白菜の賞味期限は?常温・冷蔵・冷凍の保存法別に比較!腐敗の見分け方も紹介!
【野菜ソムリエ監修】白菜の賞味期限の目安を知っていますか?今回は、白菜の賞味期限を〈常温・冷蔵・冷凍〉など保存法別や〈丸ごと・カット〉別に比較し、腐って食べられない状態の見分け方とともに紹介します。新鮮な白菜の選び方や、白菜の賞味期限内に使い切るレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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白菜の賞味期限はどのくらい?
白菜は炒め物や鍋、サラダにしても美味しい野菜です。色々な調理法で楽しめるため、丸ごと1個購入したものの、他にも野菜があり白菜をなかなか料理出来ない方も多いのではないでしょうか。ここからは、そのような時に役立つ白菜の賞味期限や、日持ちさせるための保存方法について紹介します。
白菜丸ごとを保存する方法・賞味期限
白菜はコストパフォーマンスが良く、どんな料理にも合うので家庭でも使いやすい野菜ですが、1個あたり3㎏前後もあり野菜室を占領してしまいがちです。ここからは、保存に困ったときに試して欲しい方法や保存方法別の賞味期限について紹介します。
白菜丸ごとは常温保存がおすすめ
丸ごとの白菜は常温保存が可能です。常温保存する場合の保存のポイントは以下の通りです。
・賞味期限:3週間~1ヶ月
・新聞紙に包む
・日光の当たらない冷暗所で立てて保存する
野菜は収穫した時の形が保存に適しているため、白菜の場合は芯を下に向けて立てて保存します。室温が0~10℃の場合は常温保存が可能ですが、10℃以上になってしまう場合は冷蔵庫で保存するようにしましょう。また、白菜は収穫後も成長し続けるので、冷暗所で保管して成長を遅らせることで日持ちが長くなります。
白菜は水分が多く、むき出しのまま保存していると水分が蒸発して乾燥してしまうので、新聞紙に包んで保存するのがおすすめです。新聞紙には保湿・保湿効果があるので、長く日持ちさせることができるでしょう。
(*白菜の保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。
福光佳奈子
野菜ソムリエ
白菜は外側の葉から使うようにし、保存の際は水分を蒸発させないよう白菜全体をラップで包むことでも保存性は高まります。
白菜(カット済み)を保存する方法・賞味期限
丸ごと買ったものを半分だけ使用したり、もともとカットしてあるものを購入した場合の保存方法はどうなるのでしょうか?賞味期限も含めて説明していきます。
①冷蔵保存する方法・賞味期限
カット済みの白菜を冷蔵保存する方法のポイントや賞味期限は以下の通りです。
・賞味期限:4~5日
・芯に深い切込みを入れるか芯を丸ごと落とす
・キッチンペーパーで切り口を覆ってからラップで包む
・芯を下にして立てて保存する
カット済みの白菜は必ず冷蔵庫で保存し、4~5日前後で使い切りましょう。白菜は切り口から水分が蒸発するので、直接ラップで包むと表面に水滴が付着し、腐敗や変色が起きます。日持ちを良くするためには、キッチンペーパーで切り口全体を覆ってから、ラップで包むと良いでしょう。
また、芯に深い切込みを入れたり、芯を丸ごと落とすことも日持ちを長くすることに役立ちます。なお、カットしてある場合でも芯を下にして立てて保存するようにしましょう。
②生のまま冷凍保存する方法・賞味期限
生のままの白菜を冷凍保存する方法のポイントや賞味期限は以下の通りです。
・賞味期限:1ヶ月
・洗った白菜の水気をよく切る
・ざく切りにして金属トレイに並べて冷凍する
・凍った後はジップ付き袋で保存する
・料理する時は凍った状態で使用する
冷凍する際は洗ってからしっかり水気を切ることで、余分な水分による冷凍焼けを防げます。冷凍の際は白菜をざく切りにし、金属トレイに平らになるように並べて冷凍庫に入れると、急速冷凍できて栄養価も保つことができるでしょう。凍った白菜をチャック付き袋に入れる際は、空気を抜いた状態で保存するとより美味しさを保つことができます。
なお、使用する際は凍ったままの状態で、鍋やみそ汁などに入れましょう。自然解凍したものを使用する場合は、水分がでてしまうので絞った後に炒め物などに使用しましょう。
(*白菜の冷凍保存について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)