ご飯に合うおかずになります。仕上げにすりごまを振りかけると、風味よく仕上がります。
③浅漬け
山菜「みず」で箸休めになるおかずを作りたい時は、浅漬けにするのがおすすめです。針生姜と塩昆布のみのシンプルな味付けですが、山菜「みず」の風味や食感が活かされた美味しい一品です。
山菜「みず」の保存方法を知ろう
「みず」は、みずみずしく歯ごたえのある食感が美味しい山菜です。山菜「みず」の保存方法は主に常温・冷蔵・塩漬けの3通りがあり、いずれも保存の仕方が異なります。この記事を参考に山菜「みず」の正しい保存方法を知っておき、美味しく日持ちさせましょう。